こんにちは!
全国の医学部受験生をサポートするオンライン塾の宮崎大学医学部医学科の竹内壮吾です!
私は現役時代、そして浪人時代という、とても苦しくて先の見えない受験生活を経験しました。日々の勉強において、思うように成績が伸びずに焦ったり、周囲の優秀なライバルたちと自分を比べて自信を失ったりする日々を何度も乗り越えてきました。そうした泥臭い試行錯誤の末に、現在はここ宮崎大学医学部医学科に進学することができ、医師になるという夢に向かって本当に充実した毎日を送っています。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
今日は、毎日机に向かって一生懸命にペンを動かしている皆さんのために、大きく分けて2つの非常に重要なテーマについて書いてみたいと思います。
前半は、受験の天王山とも呼ばれる夏休みに向けて、どのように学習を進めれば秋以降に爆発的に成績を伸ばすことができるのかという、夏休みを最大限に活用するための具体的な勉強計画と、その前提となる英語・数学の基礎固めの極意についてです。
そして後半は、多くの受験生、特に現役生が直前まで間に合わずに苦しむことになる、理科(物理・化学)の具体的な勉強法について、私のリアルな受験体験を交えながら本音で語っていきたいと考えています。
一般的に、学校の先生や予備校の進路指導の場などでは、「夏休みに入ってから、とにかく1日12時間以上勉強して、難しい応用問題や過去問にどんどんチャレンジしなさい」と言われることが多いと思います。
また、理科の勉強に関しても、「理科はセンスやひらめきが必要な科目だから、数学と同じように頭の柔らかい天才でなければ高得点は狙えない」といった、少し諦めを誘うようなアドバイスが一般的です。
しかし、私はそれらの一般的な考え方に対して、自分自身の受験経験、そして今の医学部での学びから、少しだけ疑問と新しい視点を持っています。
本当に、夏休みに入ってから応用問題を解きまくるのが正解なのでしょうか。そして、理科という科目は、一部のセンスに恵まれた天才だけが解けるような、凡人には手の届かない学問なのでしょうか。
今、果てしなく高い医学部の壁を前にして、毎日自習室にこもっている高校生の皆さん。 さらに、朝から晩まで予備校の重苦しい空気の中で、自分の成績が本当に伸びるのか、先の見えない未来への恐怖に不安を抱きながら浪人生活や再受験に挑んでいる社会人や浪人生の皆さん。
よし、今日も1日頑張るぞと意気込んで机に向かったのに、ふと周りの優秀なライバルたちが難しそうな問題集を解いているのを見て、自分はこんな基礎的な問題ばかりやっていて本当に間に合うのだろうかと急に焦ってしまい、ペンを握る手が止まってしまうことはありませんか。
また、模試の冊子に載っている理科の応用問題の解説を見て、こんな複雑な設定の問題を自分は本番の制限時間の中で解けるようになるのだろうかと、一人で孤独な悩みを抱えていませんか。
そんな風に思い悩んでしまうこと、ありますよね。そのお気持ち、私には本当に痛いほどよく分かります。 私も受験生時代は、周りの優秀な人たちと自分を比べては自信を失い、理科の難しい問題が解けずに「自分には理系の才能がないのではないか」と、見えない未来に怯えながら一人で葛藤していたごく普通の学生だったからです。
しかし、私が悩み抜いた末に宮崎大学医学科に合格し、実際に過ごしてきた日々や、当時の受験戦略を振り返ってみると、決して夏休みの前に背伸びをして難しい問題に手を出す必要はありませんし、理科という科目も、正しい手順を踏んでアプローチを変えてあげれば、センス不要で誰でも確実に得意科目に変えることができるという真実が見えてきます。
今日は、皆さんが心の中に抱えている、夏前の成績の伸び悩みに対する焦りや、理科に対する苦手意識という深い悩みに優しく寄り添いながら、読んだ後に心がスッと軽くなり、明日からの勉強が少しでも前向きになるようなヒントを、私のリアルな体験を交えて丁寧にお話しさせていただきます。
第一章 夏休みという40日間の黄金期。なぜ夏休み前までの英数基礎固めがすべてを決めるのか

夏のロケットスタートを決めるための必要条件
