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【帰国枠医学科の実態とは】4カ国経験→私大5つ受験→福島県立医科合格【国際バカロレア】【インターナショナルスクールから日本の医学科を攻略する方法】

こんにちは!

福島県立医科大学医学科のMです!私はイギリスなどの海外での生活を経て、帰国後に1年間の「仮面浪人」という少し特殊な浪人生活を経験し、最終的に帰国子女枠(特別入試)を利用して現在の医学部に合格しました。

今回は、帰国枠を使って日本の医学部を目指している中高生やその保護者の皆様、そして、医学部という高い壁に再挑戦しようと考えている浪人生や社会人の方に向けて、「帰国枠での医学部受験のリアルな実態と、確実に合格を掴み取るための具体的な攻略法」について、私の実体験を交えながら包み隠さずお話ししたいと思います。

今日はこんなことを書きたいと思います。帰国枠受験における「英語以外の科目の重要性」、国際バカロレア(IB)などの成績との向き合い方、合否を分ける「志望理由書」の作り込み方、そして戦略的な大学選びと面接対策についてです。

かなり長くなりますが、ネットには絶対に落ちていないリアルな情報ばかりですので、ぜひ最後までお付き合いください。


目次

「帰国生は医学部受験に有利」という幻想と厳しい現実

「海外生活が長かったんだから、英語はペラペラでしょ?帰国子女枠があるなら、医学部受験も普通よりかなり有利だよね」

帰国生というだけで、周りからそんな風に言われること、ありますよね。私も日本に帰国したばかりの頃は、親戚や友人から悪気のないプレッシャーをかけられ、「自分は有利な立場にいるんだ」と最初は少しだけ油断してしまっていた部分がありました。

たしかに、帰国生にとって英語が大きな武器になることは間違いありません。 しかし、現実は皆さんが想像しているよりもずっとシビアです。

一般的に、「帰国枠は英語さえできればなんとかなる」というアドバイスを耳にすることがあるかもしれません。 とはいえ、医学部受験においてその常識は全く通用しないと私は考えています。

なぜなら、帰国枠の受験会場に行ってみると、周りには「TOEFLやIELTSで驚異的なハイスコアを叩き出し、英語をネイティブレベルで流暢に話せる超人」がゴロゴロいるからです。上を見れば本当にキリがありません。そんな環境の中で、「英語の力だけで勝負しよう」とすると、圧倒的な実力差を目の当たりにして心がポキッと折れてしまいます。

だからこそ、帰国枠の医学部受験で本当に大切になってくるのは、「英語以外の科目」をどれだけバランスよく得点できるか、なのです。

日本の筆記試験が牙を剥く「理数系のカルチャーショック」

ここで、多くの帰国生が必ずと言っていいほど直面する壁についてお話しします。 それは、「日本の筆記試験における独特な難しさ」です。

私自身、今まで日本の教育をずっと受け続けてきたわけではありませんでした。日本人学校にいた期間が長かったとはいえ、高校の授業は海外のカリキュラムです。「まあ、理系科目もそれなりにやってきたし、日本の試験でもなんとかなるだろう」と、最初は自分自身の力を過信してしまっていました。

しかし、実際に日本の過去問を解いてみると、全く太刀打ちできないことに気づかされます。

例えば、数学の「公式」に対するアプローチの違いです。 海外の学校では、試験中に公式集を持ち込んだり、見たりしても良いルールになっていることがよくあります。そのため、「この公式はどういう理屈で導き出されたのか」という根本的な成り立ちの部分まで、わざわざ深く掘り下げて暗記する習慣がありませんでした。公式は「覚えるもの」ではなく「見て使うもの」だったからです。

ですが、日本の数学の試験ではそんな甘えは許されません。 公式の成り立ちや基礎的な部分が頭に入っていないと、少しひねられた応用問題が出た瞬間に、何をどう手を動かしていいのか全く分からなくなってしまうのです。基礎のピースがちょこちょこと抜けているせいで、テスト本番で頭が真っ白になり、手が完全に止まってしまう。そんな恐怖を何度も味わいました。

