MENU
ローカルメディのサービスの詳細を見る ▶︎▶︎ こちらをタップ

【医学部受験】東北大生が教える「志望理由」の作り方とおすすめ医療系コンテンツ

こんにちは!

全国の医学部受験生をサポートするオンライン塾「ローカルメディ」でお送りしております、東北大学医学部医学科のゆうきと申します! 私は高校時代から医学部を目指して勉強を続け、現在はここ東北大学医学科にご縁をいただき、充実した医学生としての日々を送っています。本日はよろしくお願いいたします。

今日はこんなことを書きたいと思います。 医学部を受験するにあたって、誰もが一度は頭を抱える「面接や出願の際に提出する、志望理由書の書き方やエピソードの作り方」について。 そして、長く苦しい受験生活の中で、モチベーションを維持するために私が実際に活用していた「最高の息抜きになる、おすすめの医療系コンテンツ(読書や映画、ドラマなど)」についてです。

一般的に、受験界隈や予備校の進路指導などでは、「医学部を目指すからには、幼い頃にブラックジャックを読んで感銘を受けたとか、親が立派な開業医でその後を継ぎたいとか、そういったドラマチックで分かりやすいエピソードが絶対に必要だ」というような常識が語られがちです。 また、日々の受験勉強の息抜きに関しても、「テレビや漫画なんて見ている暇があったら、英単語の1つでも覚えるべきだ」とか「休憩中も常に医学の専門書を読んで意識を高めるべきだ」といった、非常にストイックで厳しいアドバイスがされることが多いように感じます。

しかし、私はそれらの考え方に対して、少しだけ疑問と新しい視点を持っています。 今日は、私の両親が文系の営業職であり、いわゆる「医者の家系」では全くないごく普通の家庭で育った私が、自分自身の身近な病気の体験や、高校時代の研修で出会った「研究医」という少し変わったキャリアモデルを通して、どのようにして自分だけのリアルな志望動機を作り上げていったのかをお話しします。 さらに後半では、医学部の面接官に気に入られるための小難しい専門書ではなく、純粋に受験の息抜きとして楽しみながら、結果的に医学部へのモチベーションを爆発的に高めてくれた『JIN-仁-』や『フラジャイル』といった素晴らしいエンターテインメント作品について、たっぷりと語っていきたいと考えています。

今、果てしなく高い医学部の壁を前にして、毎日机に向かっている中高生の皆さん。 そして、朝から晩まで予備校の重苦しい空気の自習室にこもり、「自分には面接で語れるような立派なエピソードが何もない」「勉強のやる気がどうしても出ない時、どうやって気持ちを切り替えればいいのか分からない」と、見えない未来への恐怖に不安を抱きながら浪人生活や再受験に挑んでいる社会人や浪人生の皆さん。

「願書に添付する志望理由書の白紙のマス目を見つめながら、他の受験生はもっと崇高な理念を持っているのではないかと比べてしまい、自分の書いた文章がとても薄っぺらく感じてペンが止まってしまう」

「親が医者ではないから、医学部の面接で突っ込まれた時に不利になるのではないかと、勝手にコンプレックスを抱いて萎縮してしまう」

「勉強の集中力が切れて、ちょっとだけテレビのドラマや漫画を見てしまった後で、全国のライバルたちは今も勉強しているのにと激しい自己嫌悪に陥り、内容が全く頭に入ってこない」

そんな風に思い悩んでしまうこと、ありますよね。そのお気持ち、私には痛いほどよく分かります。 私も受験生時代は、自分の平凡な生い立ちに悩み、机に向かえない自分の意志の弱さを責めながら、一人で葛藤していたごく普通の学生だったからです。

しかし、私が悩み抜いた末に医学科に合格できた道のりを振り返ってみると、決して「生まれながらにして医療ドラマの主人公のような劇的な過去を持っていたから」でも、「24時間365日、一切の娯楽を断ち切って勉強マシーンになっていたから」でもないという真実が見えてきます。 今日は、皆さんが心の中に抱えている「志望理由のコンプレックス」や「息抜きへの罪悪感」という深い不安に優しく寄り添いながら、明日からの勉強が少しでも前向きになるような、心がスッと軽くなるヒントを、私のリアルな経験を交えてお話しさせていただきます。

