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AI時代に医師は不要になる?医学部小論文の模範解答と究極のスマホ遮断術【現役医学科生の声】

こんにちは!

全国の医学部受験生をサポートするオンライン塾「ローカルメディ」で講師をしております、宮崎大学医学部医学科のあおいんと申します! 私は高校時代、現役での医学部受験に失敗してしまい、その後1年間の厳しい寮生活での浪人期間を経て、現在はここ宮崎大学医学科にご縁をいただき、充実した医学生としての日々を送っています。本日はよろしくお願いいたします。

今日はこんなことを書きたいと思います。 現代の受験生にとって最大の敵であり、最もコントロールが難しい「スマートフォンとのリアルな向き合い方」について。 そして、医学部の小論文や面接で頻繁に出題され、多くの受験生がどう答えるべきか迷ってしまう「AIによる医療診断の進化と、これからの医師の役割」についてです。

一般的に、受験界隈や学校の進路指導などでは、「スマートフォンは学習アプリなども入っていて便利だから、1日1時間までと自分で時間を決めて、強い意志を持って自己管理しなさい」というような常識が語られがちです。 また、小論文対策などでも「AIは人間の能力を超えていくから、将来的に医師の仕事の多くはAIに代替されてしまうかもしれない」というような、少し悲観的で極端なアドバイスや情報が飛び交うことがよくあるように感じます。

しかし、私はそれらの考え方に対して、少しだけ疑問と新しい視点を持っています。 今日は、私が現役時代に「勉強している風」を装いながらデジタル機器の誘惑に完全に負けてしまったという恥ずかしい失敗談や、そこから浪人時代にどのような「物理的なスマホ隔離術」を実践したのかというリアルな経験をお話しします。 さらに後半では、「AIが診断できるなら医者はいらないのではないか」という多くの人が抱く疑問に対して、医療現場における「責任」という観点から、医学部入試で面接官や採点者を納得させるための明確なスタンスについて、たっぷりと語っていきたいと考えています。

今、果てしなく高い医学部の壁を前にして、毎日机に向かっている中高生の皆さん。 そして、朝から晩まで予備校の重苦しい空気の自習室にこもり、「スマホを見てはいけないと分かっているのに、どうしても手が伸びてしまって自己嫌悪に陥っている」「小論文の過去問でAIの話題が出たけれど、自分なりの意見が全く思い浮かばずに焦っている」と、見えない未来への恐怖に不安を抱きながら浪人生活や再受験に挑んでいる社会人や浪人生の皆さん。

「よし、今から数学の過去問を解くぞと意気込んで机に向かったのに、ほんの少し気分転換のつもりで開いたYouTubeの関連動画を次々と見てしまい、気付けば外が暗くなっていて絶望する」

「模試の小論文で『医療におけるAIの活用についてあなたの考えを述べよ』という問題が出た時、AIの凄さを羅列するだけで終わってしまい、結局自分が医師としてどう関わっていくべきなのか、薄っぺらいことしか書けなかったと落ち込む」

そんな風に思い悩んでしまうこと、ありますよね。そのお気持ち、私には痛いほどよく分かります。 私も受験生時代は、手元にあるデジタル機器の魔力に何度も心を揺さぶられ、小論文の解答用紙を前にして自分の考えの浅さに何度もため息をついていた、ごく普通の学生だったからです。

しかし、私が悩み抜いた末に医学科に合格できた道のりを振り返ってみると、決して「最初から鋼のような精神力でスマホを一切見ずに悟りを開いていたから」でも、「生まれながらにして医療とAIに関する深い洞察力を持っていたから」でもないという真実が見えてきます。 今日は、皆さんが心の中に抱えている「やめられないスマホいじり」や「小論文や面接への不安」という深い悩みに優しく寄り添いながら、明日からの勉強が少しでも前向きになるような、心がスッと軽くなるヒントを、私のリアルな経験を交えてお話しさせていただきます。

目次

勉強している「風」を装っていた現役時代の後悔

デジタル機器の罠。気付けば1日が終わっている恐怖

医学部を目指すにあたって、英語の長文の読み方や、数学の難問の解き方といった具体的な勉強法を学ぶことはもちろん大切です。 しかし、私はあえて断言したいと思います。 現代の受験において最も難しく、そして最も合否を分ける要素は、「スマートフォンやタブレット端末とどのように関わっていくか」ということです。

