こんにちは!
全国の医学部受験生をサポートするオンライン塾「ローカルメディ」のラジオ番組、「頭がすごく良くなるラジオ」でお送りしております、宮崎大学医学部医学科4年の伊地知隼と申します。
私は現在、ここ宮崎大学医学科で医学の勉強に励みながら、充実した大学生としての日々を送っています。本日はよろしくお願いいたします。
今日はこんなことを書きたいと思います。 1つ目は、毎日机に向かって苦しい受験勉強を続けている皆さんが、ふと疑問に思うであろう「医学科に入ったら、実際のところ楽しいのかどうか」というリアルなキャンパスライフについて。 そして2つ目は、国公立大学の医学部受験において絶対に避けては通れない、「理科の勉強法と、成績を爆発させるためのちょっとしたコツ」についてです。
一般的に、医学部受験を目指す界隈や、学校の先生たちの間では、「医学部は入ってからも尋常じゃないくらい勉強しなければならない」「テストの連続で遊ぶ暇なんて全くない過酷な場所だ」というような、少し脅すようなアドバイスや情報が飛び交うことがよくあるように感じます。 また、理科の勉強法に関しても、「物理や化学は本質的な理解が必要だから、数学のような高度なひらめきと思考力がなければ解けない」というような、少し敷居の高いイメージが語られがちです。
しかし、私はそれらの考え方に対して、少しだけ疑問と新しい視点を持っています。 今日は、実際に医学科で4年間過ごしてきた私が感じる「医学部の圧倒的な自由とその裏にある無慈悲な現実」について、嘘偽りなくお話しします。 さらに後半では、私が先輩から教わり、今でも真実だと確信している「理科は偏差値65までは完全なる暗記科目である」という独自の視点を軸に、教科書レベルの基礎から過去問演習までの具体的なステップについて、たっぷりと語っていきたいと考えています。
今、果てしなく高い医学部の壁を前にして、毎日机に向かっている中高生の皆さん。 そして、朝から晩まで予備校の重苦しい空気の自習室にこもり、「医学部に入っても地獄が続くなら、今こんなに頑張っている意味はあるのだろうか」「物理の応用問題を見ても全くひらめかないし、自分には理系のセンスがないのではないか」と、見えない未来への恐怖に不安を抱きながら浪人生活や再受験に挑んでいる社会人や浪人生の皆さん。
「よし、今から物理の難しい問題集を解くぞと意気込んで開いたものの、問題文の意味すら理解できず、解説を読んでも何語で書かれているのか分からないくらい絶望する」
「友達が楽しそうに大学生活を送っているSNSを見て、自分は受かってもどうせ勉強漬けなんだと、謎のネガティブな感情に支配されてペンが止まってしまう」
そんな風に思い悩んでしまうこと、ありますよね。そのお気持ち、私には痛いほどよく分かります。 私も受験生時代は、先の見えない受験勉強の中で「大学に入ったら本当に楽しいことがあるのか」と疑心暗鬼になり、理科の成績が伸び悩んで「自分にはセンスがない」と一人で葛藤していたごく普通の学生だったからです。
しかし、私が悩み抜いた末に医学科に合格し、実際に過ごしてきた日々を振り返ってみると、決して「医学部は24時間勉強し続ける監獄のような場所」でも、「理科は一部の天才にしか解けない魔法の科目」でもないという真実が見えてきます。 今日は、皆さんが心の中に抱えている「未来への不安」や「理科に対する苦手意識」という深い悩みに優しく寄り添いながら、明日からの勉強が少しでも前向きになるような、心がスッと軽くなるヒントを、私のリアルな体験を交えてお話しさせていただきます。
第一章 医学科のリアル。圧倒的な自由と楽しいキャンパスライフ

干渉されないという最高の贅沢
医学部を目指すにあたって、私たちは日々膨大な量の勉強をこなさなければなりません。 その辛い日々の中で、「合格したらバラ色の大学生活が待っている」と信じたい反面、「医学部は入ってからもずっと勉強ばかりで辛いらしいよ」という噂を耳にして、モチベーションが下がってしまうことがあると思います。
結論から言いましょう。 医学科の生活は、楽しいですかと聞かれたら、私は自信を持って「めちゃくちゃ楽しいです」と答えます。
大学に入って、高校までの生活と一番大きく違うのは何だと思いますか。 それは、良くも悪くも「圧倒的に自由である」ということです。 医学科と聞くと、厳しい教授がいて、毎日ギチギチに管理されているようなイメージを持つかもしれませんが、現実は全く違います。 私たちの生活に、過剰に干渉してくる人は誰もいません。
多くの人が親元を離れて、一人暮らしを始めます。 朝起きて、「今日はなんだか気分が乗らないな」と思って勉強をサボっていても、お小言を言ってくる親もいなければ、電話をかけてくる担任の先生もいないのです。
自分のペースでデザインする日常
