こんにちは!
川崎医科大学医学部医学科の、石井と申します!私は現役での受験と一浪の経験を経て、医学部医学科に合格しました。現役時代は基礎が全く固まっておらず、共通テストの点数も決して良くはありませんでした。しかし、浪人生活の中で徹底的に勉強法を見直し、共通テストの点数を現役時から100点から150点、科目によっては本当に劇的に伸ばして、無事に川崎医科大学にご縁をいただくことができました。
今日はこんなことを書きたいと思います。 一般的に「医学部に合格するためには、誰も解けないような難問集を何冊もこなし、過去問は最初から本番と同じようにきっちり時間を測って解かなければならない」と言われている常識に対する、私なりの疑問と新しい視点についてです。そして、現役時代に理科の基礎がボロボロだった私が、どのようにして「セミナー」や「重要問題集」といった基礎的な参考書を何周も泥臭く反復し、隙間時間を使って英単語を覚え、最終的に共通テストで大きく点数を伸ばしていったのかというリアルなストーリーをお話しします。さらに、過去問演習を始めるにあたってあえて「時間を測らない」という一見非常識なアプローチの真意や、英語の長文読解力を鍛えるための他大学の過去問の活用法についても、小見出しをつけながらたっぷりと語っていきたいと考えています。
今、川崎医科大学をはじめとする全国の医学部を目指して、毎日机に向かって分厚い参考書と格闘している中高生の皆さん。そして、限られた時間の中で「基礎をやっているけれど、周りが難しい問題集に進んでいて焦る」「過去問を解いても時間が全く足りずに絶望してしまう」と、見えない恐怖に不安を抱きながら浪人生活や再受験に挑んでいる社会人や浪人生の皆さん。
「本屋に行くと難しそうな問題集が輝いて見えてしまい、つい手を出してしまうけれど、解説を読んでも全く理解できずにそっと本を閉じてしまう」 「過去問演習で時間を測って解いてみるものの、焦りばかりが先行してしまい、本来なら解けるはずの基礎的な問題まで落としてしまう」 そんな風に思い悩んでしまうこと、ありますよね。そのお気持ち、私には痛いほどよく分かります。私も、受験生の頃は周りのライバルたちが難問を解いているのを見て焦り、自分の基礎の抜け具合に目を背けては模試の点数に打ちのめされていた、ごく普通の受験生だったからです。
しかし、私が一浪して共通テストの点数を劇的に伸ばし、川崎医科大学に合格できた道のりを振り返ってみると、決して「魔法のような特別な難問集に出会ったから」でも「最初から過去問をスラスラと時間内に解き切るスピードがあったから」でもないという真実が見えてきます。今日は、皆さんが心の中に抱えている「基礎ばかりやっていて本番に間に合うのだろうか」「難しい問題を解かないと医学部には受からないんじゃないか」という深い不安に優しく寄り添いながら、明日からの勉強が少しでも前向きになるような、そして心がスッと軽くなるようなヒントを、私のリアルな失敗談と成功体験を交えてお話しさせていただきます。
医学部受験の常識への疑問と、基礎を軽視した痛い失敗

難問が解ければ受かるという幻想
医学部を受験しようと決意した時、多くの受験生が最初に見上げる壁が「医学部という圧倒的な難易度」だと思います。 インターネットや予備校のパンフレットを見ると、合格体験記には「この超難問集を何周もしました」「過去問は10年分を完璧にしました」といった華々しい言葉が並んでいます。 そういった情報ばかりを目にしていると、「医学部に受かるような人は、基礎なんて最初から完璧にできていて、毎日難しい問題ばかりを解いているに違いない」という幻想を抱いてしまうものです。
そして、その幻想に囚われた受験生は、自分の現在の実力に見合わない分厚くて難しい問題集を買ってきて、1ページ目からウンウンと唸りながら時間を浪費してしまうことになります。 焦る気持ちはとてもよくわかります。周りが進んでいるように見えれば、自分も難しいことをやらなければ置いていかれるような気がしてしまうからです。
「とはいえ」、医学部受験において最も恐ろしい罠は、まさにこの「焦りからくる基礎の軽視」にあります。 私は現役時代、まさにこの罠にどっぷりとハマっていました。
基礎が抜けていた現役時代の絶望
私は現役の時、特に物理と化学の基礎が全くと言っていいほどできていませんでした。 教科書レベルの公式の成り立ちや、基本的な現象の理解があやふやなまま、なんとなく問題集の解説を読んで「わかった気」になっていたのです。