私は元々、自分の意志の力には全く自信がないタイプの人間でした。 現役時代の私は、高校3年生の夏頃まで、自分専用のスマートフォンというものは持っていませんでした。 これだけ聞くと、「スマホを持っていなかったのなら、さぞかし勉強に集中できたのだろう」と思われるかもしれません。 しかし、現実は全く違いました。

スマートフォンこそ持っていなかったものの、私の手元にはiPadなどのタブレット端末や、インターネットに繋がる音楽プレイヤーのようなデジタル機器がありました。 そして私は、これらの機器の誘惑に完全に負けていたのです。 学校から家に帰ってくると、真っ先にタブレットを開きます。 「少しだけ今日のニュースを見よう」「勉強のモチベーションが上がる動画を1つだけ見よう」 そう言い訳をして画面をタップしたのが、全ての運の尽きでした。

関連動画を次から次へとスワイプし、気付けばゲームのアプリを開いて夢中になってしまいます。 「勉強しなければいけない、このままでは絶対に医学部に落ちてしまう。」 頭の中では、そんな危険信号がけたたましく鳴り響いていました。 しかし、指の動きを止めることがどうしてもできません。 気がつけば2時間、3時間と時間が経過し、休日などは本当に1日中画面を見続けて終わってしまうこともありました。

勉強アプリという便利な言い訳

そんな生活を送りながらも、私は心のどこかで「自分は医学部受験生なのだから勉強しているはずだ」と思いたかったのです。 そこで私が取った行動は、タブレットの中に英単語の暗記アプリや、学習用のタイマーアプリをたくさん入れることでした。

「僕はゲームをしているんじゃない。この後すぐに勉強アプリを開くための準備をしているんだ。」 「デジタル機器を使っているのは、効率よく勉強するためだ。」

そんな風に自分に言い訳をして、親が部屋に入ってきた時には、すかさずゲームの画面を切り替えて勉強アプリの画面を表示させ、「勉強している風」を装っていました。 しかし、そんな誤魔化しが長く続くはずがありません。 画面の向こう側の知識が、自分の頭の中に定着していないことは、自分自身が一番よく分かっていました。

結局、基礎の知識をしっかりと頭に定着させることができないまま、私はタイムオーバーを迎えました。 受験本番でも本来の思考力を発揮することができず、医学部の高い壁に跳ね返され、不合格という現実を突きつけられたのです。 「自分の意志の力でデジタル機器をコントロールする」という甘い考えが、私の現役時代を完全に破壊してしまいました。 これが、私の痛烈な失敗談です。

厳しい寮生活と、1日3時間の誘惑との戦い

物理的に距離を置くという究極の選択

現役での不合格を経験し、私は1年間の浪人生活を始めることになりました。 そして、現役時代の最大の反省点である「デジタル機器への依存」を断ち切るために、私はある大きな決断を下しました。 それは、スマートフォンの使用が厳しく制限されている、管理の行き届いた予備校の寮に入るということです。

私が選んだ寮は、本当に厳しいルールがありました。 寮の建物の中では、基本的にスマートフォンの使用が禁止されていたのです。 朝起きてから夜寝るまで、私の1日のスケジュールは分刻みで決まっていました。

朝の6時に起床し、まずは1時間、寮の自習室で朝の勉強をします。 そして7時頃に朝食を食べ、8時頃に寮を出発して予備校の校舎に向かいます。 実は、この寮を出発するタイミングで、預けていたスマートフォンを受け取ることができました。 しかし、予備校の校舎内も当然スマートフォンは使用禁止です。

お昼の12時頃に昼食を取り、夕方の16時頃には予備校での授業や拘束時間が終わります。 その後、夕食を食べて寮に戻り、夜の19時頃から再び寮での自由な自習時間になります。 しかし、その19時になる前には、必ずまた寮の管理人にスマートフォンを預けなければならないというルールでした。

1日3時間。それでも「触らない」と決めた理由

このスケジュールを冷静に計算してみてください。 私が物理的にスマートフォンを触ることができる時間は、朝の出発前のわずかな時間、昼休みの1時間、そして夕方予備校から寮に帰ってきて預けるまでの1時間。 合計しても、1日にせいぜい3時間程度しかありませんでした。

現役時代に1日中タブレットを触っていた私にとって、この環境の変化は最初は非常に苦しいものでした。 しかし、私はさらに自分自身を追い込む決意をしました。 「物理的に触れる3時間があったとしても、僕は平日は一切スマートフォンを触らない。」 そう心に決めたのです。

