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【医学部合格】 模試A判定でも落ちる?医学部生が語る「予備校選びの残酷な真実」と参考書を7周する「鬼の反復学習」

こんにちは!

宮崎大学医学部医学科4年の伊地知隼です。

今日はちょっとした昔話もしていきながら、2つのテーマについて話していこうと思います。

  1. どうして医師をめざすようになったのか
  2. 浪人二年間で予備校を選び直し、どのように学習スタイルを固めたのか

を、できるだけ情景が浮かぶ形で書いてみます。

目次

1.医師をめざした理由──気づけば白衣が最短距離だった

幼いころから家族に医師がいて、白衣姿を見ない週末はありませんでした。外来で「先生、本当に助かりました」と頭を下げられる場面を間近に見るたび、「誇らしい仕事ってこういうものなんだ」と胸が高鳴りました。

高校へ進むと理系クラスの空気は自然と医学部志望に傾きます。進路調査票に将来の職業を書くとき、私の場合「医師」という二文字は、半ば既定路線のようにスッと手が動きました。運命的なドラマは何もなく、ただ白衣の背中が日常にあった――それだけの話です。それでも、その背中から受け取った「人の役に立てる誇り」は、いまも私の芯を支えています。


2.予備校選びで変わった勉強の質

一浪目 大手予備校で味わった“遠さ”と迷子感

卒業して最初の浪人先は、福岡市にある大手予備校でした。寮に入り、全国統一カリキュラムと有名講師の授業を受ける日々。データ量は莫大で、模試判定の仕組みも緻密。ところが質問しようと職員室へ向かうと、同じ講師を求める列が廊下に伸びています。講義内容は理解できても、自分の答案のどこがまずいのかを消化しきれず、基礎がぐらついたまま時間が過ぎていきました。

加えて2020年、コロナ禍の影響で四〜六月はすべて映像授業に切り替わります。画面越しの“神授業”をメモするだけで、「わかった気分」になっていた私は、気づけば成績が横ばいのまま夏を迎えていました。

二浪目――地元の小規模予備校で“顔を覚えられる”距離感

成績が伸び悩んだまま迎えた二度目の浪人では、鹿児島に戻り、学生数百人規模の地域密着型予備校に入り直しました。先生は常に職員室にいて、授業が終わればすぐ隣の机で答案をチェックしてくれます。

欠席すれば翌日「昨日どうした?」と声が掛かり、模試のたびに個人面談があります。私は朝が弱く、放っておくと自己管理が甘くなるタイプでしたが、ここではサボりが即バレ。結果として毎日のペースが崩れず、基礎を一段ずつ固め直すことができました。

質問も「今いいですか?」と持って行けばその場で解決するので、疑問が寝かされることがありません。大量の全国データこそ大手に軍配が上がりますが、私には“口頭で即フィードバック”される環境の方がはるかに効果的でした。


3.合格までの学習ロードマップ――私の場合

社会人の四年間で身についたのは、九時五時のリズムを守る習慣です。2022年一月、貯金を切り崩して無職になった瞬間から、「勉強を仕事に置き換える」と決めました。

朝九時に自宅の机へ向かい、昼休憩を一時間はさんで夕方五時半まで参考書を回す。夜は二時間を“残業”として演習に充ててから就寝。このリズムを一年間、休日もほぼ崩しませんでした。

参考書は一冊ずつ完璧にするまで手放さず、たとえば『化学重要問題集』なら毎日八題ずつ解いて十四日で一周。これを七周した頃には知らない問題はほぼゼロになりました。同じ方法を物理の『セミナー』や数学の『一対一対応』にも当てはめ、基礎穴を潰したうえで大学の赤本に挑戦。過去十年分を解くころには得点率が六割から八割へ上がり、模試の判定に一喜一憂せずに済むようになりました。

4.模試判定でメンタルを折らないコツ

2022年四月、河合模試で共通テスト換算七割を取り「A判定」を獲得。浮かれたのも束の間、七月には六七%へ落ち込み「C判定」に逆戻りします。ここで頼りにしたのは、判定よりも“赤本の得点推移”です。

十年分の過去問を月ごとに再演し、得点率が右肩上がりなら判定が揺れても焦らない。逆に判定が良くても赤本が停滞すれば危険信号。こうして「模試は健康診断、赤本はトレーニングの記録」と位置づけてから、心が折れなくなりました。


5.最後に――あなたへのささやかな提案

医師への道は長く見えますが、基礎を完璧にすることで景色が一変します。予備校選びは「自分の弱点を補ってくれる距離感」で決めてください。私のように声を掛けてもらわないとサボるタイプは、小さな教室で顔と名前を覚えられるほうが伸びます。

今日取り組んだ単語帳一ページ、問題集の八題。地味でもその積み重ねが来年の春を変えます。焦らず、でも止まらず。一緒に歩いていきましょう。

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