目次

志望理由の壁。親が医者じゃないと不利なのか

文系の家庭に育ったというコンプレックス

医学部を受験するにあたって、学力と同じくらい受験生の頭を悩ませるのが「なぜあなたは医師になりたいのですか」という、非常にシンプルでありながら奥深い問いに対する答えの準備だと思います。 面接や志望理由書において、この問いから逃げることは絶対にできません。

私が医学部を目指し始めた時、最初にぶつかったのがこの壁でした。 実は、私の親はどちらかというと文系の人間で、企業で営業のような職業をしていました。 親戚を見渡しても、いわゆる「医師の家系」というわけではありません。 周りの医学部志望の同級生たちが、「親が内科医で、その背中を見て育ったから」と堂々と語るのを聞いて、私は心のどこかで「自分には語るべき立派なルーツがない」という強いコンプレックスを感じていました。

「親が医者じゃないと、面接官に本気度を疑われるのではないか。」 「何か特別なボランティア活動や、ドラマチックな人命救助の経験がないと、志望理由として弱すぎるのではないか。」 そんな風に思い悩み、志望理由書の真っ白な紙を前にして、何時間もため息をついていた時期がありました。

アトピーと喘息。一番身近だった「理系の職業」

しかし、自分の過去をもう一度ゆっくりと、そして正直に振り返ってみた時、私には確かに「医療」というものに強く惹かれる原体験があったことに気がつきました。

私は小さい頃、決して体が丈夫な子供ではありませんでした。 重度のアトピー性皮膚炎に悩まされ、夜中に痒くて眠れない日々が続きました。 それに加えて、食物アレルギーや小児喘息も持っており、少しホコリを吸い込んだだけで息苦しくなり、夜間救急に駆け込むことも何度もありました。

その度に、地元の病院のお医者さんや看護師さんたちが、苦しんでいる私を助けてくれました。 痒みを抑える薬を処方してくれたり、発作を鎮める吸入器を使わせてくれたりするその存在は、幼い私にとって魔法使いのように頼もしく見えたものです。

高校に入り、文系か理系かを選択する時期がやってきました。 私は小さい頃から生き物が好きで、高校の授業でも生物などの理系科目が得意だったため、自然な流れで理系を選択しました。 そして、「理系の知識を使って、将来自分は何の仕事をしたいのか」と考えた時、私の頭の中に真っ先に浮かんだのが、幼い頃に私を苦しみから救ってくれたお医者さんの姿だったのです。

親が医者でなくても、私にとって医療は十分に身近なものでした。 他のどんな理系の職業(エンジニアや研究職など)よりも、私にとって一番イメージしやすく、親しみがあったのが「医師」という職業だったのです。 これこそが、私が医師を志した最初の、そして最も等身大の理由でした。

地元に帰って働くという現実的な選択肢

さらに、私は将来働く環境についても現実的に考えていました。 私の地元は長野県なのですが、将来はできれば地元である長野県に戻ってきて、地域の人たちのために働きたいという思いがありました。

医師という職業は、資格さえあれば全国どこでも必要とされます。 企業に就職すると、会社の辞令で全国を転勤しなければならないことも多いですが、医師であれば、地元に帰って働くという選択が非常にしやすいというメリットがあります。 「人の命を救うというかっこいい仕事でありながら、自分の働きたい場所を自由に選べるキャリアの広さがある。」 そんな現実的な魅力も、私が医学部を志望する大きな理由の一つになっていきました。

「なんだ、そんな普通な理由でいいのか」と思われたかもしれません。 しかし、嘘をついて背伸びをしたエピソードを作るよりも、こういった自分自身のリアルな過去の体験や、将来の現実的な希望を自分の言葉で語る方が、面接官には遥かに説得力を持って響くのだと私は信じています。

アメリカ研修での衝撃。「研究医」という未知のキャリア

スイッチが入った瞬間。イェール大学のOBとの出会い

「とはいえ」、幼い頃の病気の体験や、地元に帰って働きたいという理由だけでは、少し漠然としていて、「どうしても医学部に行きたい」という強烈なモチベーションとしては少し弱い部分がありました。 私の中で、「絶対に医者になるんだ」という本気のスイッチが入った決定的な瞬間があります。