この「自由」は、生活のあらゆる場面に当てはまります。 例えば、授業に出るか出ないかという選択すら、ある程度は個人の裁量に任されています。 もちろん出席が必須の授業や実習もありますが、そうでない授業に関しては、自分のペースで学習を進めることが許容されている雰囲気が少なからずあります。
勉強のスタイルも本当に人それぞれです。 大学の先生が配ってくれるプリントやレジュメをひたすら読み込んで勉強する人もいれば、最近では企業が提供している医学科生専用の分かりやすい映像授業サービスがあり、それを自分の部屋で倍速で見て効率よく勉強している人もいます。 あるいは、先輩から代々受け継がれてきた過去問やまとめ資料を駆使して、試験のポイントだけを要領よく押さえていく人もいます。 誰かに強制されるのではなく、「自分に一番合ったペースとスタイルで、自分の責任において勉強する」というこの環境は、型にはめられるのが苦手な人にとっては、非常に楽しくて快適なものだと思います。
バイトも旅行も、自分の力で叶える
そして、皆さんが気になっているであろう「遊ぶ時間やバイトをする時間はあるのか」という疑問についてです。 これも、全く問題ありません。時間は自分で作ることができます。
生活リズムも本当に自由になります。 例えば、夜型の人は夜中に集中して勉強し、朝はゆっくり寝ているかもしれません。 逆に朝型の人は、早起きして勉強を終わらせ、夕方からは街の飲食店で深夜までアルバイトをするという生活を送ることもできます。 医学科生は家庭教師や塾講師のアルバイトでも重宝されることが多く、自分の持っている知識を活かしてお金を稼ぐこともできます。
そうやって自分でシフトを組み、一生懸命働いて稼いだお金を何に使うか。 長期休みには友達とレンタカーを借りて遠くまで旅行に行ったり、普段は食べられないような少し高級で美味しいものを食べに行ったりと、自由にお金と時間を使うことができます。 高校生の頃には想像もできなかったような、行動範囲の広がりと選択肢の多さ。 これが、医学科のキャンパスライフの最も魅力的で楽しい部分だと私は思っています。
第二章 自由の裏側に潜む「無慈悲な自己責任」
誰も助けてくれないという恐怖
「とはいえ」、この圧倒的な自由には、実はとても恐ろしい裏の顔があります。 それは、「自由であることの代償として、全ての責任を自分で取らなければならない」ということです。
高校までは、もしあなたがテストで悪い点を取りそうになったら、先生が補習を開いてくれたり、親が「勉強しなさい」とお尻を叩いてくれたりしたはずです。 しかし、大学ではそんな手厚いサポートはありません。 誰もあなたに「そろそろテスト勉強を始めた方がいいよ」なんて言ってくれませんし、授業中に一番後ろの席でずっとスマートフォンを触っていても、先生は怒りもしません。
しかし、その自由を満喫しすぎてテストで赤点を取ってしまった時、大学は非常にドライで無慈悲な顔を見せます。 「あ、点数が足りないですね。では留年です。さようなら。」 ただそれだけです。 いくら泣いて頼んでも、同情して救い上げてくれることはありません。 この「手放しな冷たさ」こそが、自由という言葉の本当の意味なのです。
今の受験勉強が、未来の自分を救う
だからこそ、医学科で楽しい生活を送るためには、「自分自身を律する力」が絶対に必要になります。 遊ぶ時は思い切り遊ぶ。でも、テストの1ヶ月前からはピタッと遊びを辞めて、狂ったように勉強に集中する。 そのオンとオフの切り替えを、誰の指示でもなく自分自身の意志で行わなければならないのです。
私が今、受験生の皆さんに一番伝えたいのはこの部分です。 皆さんが今、スマートフォンを見たい気持ちを我慢して自習室に向かったり、眠い目をこすりながら英単語を覚えたりしているその「自己管理の苦しみ」は、決して無駄にはなりません。 自分をコントロールするその訓練こそが、大学に入ってからの「無慈悲な自己責任の世界」を生き抜き、自由を最大限に楽しむための最強の武器になるからです。
だから、安心してください。 今しっかりと自分を律して勉強できているあなたなら、医学科に入っても絶対に大丈夫です。 最高の仲間たちと、最高の自由が待っていますよ。
第三章 理科は思考力ではなく「暗記」であるという事実

ひらめき神話の崩壊
さて、ここからは話題を大きく変えて、受験における超重要科目である「理科の勉強法」についてお話ししていきたいと思います。
国公立大学の医学部を目指す場合、共通テストはもちろんのこと、多くの大学で二次試験でも理科2科目(生物、物理、化学の中から選択)が課されます。 配点も非常に高く、絶対に捨てることができない、まさに合否を分ける生命線と言える科目です。
理科、特に物理や化学に対して、皆さんはどのようなイメージを持っていますか。 「複雑な現象を理解するための、深い思考力が必要だ。」 「数学のように、天才的なひらめきがないと初見の応用問題は解けない。」 そんな風に考えて、苦手意識を持っている人が多いのではないでしょうか。