なぜなら、たとえ昼休みの10分間だけでもスマートフォンの娯楽に触れてしまえば、午後の授業中ずっと「あの動画の続きが気になる」「友達からの返信が来ているかもしれない」という雑念が頭の中を駆け巡り、集中力が完全に削がれてしまうことを、現役時代の失敗から痛いほど学んでいたからです。

だからこそ、私は平日はカバンの中からスマートフォンを取り出すことすらしませんでした。 土曜日や日曜日に関しても、親への必要不可欠な連絡や、大学の出願に関する重要な手続き以外では、一切画面を開きませんでした。 自分がどれほど意志の弱い人間かを自覚していたからこそ、完全にゼロにするという極端な方法しか、私には残されていなかったのです。

一般論への疑問。勉強道具としての割り切り

「とはいえ」、現代の受験生を取り巻く環境は、私の浪人時代よりもさらに進化しています。 「学習をサポートしてくれる素晴らしいアプリがたくさんあるのだから、スマホを完全に手放すのは非効率だ」という意見があることも十分に理解しています。 実際に、勉強時間の管理や単語の暗記において、スマートフォンは非常に強力な武器になります。

しかし、もしあなたが私と同じように「少しでも娯楽の要素があると、それに流されてしまう意志の弱さ」を持っているのなら、中途半端な付き合い方はやめるべきです。

もし勉強のためにスマートフォンをどうしても手元に置いておきたいのであれば、ゲームのアプリやSNSのアプリを全て削除してください。 YouTubeも、勉強に関係のないチャンネルは全て登録を解除してください。 スマートフォンを、「電話ができるだけの高機能な勉強専用の機械」へと物理的に改造してしまうのです。

自分をどのように律し、勉強に向かう姿勢をどう作り上げるか。 それが、医学部合格と不合格を分ける最大の境界線になります。 スマートフォンは勉強に向かうための道具として、それ以外の用途では絶対に使わないくらいの強い気持ちと、環境の整備を徹底してほしいと心から願っています。

小論文の頻出テーマ「AIによる医療診断」の正体

医学部入試で避けられない問い

さて、ここからはテーマを大きく変えて、医学部受験の後半戦で誰もが頭を悩ませる「小論文や面接の対策」についてお話ししたいと思います。

医学部の入試において、学力テストと同じくらい重要なのが、あなたが「医師としての適性を持っているか」を問われる小論文や面接です。 そして近年、この小論文や面接の場で非常に高い確率で出題されるトレンドのテーマがあります。 それが、「AI(人工知能)による医療診断」に関する話題です。

実際に過去問を調べてみると、山口大学や大阪大学をはじめとする多くの国公立大学、私立大学の医学部で、「AIが医療にもたらす影響についてあなたの考えを述べよ」といったテーマが出題されています。

このテーマを出された時、多くの受験生は焦ってしまいます。 「AIの技術的な仕組みなんて詳しく知らないし、どんな素晴らしいことができるのか、ありきたりなことしか書けない。」 そうやって、AIがどれだけ膨大なデータを瞬時に処理できるか、どれだけ画像診断の精度が高いかといった「AIの凄さ」ばかりを原稿用紙に埋め尽くしてしまいます。 しかし、面接官や採点者が本当に聞きたいのは、AIのスペックの説明ではありません。

看護師さんがいれば病院は回るのかという極端な疑問

このAIと医療のテーマを考える時、受験生の頭の中に必ず浮かぶ、ある強烈な疑問があります。 それは、「AIが人間の医師よりも正確に病気を診断できるようになれば、極論、医師の仕事は奪われて、いらなくなるのではないか?」という疑問です。

少し極端な想像をしてみてください。 患者さんが病院にやってきます。 待合室にある高性能なAI端末に自分の症状を入力し、採血のデータやレントゲン写真を読み込ませます。 すると、AIが瞬時に「あなたの病気はこれです。この薬を飲んでください」と完璧な診断結果と処方箋を出してくれます。 あとは、看護師さんがその患者さんの日常的なお世話をしたり、機械の操作をサポートしたりしてくれれば、それだけで病院という組織は回っていくように思えませんか。 診断を下すのがAIになり、患者に寄り添うのが看護師さんになるのなら、その間にいる医師の存在意義は一体どこにあるのでしょうか。

これは、医学部を目指す皆さんにとって、非常に恐ろしく、そして根源的な問いだと思います。 「自分が今必死に勉強して目指している職業は、10年後にはAIに代替されてしまう価値のないものなのではないか。」 そんな不安を抱くのも無理はありません。