受験生の皆さんにとって、夏休みというのはまさに天王山と呼ばれる、学力を飛躍的に向上させるための最大のチャンスの期間となります。 だからこそ、多くの人が夏休みに入った瞬間から、自分の実力よりも一段も二政も高い応用問題集や、志望校の過去問に手を出してしまいがちです。
夏は応用力を鍛える時期だから、どんどん難しい初見の問題を解かなければいけない、というよくあるアドバイスを信じて、最初から難解な問題に挑戦する気持ちはとてもよく分かります。 しかし、ここには大きな罠が隠されています。
結論からお伝えしますと、夏休みに入る前のこの時期に、何よりも最優先でやっておきたいことは、英語と数学の「基礎を徹底的に固めておくこと」です。
基礎と聞くと、皆さんはどのようなイメージを持ちますか。 数学であれば、青チャートや「1対1対応の演習」といった、教科書レベルから入試の標準的な問題がたくさん収録されているお馴染みの問題集のことです。 「そんな基礎的な問題集、今さらやる意味があるの?」と思うかもしれませんが、これこそが、すべての応用力を支える最強の土台になるのです。
実際に入試本番で出題される難しい応用問題というものは、実は全く新しい魔法のような知識で解くものではありません。 基礎的な問題の解法パターンが、いくつも複雑に絡み合って作られているに過ぎないのです。
だからこそ、この夏休み前の期間を利用して、数学の基礎問題の解法を「すべて頭の中に入れておく」ことが、夏休み以降の爆発的な成長へと繋がっていきます。 基礎が完璧になっていない状態で難しい問題を解こうとすると、問題が解けないだけでなく、解答を読んでも「なぜこの公式を使うのか」が理解できず、結局は基礎の復習に戻らざるを得なくなります。 そうすると、勉強の効率は著しく低下してしまいます。
英語の基礎を侮るなかれ。英単語と文法がすべての始まりです
英語に関しても、数学と全く同じことが言えます。 英語という科目は、英単語、英文法、そして英文解釈という、しっかりとした「土台」があって、初めて長文読解や英作文という応用的な実戦対策ができるようになります。
私は、夏休みに入る前の段階で、英単語帳を「まずは1冊終わらせておく」ことを強くお勧めしています。 さらに、英文法は当たり前のように理解して使いこなせる状態にしておき、英文解釈(英文読解)も基礎レベルまでは確実に仕上げておいてほしいのです。
なぜなら、夏休みに入ると、いよいよ長文をスラスラ読む練習や、英作文の本格的な添削対策に入っていかなければならないからです。 その時に、 「この英単語の意味が分からないから、いちいち辞書で調べよう」 「この文法の構造が理解できないから、文法の参考書に戻って確認しよう」 と立ち止まっているようでは、とても夏休みの膨大な演習量をこなすことはできません。
英語と数学という2つの主要科目は、短期間で一気に勉強したからといって、次の日にすぐに成績が伸びるような甘い科目ではありません。 じわじわと時間をかけて、脳に土台を浸透させていく必要があるのです。 だからこそ、夏休み前の今のうちに、これらの基礎を当たり前のレベルにしておくことが、これからの演習期において決定的な差となって現れるのだと私は確信しています。
第二章 日付で分ける40日間英数完璧計画。焦りと達成感を味方につける戦略
1日中使える時間をどうコントロールするか
夏休みが始まると、学校の授業が完全にストップします。 予備校に通っている人であっても、普段のような通常のカリキュラムの授業はなくなり、自習や夏期講習がメインの期間になります。 これはつまり、1日24時間という膨大な時間を、すべて自分の裁量で自由に使えるという、夢のような環境が手に入ることを意味しています。
しかし、この自由すぎる環境こそが、多くの受験生を挫折させる甘い罠でもあるのです。 「いつでも勉強できるから、後でやろう」 「今日は疲れたから、明日その分を取り返せばいいや」 そんな風に、生活リズムを崩してしまい、気づけば何もできないまま夏休みが終わってしまった、という痛ましいケースを私は何人も見てきました。
夏休みは、大体「40日間(約1ヶ月半)」あります。 この限られた40日間の中で、何日までにこの問題集をやり切るのか、何日までにこの単語帳を終わらせるのかという、具体的な「日付に分けた計画」を、事前に自分の手でしっかりと立ててほしいのです。
