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【香川大学医学科】「推薦」の筆記試験の内容とは!?【傾向と対策】

こんにちは!

香川大学医学部医学科のさくらです!私は現役時代に医学部受験で不合格となり、一浪の末に「学校推薦型選抜(推薦入試)」という少し特殊なルートを利用して、現在の医学科に合格しました。

今日はこんなことを書きたいと思います。 「香川大学医学科の推薦入試における筆記試験のリアルな実態」と、過去問すらない絶望的な状況の中で私がどのように対策をしたのか。そして、一度は推薦を諦めかけた私が、一浪からどうやって合格を勝ち取ったのかという、少し泥臭いストーリーについてです。

今、医学部を目指して毎日机に向かっている中高生の皆さん、そして「浪人してしまったから、もう一般入試でしか道はないんだ」と思い詰めている浪人生や社会人の皆さん。 「医学部に行くような人は、みんな初めから頭が良くて、涼しい顔で合格していくんでしょ?」ということ、ありますよね。私も受験生の頃は、合格体験記を読むたびに自分との才能の差を感じて、ひどく落ち込んでいました。

しかし、現実はもっと泥臭くて、人間味に溢れています。今日は、皆さんが抱えている「私なんかが受かるのだろうか」という不安に寄り添いながら、明日からの勉強のヒントになるようなお話を、たっぷりとさせていただきます。


目次

1.「やりきった」はずの現役時代と、絶望の不合格

まずは、私が現役時代に経験した挫折についてお話しさせてください。

一般的に、「医学部の推薦入試は、現役生のためのものだ」というイメージが強くありませんか?実際、現役生の方が圧倒的に有利だと言われることも多いです。 私自身も現役の高校生の時、「絶対にこの推薦入試で決めてやる」と意気込んでいました。私の通っていた高校では、医学部の推薦時期になると、生徒一人に対して先生が一人、専属の担当としてついてくれるという手厚いサポート体制がありました。

私は放課後になるたびに、その担当の先生のところに駆け込みました。毎日毎日、遅くまで残って小論文を書いては添削してもらい、英語の難しい長文を一緒に読んでもらいました。「これ以上やることはない」と思えるくらい、当時の自分としては完璧に対策をしきったという自信がありました。

「ここまでやったんだから、きっと大丈夫だ。」 そう信じて結果発表の日を迎えました。

しかし、結果は「不合格」でした。

自分の受験番号がない画面を見た瞬間、頭の芯が真っ白になり、足元から崩れ落ちるような感覚に襲われました。あんなに時間をかけて、先生にもたくさん協力してもらったのに、私は選ばれなかったのです。 医学部の入試というのは、ただ単に「頭が良い人」や「真面目に努力した人」が順番に受かっていくような、単純な世界ではありません。どれだけ完璧に準備をしたつもりでも、本番のちょっとした相性や運、そして全国から集まる得体の知れないバケモノのような秀才たちの前では、無残にも弾き返されてしまうことがあるのです。この理不尽とも言える厳しさを、私は身をもって痛感しました。

「もう二度と、推薦なんて受けない。」 浪人が決まった春、私は心にそう誓いました。推薦入試の対策にかかる膨大な時間と労力、そして落ちた時の精神的なダメージの大きさを考えると、一浪の身で再びあの過酷な戦いに挑む勇気は、当時の私には到底残っていませんでした。「今年はもう、一般入試一本に絞って、真っ向勝負で医学部に行くんだ」と固く決意していたのです。

2.恩師の言葉が変えた「一浪での再挑戦」

そんな私の心を大きく動かしたのは、浪人生活を送っていた予備校の先生との面談での言葉でした。

秋が近づき、推薦入試の出願時期が迫ってきた頃、先生は私にこう言いました。 「さくらさん、今年も香川大学の推薦、受けてみない?」と。

私は即座に断ろうとしました。「いや、現役の時にあんなに対策してダメだったんです。今年は共通テストと二次試験の勉強に集中したいので、推薦に時間を割きたくありません」と。

すると先生は、優しく、しかし力強くこうおっしゃいました。 「現役の時にあれだけ必死に対策をしきったからこそ、受ける価値があるんだよ。今年初めて推薦を受ける現役生たちは、これからゼロから対策を始めなきゃいけない。でもさくらさんは、すでに土台ができているんだから、1からやる人よりずっと少ない時間で対策が完了するはずだ。チャンスが2回あるなら、絶対に挑戦するべきだよ。」