しかし、安心してください。 医学部受験生として、そして未来の医療を担う者として、この問いに対する明確な答えがあります。 それは、「どれだけAIが進化しようとも、人間の医師は絶対に必要であり続ける」ということです。

責任の所在と、補助としてのAI活用

命に対する「責任」は誰が取るのか

では、なぜAIが完璧な診断を下せるようになったとしても、人間の医師が必要不可欠なのでしょうか。 その最大の理由は、医療という行為に必ず伴う「責任の所在」にあります。

医療というのは、常に不確実なものです。どんなに科学が進歩しても、人間の体は100%の確率で計算通りに動くわけではありません。 もし、先ほどの例のように、AIが患者さんを診断したとしましょう。 AIは過去の膨大なデータから、「99%の確率でただの風邪です」という診断を下し、風邪薬を処方しました。 患者さんはそれに従って薬を飲み、家に帰りました。 しかし数日後、その患者さんの容態が急変し、実は風邪ではなく、発見が極めて困難な「特殊な肺炎」であったことが判明し、取り返しのつかない事態になってしまったとします。

この時、患者さんやそのご家族は、誰に向かって怒り、誰に責任を求めるのでしょうか。 「AIが風邪だと言ったから、風邪だと思いました」という言い訳が通用するでしょうか。

AIはただのプログラムであり、機械です。 機械に対して「なぜ間違えたんだ、責任を取れ」と涙を流して訴えかけても、何の解決にもなりませんし、患者さんの心は絶対に救われません。 かといって、そのAIシステムを開発したIT企業に対して、医療ミスの責任を問うというのも、現実の法律や感情の面から考えて非常に難しい問題です。

つまり、医療という「人の命を直接預かる行為」においては、最終的な判断を下し、万が一の事態が起きた時に「私が全ての責任を負います」と前に出ることができる「生身の人間」が絶対に必要になるのです。 それこそが、医師という職業に与えられた最も重く、そして最も尊い役割なのです。

AIに使われるのではなく、AIを使うというスタンス

この「責任」という観点から考えると、小論文や面接で答えるべき明確なスタンスが見えてきます。 それは、「AIはあくまでも医療をサポートする『補助的』なツールであり、最終的な診断と責任は人間の医師が持つ」という考え方です。

面接官に対して、「AIは素晴らしいので、これからはAIに診断を任せる時代になります」と言ってしまえば、「君は医師としての責任を放棄するつもりなのか」と厳しい指摘を受けるでしょう。 そうではなく、「AIの膨大なデータ処理能力や画像認識技術は、医師の負担を減らし、見落としを防ぐための強力な補助ツールとして積極的に導入すべきです。しかし、患者さんの微妙な表情の変化や社会的背景を考慮し、最終的な治療方針を決定し、その結果に責任を持つのは私たち人間の医師でなければなりません。」と答えるのです。

あくまでも人間がAIを使う。 人間が中心にいて、AIはそれをサポートするための機械である。 AIに使われるんじゃなくて、人間がAIを使いこなす。

「というわけで」、この基本方針となるスタンスを絶対に忘れないようにしてください。 この軸さえしっかりと持っていれば、どんな角度からAIに関する質問をされても、医師としての覚悟を持った、説得力のある素晴らしい文章を書くことができるはずです。

一生続く勉強と、受験勉強の本当の意義

AIのミスを見抜くための膨大な知識

さて、AIを「補助的」なツールとして使いこなすためには、私たち人間の医師には何が求められるのでしょうか。 それは、AI以上の、あるいは少なくともAIの提示した診断結果を冷静に評価し、疑問を持てるだけの「膨大な医学的知識」です。

AIが「このレントゲン画像の影は、良性の腫瘍です」と答えを出したとします。 もし医師である自分が十分な知識を持っていなければ、「AIがそう言うなら間違いないだろう」と思考停止に陥り、AIの言いなりになってしまいます。 これでは、先ほどお話しした「AIに使われる状態」であり、医師が存在する意味がありません。

AIの出した診断に対して、「確かにデータ上はそう見えるが、この患者さんの最近の生活環境や、微熱が続いているという些細な症状を組み合わせると、別の悪性疾患の可能性も捨てきれないのではないか」と、自分自身の頭で疑い、検証する力が必要なのです。