日付に分けて細かく計画を立てることには、科学的にも非常に理にかなった、2つの大きなメリットがあります。
1つ目は、自分の進捗状況が目に見えて分かるため、「あ、今日はこれだけできたんだ」という、日々の強力な「達成感」が得られる点です。 この達成感こそが、明日も頑張ろうという勉強のモチベーションを維持するための何よりの栄養になります。
2つ目は、「この日までにこれを終わらせなければならない」という、程よい「焦り」が生まれる点です。 人間は、締切が近づくと集中力が極限まで高まる生き物です。 日付で計画を区切ることで、毎日が本番前のような程よい緊張感に包まれ、だらだらと時間を無駄にすることを完璧に防ぐことができるようになります。
見返しをした時に、「自分はこれだけの量をこの日数でやり切ったんだ」という客観的な事実が、模試の判定よりも遥かに強固な、あなたの一生の「自信」になってくれます。 スケジュール帳やカレンダーを用意して、40日間のマス目を自分のやりたい勉強で美しく埋めていくことから、皆さんの夏休みの挑戦を始めてみてはいかがでしょうか。
第三章 過去問と模試から炙り出す数学の弱点と、分野別参考書での徹底狙い撃ち

自分の「敵」を正確に知ることから始めましょう
夏休み前の基礎固めを終え、夏休みの計画を立てる段階に入ったら、次に行うべきは「自分の苦手な分野を正確に把握すること」です。
多くの受験生が、 「数学がなんとなく苦手です」 「全体的に点数が取れません」 と、自分の弱点をぼんやりとしか捉えられていません。 しかし、数学という科目は、分野ごとに性質が大きく異なります。 確率が苦手なのか、微分積分が苦手なのか、それともベクトルが苦手なのかによって、取るべき対策は180度変わってくるのです。
そこで、私が実践していた、自分の弱点を炙り出すための非常に効果的な方法をご紹介します。 それは、「一度、志望大学の過去問を実際に解いてみること」、そして「これまでに受けた模試の成績表や答案をすべて見直すこと」です。
過去問を解くのは、現段階で点数を取るためではありません。 志望大学がどのような分野を好んで出題してくるのか、そして自分の現在の実力と、目指すべきゴールとの間にどれほどの距離があるのかを、リアルに肌で感じるためです。 さらに、これまでの模試を見返すことで、自分がどの分野でいつも失点しているのか、どのようなパターンの問題に弱いのかが、データとして明確に浮かび上がってきます。
弱点分野の特化型参考書という、最強の狙い撃ち戦略
自分の苦手な分野がはっきりと分かったら、そこを夏休み中に「一気に潰して」いきましょう。
数学の勉強において、私が非常にお勧めしているのが、特定の分野だけに特化した「分野別参考書」を活用することです。 例えば、確率がどうしても苦手なのであれば、確率の基本から応用までを網羅した、確率だけに特化した参考書を本屋さんで探してきて、それを1冊丸ごとやり込むのです。 微分積分が苦手であれば、微分積分に特化した微積分専門の参考書をチョイスして、集中攻撃を仕掛けます。
網羅系の分厚い問題集を最初から最後まで解き直すのは、膨大な時間とエネルギーが必要になりますし、すでに解ける問題に時間を割くのは非効率的です。 しかし、このように苦手分野をピンポイントで狙い撃ちする勉強法であれば、短期間で劇的にその分野の偏差値を引き上げることが可能になります。 「この夏で、苦手だった確率を、むしろ自分の最大の得点源に変えてみせる」 そんな強い決意を持って、分野別の参考書をボロボロになるまでやり抜いてみてください。
なお、すでに数学の基礎が完璧に固まっており、特に目立った苦手分野がないという優秀な人、あるいは得意な人であれば、さらに上のレベルに挑戦してほしいと思います。 例えば、「プラチカ」や「やさしい理系数学」といった、もう一段階上の難易度の問題集をどんどん進めて、二次試験でライバルたちに圧倒的な差をつけるための実力を磨いていってください。 自分の現在のフェーズに合わせて、やるべき勉強を賢く選択することが、合格を引き寄せるための最大の秘訣です。
第四章 「理科はセンス」という最大の嘘。公式の少なさと解法暗記の真実
理科が数学よりも圧倒的に攻略しやすいシンプルな理由
