こんにちは!
全国の医学部受験生をサポートするオンライン塾「ローカルメディ」でお送りしております、福井大学医学部医学科のKと申します! 私は中学時代にスマートフォンやタブレットの誘惑に完全に負けてしまい、悔しい思いをした経験があります。その後、自分なりの工夫を重ねて勉強習慣を確立し、現在はここ福井大学医学科にご縁をいただき、充実した医学生としての日々を送っています。本日はよろしくお願いいたします。
今日はこんなことを書きたいと思います。 受験生の皆さんから非常に多くの相談が寄せられる「ついついスマートフォンを触りすぎて、時間が溶けてしまう問題との向き合い方」について。 そして、勉強と同じくらい合格に直結する「日々の学習や体調管理を、便利なスマートフォンアプリを使ってどのように最適化していくか」というテーマについてです。
一般的に、受験界隈では「スマートフォンは完全に解約して、ガラケーに変えるべきだ」とか、逆に「5分だけタイマーをかけて、適度な息抜きとしてSNSを見るのが現代の効率的なリフレッシュ法だ」というようなアドバイスがされることが多いように感じます。 また、体調管理に関しても「気合いと根性で乗り切ればいい」「若いのだから少しくらい睡眠を削っても大丈夫だ」といった精神論が語られがちです。
しかし、私はそれらの考え方に対して、少しだけ疑問と新しい視点を持っています。 今日は、私が中学時代にInstagramの沼にハマって受験勉強が崩壊したという少し恥ずかしい失敗談や、そこから高校時代にどのような極端な決断をしたのかというリアルな経験をお話しします。 さらに後半では、私が実際に活用していた「スタディプラス」や「あすけん」といったアプリを使い、自己満足の勉強から抜け出したり、運動不足を解消して記憶力を高めたりした具体的な方法について、たっぷりと語っていきたいと考えています。
今、果てしなく高い医学部の壁を前にして、毎日机に向かっている中高生の皆さん。 そして、朝から晩まで予備校の重苦しい空気の自習室にこもり、「たった少しだけ息抜きしようと思ってスマートフォンの画面を開いたのに、気がつけば1時間が経過していて、激しい自己嫌悪に陥る」「毎日机に向かっているのに、なぜか集中力が続かず、夜もぐっすり眠れない」と、見えない未来への恐怖に不安を抱きながら浪人生活や再受験に挑んでいる社会人や浪人生の皆さん。
「勉強の集中力が切れた時、ほんの少しの癒やしを求めてSNSを開いてしまい、次から次へと流れてくる動画を無心でスワイプし続け、時計を見て絶望してしまう」
「周りの友達がSNSの話題で盛り上がっている中で、自分だけがその話題についていけず、なんだか世間から取り残されているような孤独感を感じてしまう」
「毎日長時間勉強しているはずなのに、模試の成績に結びつかず、自分のやっていることがただの作業になっているのではないかと不安になる」
そんな風に思い悩んでしまうこと、ありますよね。そのお気持ち、私には痛いほどよく分かります。 私も受験生時代は、手元にあるスマートフォンの魔力に何度も負けそうになり、自分の意志の弱さを責めながら、一人で葛藤していたごく普通の学生だったからです。
しかし、私が悩み抜いた末に医学科に合格できた道のりを振り返ってみると、決して「強靭な精神力でスマートフォンを一切見ずに悟りを開いていたから」でも、「最初から完璧な自己管理ができていたから」でもないという真実が見えてきます。 今日は、皆さんが心の中に抱えている「やめられないスマホいじり」や「体調と勉強のバランス」という深い不安に優しく寄り添いながら、明日からの勉強が少しでも前向きになるような、心がスッと軽くなるヒントを、私のリアルな経験を交えてお話しさせていただきます。
スマホという底なし沼。中学時代の失敗と高校での決断
タブレットの画面から逃れられなかった日々
受験生にとって、最大の敵であり、同時に切り離すことができないのがスマートフォンなどのデジタル機器だと思います。 私がスマートフォンやタブレットの恐ろしさを身をもって体験したのは、中学生の時でした。
中学生になった私は、親から自分専用のタブレットを与えてもらいました。 最初はただ調べ物をするために使っていたのですが、いつの間にかInstagramなどのSNSアプリをダウンロードしてしまいました。 そして、これが私の勉強生活を大きく狂わせる原因になってしまったのです。
「ちょっとだけ友達のストーリーズを見てみよう。」 そう思って画面をタップすると、次から次へと魅力的な写真や短い動画が流れてきます。 指を動かして画面をスクロールするだけで、無限に新しい情報が頭の中に入ってきます。 その刺激は中学生の私にとってあまりにも強烈で、気がつけば1時間、2時間と時間が過ぎていました。 机の上に開かれた問題集は全く進んでいないのに、画面を見つめる私の目は冴え渡っていました。