その結果は、残酷なまでに模試の点数や共通テストの本番の点数に表れました。 基礎がグラグラな状態の上に、いくら応用問題という立派な家を建てようとしても、少し切り口を変えられたり、複数の知識を組み合わせるような問題が出たりすると、あっさりと崩れ去ってしまいます。 「なぜこの公式を使うのか」という根本的な部分が理解できていなかったため、初見の問題には全く手も足も出ないという状態に陥ってしまっていたのです。
この現役時代の痛い失敗から、私は一つの明確な結論にたどり着きました。 医学部受験には、捨てられるような重要でない科目は一つも存在しません。どれもが合否を左右する重要な科目です。だからこそ、どの科目も「基礎からしっかりと行っていなければ、絶対にその先の応用につなげることはできない」という絶対的な真理です。 浪人生活を始めるにあたって、私は「どんなに時間がかかってもいいから、焦らず自分のペースで徹底的に基礎を固め直そう」と固く決意しました。
英語の極意。アップグレード8周と隙間時間の魔法

文法という最強の土台作り
それでは、具体的に私が各科目でどのような基礎固めを行っていったのかをお話ししていきます。まずは「英語」についてです。
多くの医学部受験生は、英語の勉強というとすぐに「長文読解」に目がいきがちです。 「毎日長文を1題読まなければならない」「速読のトレーニングをしなければならない」と、長文にばかり時間を割いている人をよく見かけます。
しかし、私は現役の時に「英文法」が全くできていないという自覚がありました。 文法がわかっていなければ、一文一文の正確な構造を把握することはできません。構造が把握できなければ、当然ながら長文の正確な意味を読み取ることもできないのです。 そこで私は、浪人してからは長文に焦って飛びつくのではなく、まずは文法の基礎を徹底的に叩き直すことにしました。
私が使っていたのは『アップグレード(Upgrade)』という、標準的な文法・語法問題集です。 これを、ただ1周や2周するだけでなく、なんと「8周」ほど繰り返しました。 8周もすると、問題を見た瞬間に答えの選択肢が光って見えるようになります。そして、なぜそれが正解なのか、なぜ他の選択肢が間違っているのかを、自分の言葉で説明できるようになるレベルまで文法を染み込ませていきました。
この文法の徹底的な土台作りが、川崎医科大学の入試本番で大きな力を発揮してくれました。 川崎医科大学の英語は第1問が文法問題なのですが、私はこのアップグレードのやり込みのおかげで、本番でも8割くらいの点数を確実に取ることができたのです。文法でしっかりと点数を稼げたことが、精神的な余裕にもつながりました。
信号待ちのターゲット1900
文法と並んで英語の基礎となるのが「英単語」です。 私は長文を読む力自体はそこまで致命的ではないと感じていたのですが、語彙力が周りの同じ偏差値帯のライバルたちと比べて圧倒的に不足しているという危機感がありました。
そこで私は、『ターゲット1900』という単語帳をボロボロになるまで使い込みました。 しかし、机に向かってじっと単語帳を眺めるような時間はもったいないと考えました。机に向かっている時間は、数学や理科の演習に充てたかったからです。
そこで私が実践したのが、「徹底的な隙間時間の活用」でした。 ご飯を食べている時、お箸を持たない方の手には常にターゲット1900が開かれていました。予備校への登下校の時間、歩きながらも単語をつぶやき、信号待ちで立ち止まっている数十秒の間にも、必ず単語帳に目を通していました。 「こんな短い時間で覚えられるのだろうか」と思うかもしれませんが、この毎日の小さな積み重ねは、チリも積もれば山となります。
隙間時間を使って、私はターゲット1900を最後の単語まで全てやり切りました。 1900語の語彙力がしっかりと頭に入っていれば、医学部の二次試験の長文であっても、知らない単語でつまずくことは激減します。単語の推測に無駄な脳のエネルギーを使うことなく、純粋に文章の論理展開を追うことに集中できるようになるのです。単語力さえあれば、あとは長文読解力が伴っていれば十分に読めるようになります。
他大学の過去問を使った目的別の長文演習
文法と単語という強力な武器を手に入れた後、私はようやく本格的な長文対策に入りました。 私が通っていた北九州予備校では、共通テストの前から徐々に私立大学の対策をしてくれるようなカリキュラムが組まれていました。 その中で、私は川崎医科大学の過去問だけでなく、福岡大学や久留米大学など、他の様々な私立医学部の過去問も積極的に解いていきました。