ここからは、後半のテーマである「理科(物理・化学)の勉強法」について、じっくりとお話ししていきたいと思います。
国公立大学の医学部を受験するにあたって、理科の対策は避けて通ることができない、極めて重要な合否の分かれ目となります。 しかし、現役生の多くが、 「英語や数学の対策が忙しくて、理科はなかなか手が回らない」 「理科は応用問題が難しすぎて、自分にはセンスがないから解ける気がしない」 と、理科に対して苦手意識や強い恐怖心を抱いてしまっています。
しかし、私はそんな皆さんに、とても心が軽くなる真実をお伝えしたいと思います。 理科という科目は、実は数学に比べて、圧倒的に「簡単で、攻略しやすい科目」なのです。
なぜ私がそう言い切るのか、理由は非常にシンプルです。 数学には、果てしなく多様な公式や数式が存在し、問題の設定も無限にあります。 そのため、本番の試験で、これまでに見たこともないような奇抜なひらめき(発想力)を要求されることが多々あります。
一方で、理科はどうでしょうか。 物理で使われる基本的な公式の数は、実はそれほど多くなく、最初からすべて決まっています。 化学に関しても、覚えなければならない基本的な公式や反応式の数は、数学の数式に比べれば、驚くほど限定的なのです。
つまり、理科は覚えるべき武器(公式)の数が非常に少なく、かつ、出題される分野や現象のパターンも、ある程度決まっています。 ですから、数学のような高い発想力やセンスは、偏差値を上げる段階においてはほとんど必要ありません。 物理や化学の問題が解けるようになるというのは、本質的には、その問題の設定に対する「発想や解き方のパターンをあらかじめ暗記しておくこと(解法暗記)」に過ぎないのです。 理科は、センスの学問ではなく、努力がそのまま点数に直結する、最もコストパフォーマンスの良い「暗記科目」なのだと、まずはマインドをガラリと変えてみてください。
第五章 セミナーから名問の森へ。物理・化学の王道ルートと、難問を攻略する「オリジナル本」の作り方
基礎を徹底的に愛し、信じたルートを突き進む
理科の勉強を始めるにあたって、まず最初に行うべき最も大切な大前提は、「教科書レベルの公式を、その根本から完全に理解すること」です。
多くの医学部受験生が、 「教科書やセミナーなどの基礎問題集は簡単すぎるから、早く難しい応用問題集をやらなければいけない」 と焦ってしまい、基礎をおろそかにしたまま応用問題に手を出しがちです。 しかし、基礎という土台がグラグラしている状態でいくら難しい問題を解いても、解説の式の意味が理解できず、ただ時間を無駄にするだけになってしまいます。
私は受験生時代、定期テストの機会を最大限に利用して、その範囲の公式を「なぜそうなるのか」という根本から理解するように徹底していました。 そして、学校で配られる「セミナー化学」や「セミナー物理」といった標準的な問題集の基礎問題を、まずは確実に、何も見ずに解けるようになるまで何周も繰り返しました。
具体的な進め方としては、以下のような手順を踏んでいました。
- 教科書や基本書を読み、公式の意味と導出プロセスを理解する。
- セミナーなどの基本問題を解いてみる。
- 間違えた問題には必ずチェックをつけ、翌日以降に必ず解き直す。
- このプロセスを何周も繰り返し、チェックがついた問題をすべて完璧にできるようにする。
このセミナーレベルの基礎が完全に頭に入って、スラスラ解けるようになってから、初めて次のステップへと進みます。 物理であれば、「良問の風」をしっかりと挟み、その内容を完璧にした上で、さらにレベルの高い「名問の森」などの応用問題集へと段階的にステップアップしていきました。 基礎から標準、そして応用へと、信じた王道のルートを一段ずつ、着実に登っていくことこそが、最も無駄のない、最速の学力向上法なのです。
知らない解法をすべてストックする、世界に1つのオリジナル本
「とはいえ」、いくら解法暗記を徹底し、標準的な問題集を完璧にしたとしても、東大や京大、あるいは単科医科大学が出題してくる、非常に難解で癖のある応用問題に遭遇した時は、 「うわ、こんなの見たことがない。どうやって解けばいいんだ」 と、立ち尽くして頭を抱えてしまうことがありますよね。