それは、高校1年生の時に学校のプログラムで参加した、アメリカへの研修旅行での出来事でした。 この研修で、私たちは様々な場所を訪問したのですが、その中に、私の高校のOBの方のお話を伺うという機会がありました。

そのOBの方は、信州大学の医学部を卒業された後、なんとアメリカの超名門であるイェール大学に渡り、そこで小児のゲノム医療(遺伝子に関する最先端の医療)の分野に携わっているという、とてつもなく素晴らしい経歴を持った方でした。 私は、その先輩の口から語られるアメリカでの最先端の研究のお話に、完全に釘付けになってしまいました。

臨床医だけじゃない。ポスドクとして研究に没頭する生き方

当時の私は、お医者さんといえば、病院の診察室に座って、風邪を引いた患者さんを診察したり、手術室でメスを握ったりする「臨床医(いわゆる街のお医者さんや病院の先生)」のイメージしか持っていませんでした。

しかし、そのイェール大学で活躍されているOBの方は、医師免許を持ちながらも、患者さんを直接診察するのではなく、「ポスドク(博士研究員)」として、完全に研究の道に割り切って働いていらっしゃったのです。 未知の遺伝子の謎を解き明かし、将来の新しい治療法を見つけるために、世界中の天才たちと肩を並べて最先端のラボで実験を繰り返す日々。

「医者になっても、必ずしも病院で患者さんを診るだけが正解じゃないんだ。」 「医師免許という最強のパスポートを持って、世界を舞台に『研究』という未知の分野に飛び込んでいくキャリアがあるんだ。」

この事実は、私にとって雷に打たれたような衝撃でした。

新しいことにチャレンジできる自由度

私は元々、好奇心が旺盛で、誰もやっていないような新しいことにどんどんチャレンジしてみたいという性格でした。 だからこそ、臨床医として目の前の患者さんを救うことも素晴らしいけれど、基礎研究の道に進んで、まだ誰も知らない病気のメカニズムを解き明かす「研究医」という生き方に、強烈な憧れを抱くようになったのです。

このアメリカ研修での経験は、私の志望理由書を決定づける核となりました。 実際に、東北大学を含めたいくつかの大学の志望理由書には、このエピソードを前面に押し出して書きました。

「医師として臨床の現場に立つだけでなく、将来は研究にも深く携わりたい。」 「特に、国立大学は研究に力を入れているところが多いので、自分は貴学の素晴らしい研究環境に惹かれました。」

このように、ただ「医者になりたい」ではなく、「医者になって、さらにこういう研究分野にチャレンジしたい」と語ることで、他の受験生とは少し違う、独自の視点をアピールすることができたのです。 実際に、国立大学の面接官の先生方はご自身も研究者であることが多いため、この「研究医にも興味がある」というアピールは、非常に受けが良かったのではないかと振り返って感じています。

医師免許を取れば、街のクリニックを開業することもできるし、日本中のどんな地域でも就職に困ることはありません。 一方で、大学病院に残って臨床研究を続けることもできれば、私が出会ったOBの方のように、完全に基礎研究の世界に没頭することもできます。 理系の研究職としての面白さと、医師としての安定感。 この「いいとこ取り」ができるキャリアの広さこそが、私が最終的に医学部を強く志望した最大の理由なのです。 皆さんも、ぜひ「臨床医」という枠にとらわれず、もっと広い視野で医師のキャリアを想像してみてください。

息抜きへの罪悪感。医療ドラマが教えてくれたこと

勉強の合間のテレビは悪なのか

さて、志望理由のお話に続いて、ここからはもう一つの大きなテーマである「受験期の息抜き」についてお話ししたいと思います。

毎日何時間も机に向かい、難しい数学の数式や英単語と格闘していると、当然ながら脳は疲労し、集中力は限界を迎えます。 そんな時、皆さんはどのようにして息抜きをしていますか。 音楽を聴く、散歩をする、甘いものを食べるなど、色々な方法があると思います。