そのためには、人間の体に関するあらゆる病気の知識、最新の論文のデータ、そして患者さんを取り巻く環境の把握など、途方もない量の知識を自分の中に蓄積していかなければなりません。 医師になると、一生勉強し続けなければならないと言われるのは、まさにこのためです。 常にアップデートされる医学の知識に食らいついていかなければ、患者さんの命を守る責任を果たすことはできないのです。

今の苦しい受験勉強は、未来の患者さんのため

医学部を目指す受験生の皆さんの中には、「将来医師になるのに、なぜこんなに細かい日本史の年号や、地理の気候区分、あるいは難解な古文の文法などを勉強しなければならないのだろう」と、受験勉強の意義を見失いそうになる人がいるかもしれません。 私も受験生時代、何度もそう思いました。

しかし、今なら分かります。 皆さんが今やっている受験勉強は、単に大学に入るための点数稼ぎではありません。 それは、「膨大で、時には自分にとって興味のないような知識であっても、逃げずに立ち向かい、自分の頭の中に正確にインプットして整理する」という、医師にとって最も重要な基礎体力を鍛えるための訓練なのです。

地理や歴史で学ぶ、多様な人々の生活や環境に関する知識も、将来患者さんの背景を理解するための大きな武器になるかもしれません。 今、目の前にある参考書から逃げずに勉強を続けることは、将来あなたが担当する患者さんの命を救うための、立派な第一歩になっているのです。

面接の武器になる「医療ニュース」のストック

最後になりますが、小論文や面接に向けての具体的なアドバイスを1つお伝えします。 AIに限らず、医療に関する話題が出た時に、自分の言葉で説得力を持って語るためには、日頃から「医療ニュース」に触れておくことが非常に効果的です。

とはいえ、受験生は毎日時間がなくて忙しいと思います。 新聞の隅から隅まで読む必要はありません。 1週間に1つか2つで構わないので、インターネットのニュースなどで見かけた医療に関する記事(例えば、新しい治療薬の開発、地域医療の医師不足、そしてもちろんAIの医療応用など)を読み、「自分ならどう考えるか」を5分だけ頭の中で考える癖をつけてみてください。

自分の中に「確実に話せる医療ネタのストック」がいくつかあるだけで、面接本番での精神的な余裕は全く違ってきます。 それは、他の受験生に大きな差をつける、あなただけの強力な武器になるはずです。

終わりに:自分の軸を持ち、最後まで戦い抜く

今回は、現役時代の私の失敗から学んだ「スマートフォンとの物理的な遮断」について。 そして、医学部入試で頻出する「AIと医療」というテーマに対して、医師の「責任」という観点から、どのようにスタンスを取り、どうやって小論文や面接を乗り切っていくべきかについて、たっぷりと語らせていただきました。

読者の皆さんが今抱いている「スマホの誘惑に勝てない自分への自己嫌悪」や「小論文で何を書いていいか分からないという焦り」は、私がかつて予備校の寮の狭い机で、自分の不甲斐なさにため息をつきながら毎日痛いほど感じていた感情と全く同じものです。

今日お話ししたように、デジタル機器の誘惑に意志の力だけで勝とうとするのはやめましょう。 それはあなたが弱いからではなく、人間として当たり前のことです。 恥ずかしがらずに、スマホを別の部屋に置いたり、娯楽アプリを全て消去したりして、物理的な環境を整えてください。 勉強に向かう姿勢を強制的に作り出すことこそが、最も賢く、確実な戦略です。

そして、小論文や面接でAIの話題が出ても、決して怯える必要はありません。 「AIは素晴らしい補助ツールだ。しかし、最終的な責任を持ち、患者さんに寄り添うのは私たち人間の医師だ。」 この誇り高い軸を胸に秘めて、堂々とあなたの意見を原稿用紙にぶつけてきてください。

長く苦しい受験生活、特に夏以降は模試の判定も厳しくなり、自分が本当に医学部に行けるのか、涙が出るほど不安になる夜もあると思います。 しかし、あなたが今、スマホの電源を切って参考書に向かったその決断も、小論文の過去問と格闘しながら医師としての責任について深く考えたその時間も、必ず将来、どんな困難な状況でも逃げずに患者さんを守り抜ける、優しくて強い医師になるための大切な土台に変わります。

どうか、自分自身の強い意志と戦略に自信を持って、今日やるべき目の前の勉強に全力で向き合ってください。 あなたが納得のいく結果を掴み取り、春に笑顔で医学部の門をくぐれることを、宮崎の地から心より応援しています。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。 一緒に頑張りましょう!ローカルメディでお待ちしております!

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この記事を書いた人

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