「このままでは絶対に受からない」 そう痛感した私が取った行動は、プライドを全て捨て去ることでした。

それは、「基礎の基礎から、1から1回全部復習してやり直す」という泥臭い決断です。 受験が迫っている時期に最初のページに戻るのは、とても勇気がいることですし、焦る気持ちでいっぱいになります。その不安な気持ち、すごくよくわかります。

それでも私は、オンライン塾(ローカルメディ)の先生にお願いし、自分が理解できていない部分、海外で習っていなかった範囲をビデオ通話で徹底的に質問しました。テキストを何周も何周も繰り返し、日本の試験で求められる「知識の深さ」に合わせて自分の頭の中をチューニングしていったのです。

一見すると遠回りに見えるかもしれません。 そうは言っても、最終的に共通テストで8割を超えるような安定した点数を取れるようになったのは、この「ゼロからのやり直し」から逃げなかったからだと確信しています。

国際バカロレア(IB)の点数が全てではない

また、海外の高校に通っていると、「国際バカロレア(IB)」などの資格試験のスコアが全てだ、という強烈なプレッシャーを感じることがあると思います。 「IBで高得点を取れなければ、医学部なんて絶対に無理だ」と思い込んでいる人も多いのではないでしょうか。

実は私、このIBの試験で全然点数が取れなくて、ものすごく苦戦してしまったのです。周りの優秀な友人たちが素晴らしいスコアを叩き出している中で、自分の成績を見た時は「これで私の医学部受験は完全に終わってしまった」と目の前が真っ暗になりました。

とはいえ、ここで絶望して歩みを止める必要はありません。

私の実体験から強くお伝えしたいのは、「最終的な試験の点数だけで、あなたの価値の全てが決まるわけではない」ということです。 もちろん点数が高いに越したことはありませんが、大学側は「今までの学校での成績」や「日々の学習態度」といったプロセスもきちんと見てくれます。

最後の一発勝負の試験でたまたま失敗してしまったとしても、日々の授業で「少しでも良い成績を取ろう」と必死に食らいつき、頑張り続けてきた姿勢は、書類や面接を通して必ず相手に伝わります。諦めずにコツコツと続けること。それが、最終的な逆転合格を生む原動力になるのです。

合否を分ける最大の鍵:「志望理由書」の作り込み

それでは、帰国枠の医学部受験において、最も重要で、最も合否を左右するものは一体何でしょうか。

結論から言うと、それは間違いなく「書類作成(志望理由書など)」です。

「医学部受験なんだから、なんだかんだ言って学力試験の点数が一番大事なんでしょ?」と思われるかもしれませんね。 たしかに、多くの大学では学力試験が課されます。しかし、「帰国枠」という特別入試だからこそ、他の一般入試に比べて「書類」が異常なまでに重視される傾向にあるのです。普通の推薦入試でも志望理由書は大切ですが、帰国枠においては「あなたが海外で一体どんな経験をしてきたのか」「その経験が医学の道にどう結びつくのか」というアピールが、文字通り生命線となります。

私はイギリスに滞在していた際、現地のホスピス(終末期ケア施設)や老人ホームなどの介護施設でボランティア活動を行っていました。医療系のボランティアにも積極的に参加していたので、その生の体験を書類にまとめました。

ここで皆さんに絶対にお伝えしたいポイントがあります。 それは、「書類作成には何ヶ月も前から取り組み、ちょこちょこと時間をかけて準備しなければならない」ということです。 「提出期限の1週間前に、一気に書き上げればいいや」という考えは絶対に通用しません。

なぜなら、海外で行った活動というのは非常に特殊な環境での出来事であり、あなた自身にしか経験していないパーソナルなものだからです。読む側(大学の面接官や教授)にとっては、全く未知の世界の出来事なのです。