真面目な受験生の中には、「息抜きの時間すらも無駄にしたくないから、休憩中は医療関係の小難しい新書を読んだり、英語のニュースを聞いたりしている」という素晴らしい方もいるかもしれません。 しかし、私はそんなに立派な受験生ではありませんでした。 私は、勉強に疲れたら、リビングのソファに寝転がって、親と一緒に堂々とテレビのドラマを見ていました。

「受験生なのに、テレビのドラマなんか見ていていいのか。」 「そんな暇があったら、理科の公式の一つでも覚えるべきではないか。」 もしかしたら、そんな風に自分を責めてしまい、息抜きをすること自体に激しい罪悪感を感じている人もいるかもしれません。 実際、親や先生から「テレビなんか消して勉強しなさい」と怒られた経験がある人も多いはずです。

ラジエーションハウスと、親とのコミュニケーション

「そうは言っても」、私はこの「テレビドラマを見る」という息抜きを、決して悪いことだとは思いません。 特に、私の家庭は昔から親と一緒に夜のドラマを見るのが日課のような家庭でした。 受験期という精神的にピリピリしやすい時期に、親と同じテレビ画面を見て、「この後の展開どうなるんだろうね」「この俳優さんかっこいいよね」と他愛のない会話をすることは、私にとって何よりのストレス解消になっていたのです。

そして、私が学生時代によく見ていたのが、『ラジエーションハウス』という医療ドラマでした。 これは、病院の放射線科を舞台に、レントゲンやMRIの画像を撮影する「診療放射線技師」と、その画像を読み解いて病気を診断する「放射線科医」の活躍を描いた作品です。

当時の私は、まだ医学の専門知識なんて全くありませんでした。 しかし、ドラマの中で繰り広げられる緊迫した医療現場の様子や、見えない病気を見つけ出すかっこいい主人公たちの姿を見ていると、「自分も将来、こんな風に病院で働くんだ」という実感が湧いてきて、勉強へのモチベーションがみるみるうちに上がっていくのを感じました。

知識が繋がる喜び。医学生になってからの新たな発見

面白いことに、医療系ドラマというのは、無事に医学部に合格して医学生になってから見返すと、さらに面白さが倍増します。 大学の授業で解剖学や生理学、薬理学などを学び、様々な病気の名前や治療法を覚えた後に医療ドラマを見ると、「あ、この主人公が言っている専門用語、昨日の授業で習ったやつだ!」というように、フィクションの世界と自分の知識が見事に繋がる瞬間があるのです。

ドラマのセリフの意味が正確に理解できたり、時には「いやいや、実際の現場ではそんな処置はしないだろう」と冷静にツッコミを入れたりできるようになった時、自分が確実に医師という職業に近づいていることを実感できて、とても嬉しくなります。 だからこそ、医学部に入学してからも、息抜きとして医療ドラマを見続けている学生は周りにも非常に多いです。

先ほどもお話ししたように、私の親は医者ではありません。 そのため、医療の世界がどういうものなのか、医師が普段どのような働き方をしているのかを、家庭の中で日常的に知る機会はありませんでした。 研究室にお邪魔して本物の先生からお話を伺う機会もありましたが、それ以外の日常的な情報源として、医療ドラマや漫画は、私に医療のリアル(少し脚色されている部分もあるかもしれませんが)を教えてくれる、とても貴重な窓だったのです。

現役医学生がガチで選ぶ。モチベ爆上がり医療コンテンツ3選

フィクションの力を借りて、やる気を引き出す

ここからは、私が実際に影響を受け、皆さんの受験の息抜きとして心からお勧めしたい医療系の作品やコンテンツを、具体的に3つ紹介したいと思います。 どれも純粋なエンターテインメントとして面白く、それでいて医療の世界の奥深さを感じさせてくれる素晴らしい作品ばかりです。

「勉強に疲れて、どうしても机に向かえない。」 そんな日は、無理に単語帳を開くのではなく、思い切ってこれらの作品に触れてみてください。 きっと、見終わった後には「早く自分もこの世界に行きたい!」と、再び机に向かうエネルギーが湧いてくるはずです。