そのような新しい問題や、自分にとって難しすぎる問題に出会った時こそ、あなたの学力をさらに上の次元へと引き上げる最大のチャンスです。 私は、そのような難問に出会った時、ただ「難しかったな」と赤ペンで答えを書いて終わらせるのではなく、以下のような非常に面白い取り組みをしていました。
それは、 「自分が分からなかった問題や、初めて出会った新しい解き方、面白い発想を、1つのノートにどんどんリストアップしてまとめていくこと」 でした。
自分が間違えた問題や、知らなかったユニークな解き方を、ルーズリーフやノートに丁寧にファイリングしていきます。 そうすると、勉強を進めていけばいくほど、あなたの手元には、 「自分が知らない解法だけがギッシリと集まった、世界に1つだけのオリジナル本(データベース)」 が完成することになります。
このオリジナル本は、あなたの「弱点」と「新しい知見」だけで構成されている、あなたのためだけに最適化された究極の参考書です。 模試の直前や、入試本番の直前の緊張する時間帯に、このノートをパラパラと見直すだけで、 「あ、あの時間違えたこの難しい問題は、こういう視点で式を立てれば一発で解けるんだったな」 と、自分の脳内にある解法パターンを瞬時に、かつ正確にアップデートすることができます。 難しい問題に出会うことを恐れるのではなく、自分のオリジナル本に新しいコレクション(解法)を追加できる絶好の機会だと捉えて、楽しんで難問にアタックしていってほしいと思います。
第六章 無機・有機化学の暗記を加速する!「戻れる参考書」への書き込みと一気暗記のメソッド

暗記の壁を、スマートな教材の一気読みで突破する
最後に、化学の中でも、多くの受験生がその膨大な暗記量に悲鳴を上げることになる「無機化学」と「有機化学」の具体的な暗記メソッドについてお話しします。
化学の理論分野(計算系)に関しては、先ほどお話しした物理と同じように、公式を理解して問題演習を積み重ねていく王道のアプローチが有効です。 しかし、無機化学や有機化学という分野は、性質や色、反応のプロセスなど、 「とにかく覚えるしかない暗記の要素」 が、圧倒的に高いウェイトを占めています。
「こんなにたくさんの反応式や物質の性質を、一体どうやって覚えればいいんだ」と、暗記カードを何百枚も作って、途方に暮れていませんか。 そんな皆さんに、私が実際に使って、驚くほど効率的に無機・有機をマスターできた、お勧めの参考書をご紹介します。
それが、「福間の無機化学の講義」や「鎌田の有機化学の講義」(旧称:蒲田の向き化学、福馬の向き化学、蒲田の雪化学などのシリーズ)といった、講義形式で非常に分かりやすく書かれた参考書のシリーズです。
私は、これらの参考書を、夏休み前くらいの時期から「毎日必ず見る」ように習慣化していました。 具体的な進め方としては、まずは問題演習に入る前に、これらの講義本を「一気に1周がっと読んで、大枠の知識を頭に叩き込む」という方法をとっていました。
ダラダラと何ヶ月もかけて読むのではなく、短い期間で集中して一気に全体像をインプットすることで、物質同士の繋がりや、反応のルールが頭の中で立体的に繋がりやすくなります。 そうして全体像がなんとなく頭に入ってから、実際の標準問題集の演習へと入っていくのです。
自分だけのメモを付け足して、情報の一元化を徹底する
問題演習を進めていく中で、 「あ、この知識、さっき読んだ講義本(参考書)に載っていなかったな」 「この問題で間違えたけれど、この物質の別の性質が解説に書かれているな」 というような、新しい情報や、自分の勘違いしていたポイントが必ず出てきます。
その時、多くの受験生は、間違えた問題集の解説にマーカーを引いて終わりにしていまいます。 しかし、これでは知識が色々な教材に散らばってしまい、後で見直すことができなくなってしまいます。
そこで私は、問題集で間違えたり、新しい知識に出会ったりした時は、その情報をすべて、自分が愛用している「鎌田・福間の講義本(参考書)」の、関連するページの余白に「どんどん書き足していく(突き足していく)」ということを徹底していました。
何か分からないことがあったら、いつでもその1冊に戻ればすべての情報が載っている、という「戻れる参考書」を、自分の手で作り上げていくのです。