結果として、思うように高校受験の勉強が手につかず、自分はなんて意志が弱いのだろうかと、毎日のように激しい後悔と自己嫌悪に苛まれていました。 「適度な息抜きとしてSNSを楽しむ」なんていう器用なことは、当時の私には全くできなかったのです。
周りの会話についていけないという孤独
この中学時代での苦い失敗と深い後悔があったからこそ、私は高校生になった時、ある極端な決断をしました。 それは、「TwitterやInstagram、TikTokといったSNSのアプリを、自分のスマートフォンに一切ダウンロードしない」ということです。
これは、現代の高校生にとってはかなり思い切った決断だったと思います。 実際に高校生活が始まると、この決断による弊害はすぐに現れました。
昼休みや放課後、クラスメイトたちが集まって会話をしていると、必ずと言っていいほどSNSの話題になります。 「昨日のあの動画見た?」「あのアカウントの投稿、すごく面白かったよね」という言葉が飛び交う中で、私は全く話についていくことができませんでした。 みんなが笑っている中で、私だけが愛想笑いを浮かべて頷くしかなく、世間から取り残されているような強烈な孤独感を感じたことも何度もありました。
「やっぱり少しだけならアプリを入れてもいいのではないか。」 何度もそう心が揺れ動きました。
孤独と引き換えに得た、膨大な勉強時間
「とはいえ」、私はそこでグッと堪えました。 中学時代のあの底なし沼のような後悔を、二度と味わいたくなかったからです。
SNSをダウンロードしないことで、確かに友達との会話についていけない瞬間はありました。 しかし、それと引き換えに、私には「膨大な時間」が生まれました。 他の子たちがスマートフォンの画面を見つめている時間を、私は英単語の暗記や数学の計算練習に、余すことなく使うことができたのです。
振り返ってみると、この時の決断は本当に正解だったと思っています。 SNSの話題についていけなかったことは、高校生活のほんの一瞬の出来事に過ぎません。 しかし、そこで確保した勉強時間は、最終的に医学科合格という大きな結果に間違いなく直結したからです。
ちなみに、大学生になって医学科での生活を送っている今でも、私はショート動画の魔力には気をつけています。 リール動画などを際限なく見てしまうことを避けるために、Instagramは本当に見たい時だけインストールし、見たくなくなったらすぐにアンインストールするという面倒な方法をあえて取っています。 TikTokやTwitterに至っては、今でも自分のスマートフォンにはインストールしていません。 意志の力で我慢するのではなく、物理的にアクセスできない環境を作ることが、一番確実な防衛策なのだと私は考えています。
物理的に引き離す。誘惑に打ち勝つためのリアルな工夫
電源を切って机の奥へ押し込む
高校時代の私が、SNSをインストールしないこと以外に、具体的にどのようにスマートフォンと向き合っていたのかをお話しします。
受験勉強をしている時、皆さんはスマートフォンをどこに置いていますか。 机の端に置いている、あるいはポケットに入れているという人が多いのではないでしょうか。 しかし、視界に入るところにスマートフォンがあるだけで、人間の集中力は大きく削がれてしまいます。 「LINEの通知が来ていないかな」「あのニュースの続きはどうなったかな」と、無意識のうちに脳のエネルギーを使ってしまっているのです。
だからこそ、私は高校生の時、勉強を始める前には必ず「スマートフォンの電源を完全に切る」という儀式を行っていました。 そして、ただ電源を切るだけではなく、机の引き出しの一番奥に押し込んだり、自分の目の届かない別の部屋に置いたりして勉強していました。
どうしても自分の意志が弱くて引き出しを開けてしまいそうな日は、家族にスマートフォンを預かってもらうこともありました。 「今から3時間は絶対に返さないでね」と親に頼み込み、強制的にスマートフォンに触れられない環境を作り出していたのです。
外出先でのスマートフォンの賢い使い方
しかし、受験生といえども、塾や予備校に行ったり、図書館に行ったりと、外出する機会はたくさんあります。 外出先では、家族や友達と緊急で連絡を取らなければならないこともあるため、スマートフォンを家に置いていくわけにはいきません。
手元にスマートフォンがある状態で、どうやってネットサーフィンなどの無意味な時間の浪費を防げばいいのでしょうか。 私が実践していたのは、「スマートフォンを純粋な勉強道具として使ってしまう」ということでした。