「志望校が決まっているなら、その大学の過去問だけを解けばいいのではないか」と考える人もいるでしょう。 しかし、私は他大学の過去問を解くことには、大きな意味があると考えていました。 医療系の大学の過去問を解くことで、医療系のテーマを扱った長文や、特有の専門単語に触れる機会が増え、自然とそういった分野に強くなることができるからです。
さらに、大学ごとに問題の傾向は異なります。 例えば、福岡大学の英語は、本文の内容自体は比較的簡単で読みやすいのですが、「間違っている選択肢を切って、正確な解答を選ぶ」という作業が非常に難しく作られています。 私はこの特徴を逆手にとり、「今日は選択肢を正確に切る力を伸ばすために、あえて福岡大学の過去問を解こう」というように、自分の伸ばしたい能力に合わせて他大学の過去問を利用していました。
「この大学はこういう傾向があるから、今の自分にはこの対策が必要だ。」 このように、傾向をしっかりと頭に入れた状態で、目的意識を持って過去問演習に取り組むことができるようになれば、あなたの学力は飛躍的に伸びていくはずです。
数学の青チャートつまみ食いと、理科の「セミナー」徹底活用
青チャートは全部やらなくていい
次に、「数学」の勉強法についてお話しします。 数学に関しては、基本的に北九州予備校のテキストを信じて、それを中心に進めていきました。予備校のテキストは非常によく練られており、それだけでも十分な力がつくように作られていたからです。
しかし、テキストを進めていく中で、どうしても「ここは自分が弱いな」「この分野は理解が浅いな」と感じる部分が出てきます。 そういった弱点を見つけた時に、私が頼りにしていたのが『青チャート』です。
青チャートといえば、ものすごく分厚くて、全ての問題を解こうとしたら途方もない時間がかかることで有名です。 「青チャートは最初から最後まで何周もやらなければならない」と強迫観念に駆られている受験生も多いですが、私はそんな使い方はしませんでした。
私は、青チャートを「辞書」や「弱点補強ツール」として割り切って使っていました。 全てをやり切るのではなく、自分が特に苦手としている分野のページだけを開きます。そして、まずは上の段にある「例題」や「練習問題」を解いてみます。 もしそれで完璧に解ければ、その分野はクリアとして次に進みます。しかし、もしそこでつまずいてしまったら、さらにその下にある少し難易度の下がった類題や練習問題を解いて、段階的に理解を深めていくという使い方をしていました。
過去問を解いてみて弱いと感じた分野や、医学部でよく出題される頻出分野を中心に、青チャートを「つまみ食い」していくのです。 分厚い参考書に圧倒されることなく、自分の必要なところだけを効率よく吸収していく。これが、数学の勉強において時間を無駄にしないための賢い戦略だと思います。
夏までにセミナーの解法を網羅する
そして、私が一浪の期間で最も成績を伸ばしたのが「物理」と「化学」の理科2科目です。 現役時代に基礎ができていなかった反省を踏まえ、私は浪人がスタートした春から「夏が終わる頃まで」の長い期間を、完全に基礎固めに全振りしました。
使った参考書は、学校で配られるような非常にオーソドックスな『セミナー物理』と『セミナー化学』です。 これらの参考書は、基礎から標準的な問題が網羅されていますが、その分だけ問題数がとてつもなく多いという特徴があります。 「こんなに簡単な問題ばかりやっていて大丈夫なのだろうか」と不安になる時期もありましたが、私は決してブレることはありませんでした。
夏が終わる頃までに、私はこのセミナー物理とセミナー化学をがっつりとやり込みました。 目標はただ一つ、「どのページの問題を出されても、解法が頭に浮かばないものがない状態にする」ということです。 答えを丸暗記するのではなく、「なぜこの式を立てるのか」「どのような現象が起きているのか」を、人に説明できるレベルまで深く理解することに努めました。
友達と先生を頼る勇気
分厚いセミナーを進めていると、当然ですが、解説を読んでも全く理解できない問題にぶつかることがあります。 一人で机に向かって1時間も2時間も同じ問題で悩み続けるのは、本当に苦しいものです。
そんな時、私は絶対に一人で抱え込まないようにしていました。 周りにいる予備校の友達や、信頼できる先生のところに積極的に質問に行き、「ここの考え方がどうしてもわからないんだけど、どうやって解いた?」と聞くようにしていたのです。