化学の勉強において、この「情報の一元化」は、本当に絶大な威力を発揮します。 有機化学や無機化学の勉強をしている時に、 「あれ、この反応、どこに載っていたっけ」と、色々な問題集やノートを引っ張り出して探す時間は、非常に無駄な時間です。 しかし、自分だけのメモがギッシリと書き込まれた「戻れる参考書」が1冊あれば、その本を開くだけで、過去に自分が間違えたポイントや、重要な周辺知識が一瞬で視界に入ってきます。
物理と化学のあらゆる間違えた問題や、新しい発想、自分が書き足したオリジナルメモを、1つのシステムとして整理し、それを繰り返し見直すこと。 この習慣を毎日コツコツと積み重ねていけば、理科の成績は、あなたが想像しているよりも遥かに早いスピードで、一気に医学部合格レベルへと駆け上がっていくはずです。
終わりに:小さな一歩を積み重ねて、最高の春を迎えましょう
今回は、私が宮崎大学医学部に合格するまでの泥臭い受験経験に基づいた、「夏休みを40日間でやり抜くための、英数基礎固めと日付分割の計画法」について。 そして、「理科はセンス不要の暗記科目であるという真実と、セミナーからステップアップする王道ルート、自分だけのオリジナル本や戻れる参考書の作り方」について、たっぷりと語らせていただきました。
読者の皆さんが今抱いている、「夏休み前に思うように成績が伸びなくて、本当に合格できるのだろうかという底知れない不安」や、「理科の応用問題が難しすぎて、自分には才能がないのではないかと悩む焦り」は、かつて私が、重苦しい自習室の空気の中で、何度も自分の不甲斐なさにため息をつき、先の見えない未来へのプレッシャーに押し潰されそうになっていたあの頃と、何一つ変わりません。
しかし、今日お話ししたように、医学部合格への道は、決して一部の天才たちだけに許された特別な特権ではありません。 夏休み前の今のうちに、英数の基礎を地道に当たり前のレベルに仕上げ、40日間の計画を日付に分けて淡々とこなし、理科の公式を根本から愛して解法パターンを1つずつ脳内データベースにストックしていけば、誰であっても、確実にその高い壁を突き破り、合格への切符をその手で掴み取ることができるのです。
今、皆さんが机の上で、汗を拭いながら必死にペンを動かしているその時間は、決してあなたを裏切りません。 その地道な、泥臭い努力の積み重ねこそが、将来、人体の神秘に触れ、いつか医師として多くの患者さんの命を救い、下から優しく支えてあげるための、何よりの強固な土台になるのです。
長く、過酷な受験生活。 途中で心が折れそうになったり、模試の結果を見て泣きたくなったりする日も、きっとあると思います。 しかし、あなたが今、その不安を堪えて、もう一歩だけ前に進もうとこの記事を読み、問題集を開こうとしているその姿勢は、本当に立派で、何よりも美しい挑戦の姿です。
どうか、自分自身の秘めた可能性と、これまで積み上げてきた地道な努力を信じて、今日やるべき目の前の課題に、全力で向き合ってください。 あなたがすべての壁を乗り越えて、春に笑顔で医学部の門をくぐり、私たちと一緒に素晴らしいキャンパスライフを送れるようになる日を、宮崎の地から心より応援しています。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。 一緒に頑張りましょう!ローカルメディでお待ちしております!
【終了間近】医学部受験を成功させる「3つの武器」を無料でプレゼント!

最後までお読みいただきありがとうございました。
医学部受験は情報戦です。
ひとりで悩まず、正しい戦略と先輩の生の声を手に入れましょう。
現在、私たちが運営するオープンチャットに参加するだけ、
合格者が実際に使っていた「秘伝のデータ」を含む【豪華3大特典】を期間限定でプレゼント!
- 全国の医学科生の生音声&記事まとめ (合格・不合格のリアルな体験談が聴き放題)
- 医学科受験 攻略ガイドスライド (合格者が使った参考書や勉強法を網羅 ※随時更新)
- 志望大学別!傾向と対策レポート (希望する大学の近年の傾向を分析してプレゼント)
不安や疑問は、先に医学科へ進んだ先輩や同じ志を持つ仲間に相談できます。
今すぐ参加して、特典を受け取り、合格への最短ルートを走り出しましょう!