例えば、移動中や勉強の合間に、スマートフォンで音楽を聴くことです。 自分の好きな音楽を聴くことで、周りの雑音を遮断し、勉強の世界に没入するスイッチにしていました。 また、スマートフォンのタイマー機能を使って、「この大問を15分で解き切る」と時間を厳密に測るためにも使っていました。
「今、この機械は音楽を再生するためのプレイヤーだ。」 「今、これは時間を測るためのストップウォッチだ。」 そう自分に言い聞かせることで、ブラウザを開いてネットサーフィンをしてしまう誘惑を断ち切るように工夫していたのです。 スマートフォンは使い方次第で毒にも薬にもなります。 外出先では、いかにしてそれを「薬」として活用するかが鍵になります。
勉強の「やったつもり」を防ぐ。スタディプラスの真の価値
勉強時間の可視化がもたらす安心感と罠
さて、ここからはテーマを少し変えて、私が受験勉強の中で積極的に活用していた「アプリ」についてお話ししたいと思います。 私がスマートフォンを完全に排除しなかった理由は、受験を有利に進めるための素晴らしいアプリがたくさん存在していたからです。
まず一つ目にご紹介したいのが、「スタディプラス」という学習管理アプリです。 すでにご存知の方や、使っている方も多いかもしれません。
このアプリの最大の機能は、日々の勉強時間を記録できることです。 今日は数学を何時間やった、英語を何時間やったと入力していくと、1日のトータルの勉強時間、そして1週間の合計、1ヶ月の合計がグラフになって表示されます。 自分のこれまでの努力が、数字とグラフという目に見える形で「可視化」されるのです。
長く苦しい受験勉強の中で、自分の努力が積み上がっていることを確認できるのは、精神的な安定に大きく繋がります。 「今月はこれだけ頑張ったんだから、きっと力がついているはずだ」と自信を持つことができます。
「そうは言っても」、この勉強時間の可視化には、一つだけ恐ろしい罠が潜んでいます。 それは、「机に座っていただけの時間を勉強時間としてカウントし、自己満足に陥ってしまうこと」です。 ただ参考書を開いてぼーっとしていただけなのに、「今日も10時間勉強した」という満足感に囚われてしまうと、実際の成績は全く伸びていきません。
ライバルたちの存在で対抗心を燃やす
そこで私は、スタディプラスのもう一つの強力な機能を活用していました。 それは、他の受験生と繋がり、お互いの勉強時間を共有できる機能です。
私はこのアプリを通じて、全国の医学科を目指している浪人生や現役生のアカウントをたくさんフォローしていました。 タイムラインを開くと、「Aさんは今日、青チャートを3時間やった」「Bさんは物理の重要問題集を2時間進めた」という情報が次々と流れてきます。
彼らがどのような教材を使い、それにどれだけの時間を割いているのか。 そういったリアルな学習の情報を取得できることは、非常に大きなメリットでした。 そして何より、自分と同じように医学部を目指すライバルたちが、自分が見ていないところでどれだけ必死に勉強しているのかを、肌で感じることができたのです。
「自分は今日疲れたからもう寝ようと思っていたけれど、全国の医学部志望者たちは今この瞬間も猛勉強している。」 その事実を目の当たりにすると、自己満足に浸っている暇なんてないことに気づかされます。
受験勉強というのは、最終的には全国の受験生との戦いになります。 私は、「せめて毎日の勉強時間という数字の勝負だけは、彼らに絶対に負けたくない」という強い対抗心を燃やしていました。 スタディプラスは、単なる記録ツールではなく、私の闘争心に火をつけ、自己満足の罠から引きずり出してくれる最高のペースメーカーだったのです。
受験は体力勝負。あすけんを使った自己分析
健康なくして受験勉強は続けられない
次にご紹介したいのは、健康管理のために使っていた「あすけん」というアプリです。 「明日、健康でいるために」というテーマで作られた、食事や運動を記録できるアプリです。
医学部受験というと、どうしても偏差値や勉強時間ばかりに目が行きがちです。 しかし、私が受験を通して痛感したのは、「受験勉強を最後まで走り抜けるためには、健康な体でいることが一番大切だ」という当たり前の事実でした。 どんなに頭が良くても、試験当日に熱を出してしまえば終わりです。 また、日々の勉強においても、体調が優れなければ集中力は著しく低下してしまいます。