他人の頭を借りて、自分のわからないところを噛み砕き、咀嚼して教えてもらう。そして、それを自分なりにノートにまとめ直し、しっかりと理解して自分のものにしていく。 この「人に聞く勇気」と「対話を通じた理解」があったからこそ、膨大な問題数のセミナーを挫折することなく最後までやり遂げることができたのだと思います。
夏が終わってセミナーが仕上がった段階で、私の理科の点数はすでに大きく伸びていました。 共通テスト形式の問題でも、140点から145点くらいは安定して取れるようになっていたのです。 基礎を固めるだけで、ここまで点数が伸びる。この成功体験は、私に大きな自信を与えてくれました。
秋からの重要問題集と、反復練習の真髄

必修問題から逃げない
夏までにセミナーで盤石な基礎を築き上げた後、秋ぐらいからはいよいよ応用問題へとステップアップしていきました。 ここで私が選んだのは、医学部受験生にはおなじみの『実戦化学重要問題集』と『物理重要問題集』です。
これらの問題集は、全国の大学入試の過去問から良問が厳選されており、難易度も非常に高く、やりごたえのある重たい参考書です。 いきなりこの問題集から始めていたら、私は間違いなく途中で挫折していたでしょう。しかし、セミナーで基礎を完成させていた私にとっては、自分の力がどこまで通用するのかを試すための最高の腕試しの場となっていました。
重要問題集を取り組むにあたって、私は自分なりの明確なルールを決めていました。 この問題集には、問題ごとに「A問題(必修問題)」や「B問題(プラスアルファの応用問題)」といったランク付けがされています。 多くの受験生は、簡単なA問題を適当に流して、すぐに難しいB問題に挑戦したがります。
しかし、私は「まずは必修であるA問題を完璧にすること」を最優先にしました。 A問題を解き、もし間違えてしまったら、解説を読んで理解した後に、もう1回、必ず同じ必修問題に戻って解き直すのです。 「間違えたらもう1回必修に戻って、もう1回解く。」 この泥臭い反復練習を、私は何度も何度も繰り返しました。 そして、A問題が完璧に仕上がって時間的な余裕がある場合にのみ、プラスアルファのB問題に手を出すというやり方を徹底したのです。
セミナーに5周戻るというプライドの捨て方
重要問題集を進めていく中で、私がもう一つ大切にしていたことがあります。 それは、「少しでも基礎が抜けている、忘れていると感じたら、ためらうことなくセミナーに戻る」ということです。
難しい重要問題集をやっている最中に、簡単なセミナーに戻るというのは、受験生にとって少しプライドが傷つく行為かもしれません。 「せっかく上のレベルに進んだのに、また戻るなんて時間の無駄ではないか」と思ってしまうからです。
「というわけで」、私はそのつまらないプライドを完全に捨て去りました。 重要問題集を解いていて「あれ、この公式なんだっけ」「この反応の条件ってどうだったっけ」と少しでも不安を感じたら、すぐにセミナーの該当ページを開き、基礎事項を確認し直しました。 この「行きつ戻りつ」の作業を繰り返した結果、気づけば重要問題集をこなしている期間中だけでも、セミナーをさらに5周から6周も繰り返していたことになります。
重要問題集自体は、一つの問題にかかる時間が重いため、大体2ヶ月くらいかけて10月の終わり頃に1周目を終わらせました。最終的には2周から3周ほどしたと思います。 しかし、その間にセミナーに何度も戻って基礎を確認し続けたことで、私の理科の力は揺るぎないものになっていました。 重要問題集のレベルまでをしっかりと仕上げ、セミナーという強固な基礎の裏付けを持っていれば、国公立大学であっても私立大学であっても、大抵の問題で7割から8割の点数は確実に取れるようになります。 焦らずに基礎と応用を反復し続けること。それが、理科で高得点を叩き出すための最も確実な道なのです。
過去問は「時間を測らない」ことから始める
焦って時間を測るというよくあるアドバイス
いよいよ入試が近づいてくると、本格的な過去問演習の時期に突入します。 学校の先生や予備校のチューターからは、必ずと言っていいほどこう言われるはずです。 「過去問は、本番と同じようにきっちりと時間を測って、緊張感を持って解きなさい。」
もちろん、最終的には時間内に解き切るスピードが必要になります。そのアドバイスは決して間違ってはいません。 しかし、過去問を解き始めたばかりの最初の頃からいきなり時間を測ってしまうと、非常に大きな弊害が生まれると私は考えています。