おすすめ①:時代を超えた医療の原点『JIN-仁-』

まず1つ目のおすすめ作品は、ドラマ化もされて社会現象になった名作『JIN-仁-』です。

これは、現代の優秀な脳外科医である主人公(南方仁)が、ある事件をきっかけに、幕末の江戸時代にタイムスリップしてしまうという物語です。 抗生物質もなければ、しっかりとした手術器具も、消毒液すらもない時代。 そんな不便極まりない環境の中で、主人公は現代の高度な医療技術と知識を武器に、コレラなどの恐ろしい感染症や、様々な怪我や病気から江戸の人々を救うために孤軍奮闘します。 坂本龍馬や勝海舟といった歴史上の偉人たちも登場し、歴史ドラマとしても非常に面白いです。

この作品の素晴らしいところは、現代では当たり前のように存在する「薬」や「医療器具」がいかにありがたいものか、そして、それらがない時代に、人間の知恵と熱意だけで病気に立ち向かっていく医師の執念が描かれている点です。 「目の前の命を救いたい」という医療の最も純粋な原点を見せてくれる作品であり、医療色が専門的すぎずマイルドなので、医学の知識が全くない高校生でも非常に見やすいと思います。 少し古い作品ですが、今でもNetflixなどの配信サイトで実写版のドラマを見ることができます。 医学部の同級生の中にも「JINを見て医者を目指した」という人がいるくらい、長く愛されている名作です。

おすすめ②:裏方のプロフェッショナル『フラジャイル』

2つ目のおすすめ作品は、『フラジャイル』という漫画です。 昔、長瀬智也さん主演でテレビドラマ化もされたので、知っている方もいるかもしれません。 私はこの作品が本当に大好きで、AmazonのKindleで全巻を自腹で購入して読んでいるほどです。

この作品の舞台は、外科や内科といった華やかな表舞台ではなく、「病理科」という非常にマニアックな部署です。 おそらく慶應義塾大学をモデルにしたと思われる大学病院の医局を舞台に、「病理医」と呼ばれる医師たちの活躍を描いています。

病理医というのは、医療関係者や医学生でないと、あまり耳にしない職業かもしれません。 彼らは、直接患者さんを診察したり、手術でメスを握ったりすることはありません。 その代わり、患者さんの体から採取された細胞や組織をプレパラート(ガラスの板)に載せ、それを顕微鏡でじっくりと覗き込んで、「これがガン細胞なのか、それともただの良性腫瘍なのか」という最終的な『確定診断』を下すという、極めて重要な役割を担っています。

外科医や内科医は、この病理医の診断結果をもとにして、患者さんの治療方針を決定します。 つまり、病理医は「医者のための医者」であり、絶対に誤診が許されない、医療の最後の砦なのです。

『フラジャイル』では、天才的で少し偏屈な病理医の主人公が、他の臨床医たちと激しく対立しながらも、患者の命を救うために100パーセントの正確な診断を追求していく姿が描かれています。 実際の学会のリアルな様子や、専門的な医学知識がかなり精密に描かれており、医学部生が読んでも非常に勉強になり、面白いと感じる作品です。 「医者にはこういう裏方の、最高にかっこいいスペシャリストの道もあるんだ」ということを知るために、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

おすすめ③:圧倒的な爽快感『ドクターX 〜外科医・大門未知子〜』

そして3つ目、最後にご紹介するのは、誰もが知っている超有名ドラマ『ドクターX 〜外科医・大門未知子〜』です。

米倉涼子さんが演じる、フリーランスの天才外科医・大門未知子が、「私、失敗しないので」という決め台詞とともに、大学病院のドロドロとした権力闘争や古い慣習をぶち壊し、次々と困難な手術を成功させていくという物語です。 最近では映画化もされたほどの人気シリーズですね。

私は、このドラマを第1話からすべて通してじっくり見ているというわけではありません。 勉強の合間や移動時間などに、YouTubeのショート動画などに切り抜かれて流れてくる手術のハイライトシーンなどを、サクッと見て楽しんでいます。

この作品の魅力は、なんといってもその「圧倒的な爽快感」です。 実際の医療現場があんなにドラマチックで、あんなに一人の天才の力だけで解決できるものなのかと言われれば、フィクションとしてのエンターテインメント要素が強いのは間違いありません。 しかし、そんな細かいことはどうでもよくなるくらい、自信満々で手術を成功させる大門未知子の姿はかっこよく、見ているだけでスカッとした気持ちになります。