そこで私は、あすけんを使って、毎日の朝昼晩の3食をすべて記録するようにしました。 食事を記録することで、自分がストレスから過食に走っていないか、あるいは必要な栄養素をしっかりと摂ることができているのかを、客観的に把握することができました。 自分の体調を整え、本番のテストを万全の状態で受けられるだけの体を作るために、食事の管理は欠かせない要素だと考えています。
眠れない夜の理由を分析する
また、受験勉強を続けていると、誰もが一度は「体はすごく疲れているのに、なぜか夜全く眠れない」という不思議な現象に悩まされると思います。 布団に入っても頭の中が冴え渡り、不安ばかりが押し寄せてくる。 そんな夜は本当に辛いですよね。
私はそんな時、あすけんの記録を見返して、「なぜ自分は今眠れないのか」を冷静に分析するようにしていました。 「これは、模試の成績が悪かったことによる精神的なストレスが原因だろうか。」 「いや、もしかしたら、今日は一日中ずっと座りっぱなしで、ただ単に運動不足だから体が疲れていないだけではないか。」
あすけんは、スマートフォンの歩数計の機能と連携しており、毎日の運動量を自動で記録してくれます。 私はその記録を見て、「ああ、今日は全然歩いていないな。これでは血の巡りが悪くなって眠れないのも当然だ」と気づくことができました。
中程度の運動が記憶力を高めるという真実
運動不足に陥っていることに気づいた私は、意図的に運動の時間を勉強の合間に取り入れるようにしました。 例えば、息抜きとして15分間ヨガをやってみたり、3分間のラジオ体操を全力でやってみたりしました。 そして、その行動もしっかりとアプリに記録し、自分の運動不足が解消されているかを確認していました。
ずっと机に座りっぱなしでいると、血流が滞ってしまい、脳に十分な血液が回らなくなります。 その結果、頭がぼんやりして集中力が落ちてしまうのです。 だからこそ、運動不足にならないように体を動かすことは、直接的に勉強の効率を上げることになります。
さらに、科学的な研究結果でも、ヨガや散歩といった「中程度の運動」を行うことで、脳内でノルアドレナリンやアドレナリンといった物質が分泌され、記憶力が高まるというデータがあるそうです。 暗記が苦手だと悩んでいる人は、もしかしたらただずっと座り続けていることが原因かもしれません。 日々の生活に軽い運動を取り入れることは、医学部合格のための立派な戦略の一つだと言えます。
「というわけで」、一つだけ注意していただきたいのは、「激しすぎる運動は逆効果になる」ということです。 息が切れるまで走り込んだり、筋肉痛になるまで筋トレをしてしまったりすると、体が疲れ切ってしまい、その後の勉強が全く手につかなくなってしまいます。 あくまで、「少し体が温まったな」と感じる程度の中程度の運動を心がけるようにしてください。
日々の小さなモチベーション。ごほうびアプリと入浴時間の工夫
1日1分の運動でキャラクターを育てる
運動の重要性をお話ししましたが、そうは言っても、毎日継続して運動をするのはなかなか難しいですよね。 「よし、今日から毎日筋トレをするぞ」と意気込んでも、3日後には面倒くさくなってやめてしまう。 私も全く同じタイプでした。
そこで私が手頃な運動習慣をつけるために活用していたのが、「ごほうび」という名前のアプリです。 このアプリは非常にシンプルで、プランクやスクワット、腹筋といった手軽な運動を、1日たった1分間続けるだけで、アプリ内でご褒美をもらうことができるというものです。
例えば、毎日1分の運動を7日間継続すると、アプリの中でとても可愛いキャラクターをもらうことができます。 「たかがスマートフォンの画面の中のキャラクターだろう」と思われるかもしれません。 しかし、毎日孤独に机に向かっている受験生にとって、この「小さな達成感」と「ささやかなご褒美」は、想像以上に大きなモチベーションになります。 「今日は疲れたから腹筋はやめておこうかな」と思った時でも、「いや、あと2日頑張れば新しいキャラクターがもらえるから、1分だけ頑張ろう」と自分を奮い立たせることができました。 ゲーム感覚で楽しみながら運動習慣を身につけられるので、ぜひ試してみてください。
入浴時間の見直しと暗記の活用
体調管理のアプリに関連して、もう一つ私が記録して意識していたことがあります。 それは、「毎日の入浴時間」です。
皆さんは、お風呂に毎日何分くらい入っていますか。 リラックスするためについつい長風呂をしてしまい、お風呂から上がったらもう眠くて何もできない、という状態になっていないでしょうか。
私は、自分が毎日お風呂にどれくらいの時間をかけているのかを記録し、客観的に見直すようにしました。 もし「少しお風呂に時間をかけすぎているな」と感じた場合は、入浴の時間を意図的に減らして、その分を睡眠時間にあてるようにしました。