ホスピスでの活動と言っても、それがどれくらいの規模感の施設で、どれくらい専門的なケアに関わっていたのか。ただ単に1日イベントに参加しただけなのか、それとも長期間にわたって患者さんの心に寄り添い続けたのか。 そういった「空気感」や「重要性」は、言葉を尽くさないと相手には全く伝わりません。

実際、私は1年目の不合格だった時に提出した書類と、2年目の合格した時に提出した書類を見比べてみて、愕然としました。 「全く同じ活動内容」を書いたはずなのに、文章の構成や言葉の選び方が違うだけで、相手に与える印象が天と地ほど違っていたのです。

何度も何度も試行錯誤して、書いては消し、消しては書くという作業を繰り返すことが不可欠です。 そして何より大切なのは、「自分の活動を全く知らない第三者」に文章を読んでもらい、容赦なく添削してもらうことです。客観的な視点を入れて初めて、自分の経験の本当の価値が伝わる「最強の書類」が完成するのだと思います。

戦略的な大学選び:自分の身の丈を知る勇気

書類と筆記試験の対策の目処が立ってきたら、次は「どの大学を受験するか」という非常に重い決断が待っています。

帰国枠で受験できる医学部は、そもそも日本全国を見渡しても数が非常に少ないです。しかも、募集要項には「若干名」としか書かれていないことがほとんどで、数年間誰も合格者を出していないような大学もあれば、多くても5人程度しか受からないような狭き門ばかりです。 ちなみに、私が受験した福島県立医科大学の帰国枠は、13人が受験して5名が合格するという競争率でした。

ここで多くの受験生が陥りがちな罠があります。 「せっかく帰国枠という特別なチケットを持っているんだから、一番偏差値の高い、有名な大学を受けよう」という心理です。

慶應義塾大学、北海道大学、東北大学、東京科学大学(旧東京医科歯科大学)など、誰もが知る名門大学も帰国枠を設けています。 しかし、これらは一般入試でも超難関であるのと同様に、帰国枠でも絶望的なまでにレベルが高いです。元々地頭がとてつもなく良くて、その上で留学に行って英語という無敵の武器を手に入れて帰ってきたような、いわば「超エリート」たちがこぞって受験する戦場なのです。

そういったトップ層と正面衝突して玉砕するのも、一つの人生の選択かもしれません。

というわけで、私が強く推奨するのは、「冷静に自分のレベルを見極め、勝算のある大学に絞って挑戦すること」です。 医学部という資格を手に入れることが第一目標であり、全国どこでも行く覚悟があるのなら、過去の合格者数のデータをしっかりと調べ、自分の強みが活きる試験内容の大学を選ぶべきです。

私は私立大学では順天堂大学を、国公立大学では福島県立医科大学と浜松医科大学を受験しました。 それぞれの大学で、求められる能力は全く異なります。

順天堂大学は毎年非常に人気があり、若干名の枠に対して60人以上が殺到します。ここの特徴は、一次試験が「書類と面接、小論文のみ」という点です。過去の経験や人間性が極めて重視されます。ここを突破できれば、二次試験(共通テストで8〜9割程度の得点が必要)へと進めます。

一方、福島県立医科大学や浜松医科大学は、一次試験の段階で科目試験と面接が課されます。 特に浜松医科大学は理科が3科目必要だったため、最初は受験するかどうか非常に迷いました。しかし、試験内容を調べ、過去問を分析した上で決断しました。 帰国枠の過去問はインターネット上に公開されていないことも多いですが、大学によっては総合型選抜(推薦入試)や一般前期試験と同じ試験問題を課すところもあります。そういった情報を自ら掴みに行き、「自分と試験問題の相性」を見極めることが、合格への必須条件となります。

面接試験:用意した「引き出し」の数が勝負を決める

そして、いよいよ最後の関門である「面接試験」についてです。

面接は、ここまで心血を注いで作り上げてきた書類の内容を、自分の口で直接アピールできる最大のチャンスであり、最大の壁でもあります。

福島県立医科大学の面接では、3人の面接官が横に並んでいらっしゃいました。 順番に、海外での特異な経験について、そしてなぜ数ある大学の中から福島県立医科大学を選んだのかについて、鋭く深く切り込まれます。