この言葉を聞いて、私の中にあった「推薦に対する恐怖心」が少しずつ溶けていくのを感じました。 「確かに、一浪までなら香川大学の推薦は受けられる。(※最近は一浪まで受けられる大学が増えてきています)現役時代のあの苦しい努力は、決して無駄になっていなかったんだ。」 そう気づくことができたのです。

「とはいえ」、やはり一般入試の勉強との両立は不安でした。そこで私は、現役時代と同じようにガチガチに対策するのではなく、戦略を変えることにしました。 すでに筆記試験のベースはある程度できていたので、浪人時代は普段の英語の勉強にプラスして少し難しめの文章を読む程度に留めました。そして、その分の空いた時間を、「志望理由書」の練り直しや「面接対策」にたっぷりと全振りしたのです。現役時代の失敗を踏まえ、より自分の人間性や医師になりたいという覚悟を深く伝えるための準備に時間をかけました。

結果として、この「戦略的切り替え」が、一浪での合格を引き寄せる大きな要因になったと思っています。

3.過去問が見られない!?英語(小論文1)との孤独な戦い

さて、ここからは香川大学医学科の推薦入試の「筆記試験」の具体的な内容と対策についてお話ししていきます。

香川大学の推薦入試では、「小論文1」と「小論文2」という2つの試験が課されます。小論文という名前がついていますが、実態は英語と理科の筆記試験だと思ってください。 まずは「小論文1」、つまり英語の試験についてです。

この英語の試験、本当に一筋縄ではいきません。 出題されるのは、ものすごく古い医学系の論文の抜粋などです。英語の長文を読んで、その内容について「日本語で答える」という形式がほとんどです。英語で記述させる問題はほぼ出ないと思っていただいて大丈夫です。

ここで受験生を絶望のどん底に突き落とすのが、「単語の難しさ」と「過去問の不在」です。

一般的に、受験対策といえば「赤本(過去問)を何周もして傾向を掴みなさい」と言われますよね。誰もがそうすると思います。 しかし、香川大学の推薦の英語においては、その常識が通用しませんでした。なぜなら、出題されるのが本物の学術論文であるため、著作権の関係で、過去問として公開される際に本文が黒塗りにされてしまっていて「見られない」ということが頻発するのです。

「えっ、過去問が見られないのに、どうやって対策すればいいの?」と思いますよね。私も最初はパニックになりました。どんな文章が出るのか分からないまま本番に向かうなんて、目隠しをして綱渡りをするようなものです。

そこで私がどうしたかというと、著作権の問題で黒塗りになる前の、だいぶ大昔の過去問を引っ張り出してくるという手段に出ました。具体的には、2012年から2014年くらいの本当に古い過去問を探し出して、なんとかそれを解いて傾向を掴もうとしました。

しかし、それだけでは演習量が圧倒的に足りません。 さらに、本番の試験で出てくる英単語は、大学受験用の単語帳には絶対に載っていないような専門的な医学用語や科学用語のオンパレードです。単語を全て丸暗記して挑むなんてことは、物理的に不可能です。

だからこそ、私は「初めて見る未知の単語を、文脈から推測して組み込みながら読む練習」を徹底的に行いました。 そのために活用したのが、『Nature(ネイチャー)』などの海外の有名な科学雑誌です。「これを読めば絶対に出る」という魔法のテキストがあるわけではありません。適当に興味のある科学ニュースや論文をピックアップして、分からない単語だらけの長文に立ち向かい、前後の文脈から「この単語はきっとこういう意味だろう」とパズルのように推理しながら読み進める訓練を積んだのです。

この「分からないものに対する耐性」をつけることこそが、香川大の英語を突破するための最大の鍵になります。

4.「難しい問題集」の罠と、化学で私を救った「教科書」

続いて、「小論文2」、つまり理科の試験についてです。

医学部を目指す皆さんなら、理科の勉強に対してこんなアドバイスを受けたことがあるのではないでしょうか。 「医学部の理科は難問揃いだから、『化学の重要問題集』や『化学の新演習』といった分厚くてハイレベルな問題集を何周もやり込まなければならない。」