また、どうしても湯船にゆっくり浸かりたい時は、その時間をただぼーっと過ごすのではなく、暗記の時間にあてるように工夫していました。 濡れてもいいようにジップロックに英単語帳や歴史の一問一答を入れてお風呂に持ち込み、湯船に浸かっている15分間を、集中して暗記をするゴールデンタイムに変えたのです。 塵も積もれば山となるという言葉の通り、この15分の積み重ねが、後々大きな実力となって自分を助けてくれました。
最新技術との付き合い方。ChatGPTという最強の味方
スマホ自体は敵ではない
ここまで、スマートフォンの危険性と、それを防ぐための物理的な対策、そしてアプリを使った学習と体調管理の方法についてお話ししてきました。
私が最後にお伝えしたいのは、「スマートフォン自体が悪者なわけではない」ということです。 中学時代の私のように、無意味にネットサーフィンをしたり、SNSのストーリーズやリール動画を無限に見てしまったりすることは、間違いなく勉強の大きな妨げになります。
しかし、スマートフォンというデバイスは、使い方さえ間違えなければ、受験生にとってこれ以上ないほど強力な武器になります。 スタディプラスで全国のライバルと繋がり、あすけんで自分の体調を科学的に分析する。 これらはすべて、スマートフォンという便利な道具があったからこそできたことです。
AIを家庭教師として活用する
そして、現代の受験生には、私の受験生時代にはなかったさらに強力な味方が存在します。 それが、「ChatGPT」をはじめとする生成AIの存在です。
今は、勉強していて分からない問題があった時、ChatGPTに質問を投げかければ、驚くほど丁寧で分かりやすい解説がすぐに返ってくる時代です。 それはまるで、全教科に対応できる超優秀な先生が、24時間365日、自分のすぐそばにいてくれるようなものです。
予備校の先生に質問に行くのが恥ずかしい人や、夜遅くに家で勉強していて疑問が湧いた時でも、AIを使えば瞬時に解決することができます。 この技術を使いこなせるかどうかで、今後の受験勉強の効率は劇的に変わってくるはずです。
スマートフォンは、使い方を間違えれば時間を奪う底なし沼になりますが、正しく使えば、あなたを合格へと導く最強のパートナーになります。 どうか、スマートフォンの魔力に飲み込まれるのではなく、それを「利用してやる」という強い気持ちを持って、上手に付き合いながら向き合っていってほしいと思います。
終わりに:自分をコントロールする力が、合格を引き寄せる
今回は、私が中学時代に経験したSNSへの依存とそこからの脱却、そして受験期のスタディプラスやあすけんといったアプリの具体的な活用法について、たっぷりと語らせていただきました。
読者の皆さんが今抱いている「ついスマホを触ってしまって自己嫌悪に陥る気持ち」や「勉強しているのに結果が出ず、やり方が合っているのか不安になる葛藤」は、私がかつて自習室の机で、自分の意志の弱さに涙しながら感じていた感情と全く同じものです。
今日お話ししたように、人間の意志の力なんて、実はそんなに強いものではありません。 だからこそ、気合いや根性に頼るのではなく、スマートフォンを物理的に遠ざける「仕組み」を作ることが大切です。 そして、便利なアプリを駆使して自分の努力を可視化し、運動を取り入れて体調を整えるという「賢い戦略」が、長い受験生活を乗り切るための最強の盾となります。
周りの友達がSNSで楽しそうに盛り上がっているのを見ると、どうしても焦ったり孤独を感じたりする気持ちは痛いほど分かります。 しかし、大切なのは他人と比べることではなく、「今の自分に必要な環境は何か」を冷静に見極め、自分自身をコントロールしていくことです。
長く苦しい受験生活、自分の不甲斐なさに心が折れそうになる日もたくさんあると思います。 しかし、あなたが今、悔しさを押し殺しながらスマートンの電源を切り、1日1分の筋トレで汗を流しているその時間は、必ず将来、医学部の高い壁を乗り越えるための強靭な心と体に変わります。
どうか、焦らず、便利な道具は上手に使いこなしながら、今日やるべき目の前の一問に全力で向き合ってください。 あなたが納得のいく結果を掴み取り、春に笑顔で医学部の門をくぐれることを、福井の地から心より応援しています。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。 一緒に頑張りましょう!ローカルメディでお待ちしております!
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