初めて解く大学の過去問は、問題の分量も難易度も未知数です。 その状態で時間を測ってしまうと、「あと何分しかない」という焦りばかりが先行してしまい、パニックになって頭が真っ白になり、本来の実力が全く出せずに終わってしまうことがほとんどです。 そして、「時間が全然足りない。自分にはこの大学は無理だ」と、勝手に絶望して自信を喪失してしまうのです。
傾向を知るための時間無制限アタック
だからこそ、私はあえて最初のうちは「時間制限を全く設けない」という方法で過去問演習に取り組んでいました。 時間を気にせず、じっくりと問題に向き合います。
目的は、点数を取ることではありません。 「この大学は、一体どんな難易度の問題を出してくるのか。」 「英語の長文はどれくらいの長さなのか。数学は計算が重いのか、それとも発想力が必要なのか。」 そういった、大学ごとの「傾向」を肌で感じ、自分の現在地との距離を正確に把握することが最大の目的なのです。
時間を無制限にして解いてみると、いろんなことが見えてきます。 時間をかければ解ける問題なのか、それとも時間をかけても全く手が出ない問題なのかがはっきりと分かれます。 もし時間をかけても解けなかった場合、私はすぐに解答と解説を読み込みました。
間違えた理由を分類する分析力
解説を読んだ後、私は自分が間違えた理由を厳しく分析しました。 「解説を見たら理解できたし、解放も知っていたのに、本番のプレッシャーや考え方のプロセスで出てこなかったのか。」 それとも、「そもそも解説に書かれている公式や知識を全く知らなかったのか。」
もし前者であれば、それは演習量が足りていない証拠です。似たような問題をもっと解いて、解法の引き出しをスムーズに開けるようにするトレーニングが必要です。 もし後者であれば、それは知識の抜け落ちです。全く知らない知識が出たのであれば、それが自分の持っている青チャートやセミナーなどの参考書に載っているのかどうかを探しに行きます。もし載っていれば、そのページに付箋を貼って復習し直す。載っていなければ、それは誰も解けないような捨て問題だと割り切る。
このように、間違えた理由によって、その後の勉強の仕方は全く変わってきます。 最初は時間に間に合わなくても全く気にする必要はありません。 こうして自分の弱点を分析し、一つ一つの大学の傾向を掴んでいく。そして何度も何度も過去問という「場数」を踏んでいくうちに、解くスピードは後から自然とついてきます。 「基礎固めで時間がなくて、過去問演習の時間が取れない」と焦る気持ちはわかりますが、直前期には必ずこの過去問演習の時間をしっかりと確保して、場数を踏んでほしいと思います。インプットだけでは気づけない自分の弱点が、演習を通して初めて浮き彫りになるからです。
終わりに:捨て科目のない医学部受験を乗り切るために
今回は、基礎を軽視した現役時代の失敗から、アップグレード8周や隙間時間のターゲット、そしてセミナーと重要問題集の徹底的な反復練習、時間を測らない過去問演習まで、私が共通テストで大きく点数を伸ばしたリアルな勉強法についてたっぷりと語らせていただきました。
読者の皆さんが今抱いている「周りが難しい問題集をやっているから焦る」「過去問が時間内に解けなくて絶望している」という気持ちは、私が現役時代から浪人時代にかけてずっと感じていた不安と全く同じです。
しかし、今日お話ししたように、医学部受験に魔法のような近道はありません。 他の学部であれば、自分の苦手な科目を捨てて、得意科目だけで逃げ切るといった戦略が取れるかもしれません。 しかし、医学部は違います。全ての科目が重要であり、どの科目も高いレベルで揃えなければ合格のラインには届きません。 だからこそ、「焦って応用問題に飛びつく」という誘惑を断ち切り、自分のペースで、泥臭く基礎を固め続ける勇気を持ってください。
間違えたらもう一度必修問題に戻る。忘れたらセミナーに戻る。 この地道な反復こそが、本番の極限のプレッシャーの中でも絶対に崩れない「最強の土台」を作ってくれます。 どうか、今日から焦って新しい問題集を買うのをやめて、今あなたの手元にある基礎的な参考書をもう一度開き直してみてください。その一歩が、あなたを医学部合格という夢へと確実に近づけてくれるはずです。
「というわけで」、最後になりますが、現在、私がインタビューを受けている動画の配信元である「地方医学部オンライン塾 ローカルメディ(白谷塾発)」から、医学科合格を目指す受験生の皆さんへ大切なお知らせがあります。
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