確かに、一般入試で最難関の大学を目指すなら、それも一つの正解かもしれません。 しかし、私は化学が本当に苦手でした。難問集を開いても、解説の意味すら理解できず、ただ時間ばかりが過ぎていく毎日に強い劣等感を抱いていました。「こんな難しい問題が解けない私には、医学部なんて到底無理なんだ」と。

もしあなたも今、同じような葛藤を抱えているなら、少しだけ肩の力を抜いて私の話を聞いてください。 香川大学の推薦入試の理科において、その「難しい問題集信仰」は、全く必要ありませんでした。

私が過去問(かろうじて見られた理科の過去問)を分析して気づいたのは、「化学は驚くほど基本的な問題が多い」という事実です。 そこで私は、思い切ってプライドを捨てました。周りの医学部志望の友達が難問集を広げている中で、私は一人、学校で配られた「教科書の練習問題」と「教科書の章末問題」からやり直すことに決めたのです。

「医学部受験なのに、教科書なんてやってて大丈夫なの?」と不安に思う人もいるかもしれません。 「そうは言っても」、推薦入試においては、この「教科書の問いにしっかりと、自分の言葉で論理的に答えられる力」こそが、圧倒的な武器になるのです。

市販の綺麗にまとまった問題集は、よく出る問題のパターンが効率よく並べられていて、確かに便利です。しかし、それに頼りすぎると、「なんとなく解法を暗記しているだけ」の表層的な理解に陥りがちです。 一方、教科書というのは、基礎からの論理の積み重ねが非常に丁寧に書かれています。教科書の問題を解いてみて、もし少しでも「あれ?」とつまずいたなら、それはあなたが「本当に分かっていない根本的な部分」です。そこから本文にスッと戻って、理屈を見通しやすい。この「戻りやすさ」こそが、教科書の最大の魅力なのです。 最終的には『重要問題集』の標準レベルくらいまでは解けるように頑張りましたが、私の化学の土台は、間違いなくあの地味な教科書によって作られました。

5.本番で襲いかかった「有機化学」の恐怖

ここで、私が実際の試験本番で経験した、心臓が止まりそうになった出来事をお話しします。

私が過去問を分析していた段階では、香川大学の化学は「化学平衡」の分野から出題されることが非常に多いと感じていました。計算も煩雑で時間が厳しい問題が多かったため、私は現役時代、この平衡の計算を速く正確に解く練習を狂ったようにやっていました。「よし、平衡ならかかってこい!」という状態に仕上げていたのです。

しかし、本番の試験会場で問題用紙をめくった瞬間、私は自分の目を疑いました。 そこにあったのは、平衡の問題ではなく、なんと「有機化学」しかも「高分子化合物」の問題だったのです。

「えっ、嘘でしょ!?高分子なんて聞いてないよ!」と心の中で叫びました。

推薦入試が行われるのは、高校3年生の10月や11月という時期です。現役の高校生にとって、有機化学の高分子の分野というのは、学校の授業で「ちょうど今習っている最中」か、下手をしたら「まだ習っていない」ようなギリギリの範囲です。 「なんでこんな時期に、みんなが一番手薄な有機化学を絶対に出してくるんだろう…」と、試験中に震えるほど焦った記憶は、今でも鮮明に焼き付いています。

この経験から、皆さんに強くお伝えしたいことがあります。 近年、香川大学の推薦では有機化学が出題される傾向が見られます。だからこそ、現役生は学校の授業のペースに合わせるのではなく、夏休みなどを利用して、自力で有機化学の後ろの方(高分子など)までしっかりと終わらせておく必要があります。一浪の皆さんは、ここは現役生に圧倒的な差をつける大チャンスです。油断せずに、全範囲を万遍なく固めておいてくださいね。