面接は、当然ですが一発勝負のライブです。 言い直すことはできませんし、準備していなかった角度からの質問が突然飛んでくることも日常茶飯事です。極度の緊張の中で頭が真っ白になりそうになる瞬間もあります。

だからこそ、事前の徹底した準備が全てを決めます。 自分の経験の深掘りはもちろんのこと、志望する大学の独自の取り組みや、最新の医療ニュース、自分の将来の展望について、知識として蓄えられる部分は全て網羅しておく必要があります。

そして、私が面接対策で最も重要だと感じたのは、「自分の中に、いくつの『引き出し』を持っておけるか」ということです。

素晴らしいボランティア経験があったとしても、その1つのエピソードしか話せないようでは、「この子はこれしかアピールすることがないんだな」と見透かされてしまいます。どんな質問が来ても同じ答えに終始する「ロボット」になってはいけません。 複数の異なる経験を持ち、それぞれの経験から学んだこと、感じたことを深く語れるように準備しておく。この「引き出しの多さ」こそが、面接官との自然な対話を生み、人間としての魅力や奥深さを伝える武器になるのです。

「仮面浪人」という苦難の道を経て、皆さんに伝えたいこと

ここまで、帰国枠医学部受験の具体的な対策について、私の経験の全てをお話ししてきました。

最初にご紹介した通り、私は帰国して1年目の受験で見事に失敗し、別の大学に通いながら受験勉強を続ける「仮面浪人」という形を取りました。そして2年目で、1度目の失敗の経験を全て注ぎ込み、ようやく合格を掴み取ることができたのです。

長い時間をかけたからこそ、自分の本当の弱点に気づき、それをじっくりと克服できたというポジティブな側面は確かにあります。

そうは言っても、仮面浪人という毎日は、控えめに言っても地獄のように大変でした。 通っている大学のレポートや課題に追われながら、並行して医学部受験のための全く異なる勉強を進めなければならない。周囲の大学生が楽しそうに遊んでいる中で、一人孤独に参考書に向き合う日々。その精神的なプレッシャーと身体的な疲労は、今思い返しても二度と経験したくないと思うほど過酷なものでした。

だからこそ、今この文章を読んでくださっている中高生、浪人生、社会人の皆さんには、同じような遠回りをしてほしくないという強い、本当に強い思いがあります。

もしあなたが医学部を目指すなら、帰国して1年目で、自分が行きたい大学にスッと合格できるように、今日からすぐに動き出してください。 帰国枠に特化した専門的な対策(書類作成、面接、小論文)、そして日本の試験に合わせた基礎からの科目勉強。これらを「なんとかなるだろう」という甘い考えではなく、「もう今年、一発で絶対に決めに行くんだ!」という強烈な覚悟を持って進めていただきたいのです。

帰国枠での医学部受験は、情報も少なく、周りに同じ境遇の仲間がいないため、孤独で不安な戦いになりがちです。自分がやっていることが正しいのか分からず、立ち止まりそうになる日もあるでしょう。

というわけで、最後にこれだけは覚えておいてください。 あなたが海外で悩み、苦しみながらも培ってきた経験は、決して他の誰にも真似することのできない、素晴らしい財産です。その財産は、必ずあなたを医師という夢へと導く光になります。 その経験をどう磨き上げ、どうやって相手の心に届く言葉にするか。それが、これから皆さんが向き合うべき最大の課題です。

今回の私のリアルな経験談が、皆さんの抱えるモヤモヤとした不安を少しでも軽くし、明日から机に向かうための新しい視点や前向きな活力になれば、これほど嬉しいことはありません。

長い道のりになるとは思いますが、自分を信じて、一歩ずつ進んでいってください。 心から応援しています!ありがとうございました!

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