「自分も将来、あんな風に自信を持って『失敗しない』と言い切れるくらいの、圧倒的な技術と知識を持った医者になりたい。」 そんな風に、単純明快なモチベーションを与えてくれるという点において、『ドクターX』は受験期の最高のカンフル剤になると思っています。

終わりに:あなただけの物語を見つけてください

今回は、私の両親が文系であるという背景から、アトピーなどの原体験、アメリカ研修での「研究医」というキャリアとの出会いを通した志望理由の作り方について。 そして、息抜きに最適な『JIN-仁-』『フラジャイル』『ドクターX』という3つの医療系コンテンツについて、たっぷりと語らせていただきました。

読者の皆さんが今抱いている「自分には立派な志望理由がないというコンプレックス」や「息抜きでテレビを見てしまった時の罪悪感」は、私がかつて自習室の机で、他の優秀なライバルたちと自分を比べながら感じていた焦りと全く同じものです。

今日お話ししたように、医学部の志望理由に、生まれ持った特別な血統や、作られたドラマチックなエピソードなんて必要ありません。 あなたが日常の中で感じた病気への恐怖、助けてもらった時の安心感、あるいは「ただ理系科目が好きだから」「地元で働きたいから」という等身大の理由。 そこに、自分自身の好奇心や「こんなキャリアを歩んでみたい」という少しの想像力を掛け合わせるだけで、面接官の心を打つ、あなただけの立派な物語が完成します。

そして、日々の厳しい勉強の中で、心が折れそうになった時は、決して無理をしないでください。 親と一緒にソファに座って医療ドラマを見る時間も、布団の中で医療漫画を読む時間も、決して無駄な時間ではありません。 それは、あなたが将来足を踏み入れる世界を覗き見するための、大切な「夢へのプレビュー」の時間なのです。

周りの大人たちが「テレビを消せ」と言っても、自分が本当にリフレッシュできて、モチベーションが上がるのであれば、堂々とエンターテインメントの力を借りてください。 そうやって心に栄養を与えながら、また翌日から新鮮な気持ちで机に向かえばいいのです。

長く苦しい受験生活、自分の書いた志望理由書に自信が持てなくなる日もあると思います。 しかし、あなたが今、過去の自分と向き合ってひねり出したその等身大の言葉も、医療ドラマを見て胸を熱くしたその感動も、必ず将来、患者さんに寄り添える優しくて強い医師になるための大切な土台に変わります。

どうか、自分自身のルーツに自信を持って、今日やるべき目の前の勉強に全力で向き合ってください。 あなたが納得のいく志望理由を胸に、春に笑顔で東北大学をはじめとする医学部の門をくぐれることを、仙台の地から心より応援しています。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。 一緒に頑張りましょう!ローカルメディでお待ちしております!

【終了間近】医学部受験を成功させる「3つの武器」を無料でプレゼント

最後までお読みいただきありがとうございました。
医学部受験は情報戦です。
ひとりで悩まず、正しい戦略と先輩の生の声を手に入れましょう。

現在、私たちが運営するオープンチャットに参加するだけ、
合格者が実際に使っていた「秘伝のデータ」を含む【豪華3大特典】を期間限定でプレゼント!

🎁参加者限定の3大特典

不安や疑問は、先に医学科へ進んだ先輩や同じ志を持つ仲間に相談できます。
今すぐ参加して、特典を受け取り、合格への最短ルートを走り出しましょう!

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

~宮崎発!白谷塾が届ける「未来の医師を育てる」塾~
地方医学科オンライン塾 ローカルメディ
◎対象:中学1年生〜高校3年生・浪人生・再受験生
地方の塾だから地方医学科に強い!
都会で地方医学科を志望しているが、先輩のつながりがなく情報がない生徒へ
地方で医学科向けの塾や予備校が近くにない生徒へ

ローカルメディのサービス内容はこちら
▼▼▼
https://online.shiratanijuku.com/line/open/9lF9qbjgG5a8?mtid=bC84cuJhlmJu

目次