6.トレンドを読め!予測不能な生物との向き合い方

理科のもう一つの選択肢である「生物」についても少し触れておきます。

生物は、化学以上に「毎年傾向がガラッと変わる」という厄介な特徴があります。これといった決まったパターンがないため、対策が非常に立てづらい科目です。

ただ、一つ言えることは「大学が今、世の中に発信したいトピック」や「医療の最新トレンド」が反映されやすいということです。 例えば、私の知っている年の問題では、「臓器移植」に関する非常に深いテーマが出題されました。 「なぜ突然、臓器移植?」と思うかもしれませんが、実は当時、医学部の中の授業や話題で、移植医療に関するものが非常にホットなテーマとして取り上げられていたようなのです。大学の先生たちが「最近この分野の研究が進んでいるから、これからの医療を担う若者たちにこの問題について考えてほしい」という意図を持って出題しているのではないかと感じました。

これも一つの特徴的な問題だと思います。 ですから、生物を選択する人は、ただ教科書の暗記にとどまらず、日頃から医療系のニュースや科学雑誌の『Nature』などに目を通し、「今、世界でどんな医療技術が流行っているのか」「どんな倫理的な問題が議論されているのか」といった広い視野を持っておくことが、強力な対策になります。

ちなみに、私が浪人時代に生物の勘を取り戻すためにやっていたのは、『セミナー生物』のような基礎的な問題集や、予備校のテキストをパラパラと見返すことでした。「あ、この単語忘れてるな」という部分を拾い集め、記憶のパズルをはめ直すような感覚で、基礎のメンテナンスを行っていました。

7.過去問不足を補う「裏ワザ」と、共通テストへの準備

さて、英語も理科も「過去問が少なくて対策しづらい」というお話を何度もしてきました。 そんな中で、私が実践していた「過去問不足を補う裏ワザ」をこっそり教えます。

それは、香川大学の「昔の後期試験の過去問」を解くことです。 実は、香川大学では昔、推薦入試の代わりに一般の後期日程試験が行われていました。ある時からその後期試験が廃止され、現在の推薦入試の形になったのですが、当時の後期試験の問題を見てみると、今の推薦入試の内容にそっくりなのです。 理科は少し頭を捻るような思考力を問う問題が出たり、英語もかなり難しめの学術的な文章が出題されたりしています。 「推薦の過去問がもう手に入らない!」と困った時は、ぜひ図書館や予備校の倉庫に眠っている「大昔の後期試験の赤本」を探してみてください。最高の演習材料になるはずです。

また、推薦入試といっても、最終的には共通テストの点数が必要になります。特に香川大学は理科の配点が高いなど、理系科目での勝負になる側面があります。 私は現役時代、夏の時期に学校で行われた夏期講習のような場で、共通テスト系の予想問題集をみんなで時間を測って解く練習を徹底的にやっていました。普段から本番と同じ時間配分で、マークシート特有の形式に慣れておくことが大切です。

そして二次試験の対策としては、とにかく「手を広げすぎないこと」を意識しました。 学校で使っている教材の復習を徹底し、数学などは『フォーカスゴールド』という分厚い参考書を使って基礎を固めました。分厚い参考書を1ページ目から全部やるのではなく、「自分が苦手な単元だけをピックアップして、何回も何回も繰り返す」という目的で辞書のように使っていました。これも、無駄を省いて効率よく実力を伸ばすためのおすすめの方法です。

8.「というわけで」〜孤独な戦いに悩むあなたへ〜

ここまで、私の挫折から再挑戦、そして香川大学の特殊な筆記試験との戦い方についてお話ししてきました。

「こんなに難しい文章を読まないといけないのか」「有機化学まで先取りしないといけないのか」と、少し不安にさせてしまったかもしれませんね。

読者のみなさんが抱く「私にできるだろうか」という葛藤は、痛いほどよく分かります。

「とはいえ」、最初にお話ししたように、医学部の入試は「頭がすごくいい人でも、ちょっとした運や相性でダメだったりする」という残酷な世界です。 だからこそ、一般入試という一つの道だけに固執するのではなく、推薦入試や後期入試、あるいは私立大学の受験など、自分が勝負できる「あらゆる方法」を探って、全てのチャンスに手を伸ばしてほしいのです。

あなたが今、教科書の基本的な問題をコツコツと解いているその泥臭い時間は、決して無駄ではありません。難問集が解けなくて泣きたくなる日があっても、立ち止まらずに基礎に戻る勇気を持てる人こそが、最後に合格を掴み取ります。

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というわけで、あなたのその苦しい努力が、いつか満開の桜として花開くことを、心から祈っています。 最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!一緒に頑張りましょう!

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