私もかつてはそう思っていました。 難しそうな数式や現象を前にして、「自分には理系のセンスがないから、いくら考えても解けないんだ」と落ち込んだ夜は数え切れません。
しかし、私が受験を通して先輩や先生から教わり、そして今振り返って心から「その通りだ」と確信している一つの真実があります。 それは、「理科という科目は、少なくとも偏差値65のレベルに到達するまでは、完全なる暗記科目である」ということです。
偏差値65の壁まではパターンで乗り切れる
「理科が暗記科目だなんて、そんなバカな」と思うかもしれません。 もちろん、最終的な東大理三や京大医学部のような超難関レベルになってくれば、未知の設定に対する深い洞察力や思考力が必要になってくる場面もあります。 しかし、地方国公立大学の医学部を突破するために必要な「偏差値65」というラインまでは、ひらめきやセンスは一切必要ありません。
必要なのは、「この問題文のパターンが来たら、この解法の手順を当てはめる」という、自分の中の強固なデータベースの構築です。 それを私は「パターン演習」と呼んでいます。 次章からは、そのパターン演習のデータベースをどうやって作り上げ、医学部合格レベルまで引き上げていくのか、具体的な3つのステップに分けて解説していきます。
第四章 第一のステップ。基礎を舐めるな、教科書の完全理解
簡単そうに見える罠
理科の成績を伸ばすための第一のステップ、そして私が最も重要だと考えている大前提のステップがあります。 それは、「教科書レベルの内容を、徹底的に理解すること」です。
「なんだ、そんな当たり前のことか」と拍子抜けしたかもしれません。 医学部を目指すような優秀な受験生ほど、「教科書なんて簡単すぎてやっていられない」「もっと難しい応用問題を解かないと差がつかない」と、教科書を舐めてかかり、いきなり分厚い難関大向けの問題集に手を出そうとします。
しかし、私はあえて厳しいことを言います。 伸び悩んでいる受験生の多くは、この「簡単そうに見える教科書レベルの基礎」が、実は全く身についていないのです。 ここが少しでも抜け落ちていると、その上にどれだけ応用問題の知識を積み重ねようとしても、砂上の楼閣のようにすぐに崩れ去ってしまいます。
自分の言葉で説明できるかという基準
では、教科書レベルを「理解している」というのは、具体的にどういう状態を指すのでしょうか。
例えば、物理を例にとってみましょう。 「運動方程式」や「エネルギー保存則」という言葉は、誰でも知っていると思います。 公式も暗記しているでしょう。 しかし、「では、どのような状況の時に運動方程式を使い、どのような状況の時にエネルギー保存則を使うべきなのか、明確な基準を説明してください」と聞かれた時、あなたは自信を持って答えられますか。 「摩擦力が働いている時は、どの公式をどう修正して使えばいいですか」という問いに、即座に反応できますか。
化学でも同じです。 「モル(mol)の計算」は、素早く、そして確実にノーミスで計算できますか。 「電離平衡」とは一体どういう現象なのか、教科書を見ずに自分の言葉で説明し、何もない真っ白な紙に自分で式を立てることができますか。
「なんとなく分かる」と「自分でゼロから説明して式を立てられる」の間には、海よりも深い絶望的な差があります。 もし今、少しでも言葉に詰まったのであれば、勇気を持って教科書や基礎的な参考書に戻ってください。 遠回りに見えるかもしれませんが、この基礎の完全理解こそが、最終的に一番の近道になるのです。
第五章 第二のステップ。一冊をボロボロにするパターン演習

浮気は最大の敵である
教科書レベルの基礎がしっかりと自分の言葉で説明できるようになったら、次はいよいよ第二のステップ、「パターン演習」に入ります。
ここでやるべきことは、「教科書と入試問題の間を埋めるような、標準的なレベルの参考書・問題集を『1冊だけ』選び、それを徹底的にやり込むこと」です。
受験生が最も陥りやすい失敗の一つに、「参考書の浮気」があります。 本屋に行くと、魅力的なタイトルや美しいレイアウトの新しい問題集がたくさん並んでいます。 「あっちの問題集の方が、もっと良い解法が載っているのではないか」 「友達が使っているあの参考書をやらないと、自分だけ落ちてしまうのではないか」 そんな不安から、次々と新しい参考書を買っては、最初の数十ページだけ解いて本棚の肥やしにしてしまうのです。
しかし、理科の勉強において、複数の参考書に中途半端に手を出すことは絶対にやめてください。 なぜなら、同じ現象でも参考書によって解説のアプローチが違うことがあり、それがかえって頭の中を混乱させる原因になるからです。
データベースを脳内に構築する
選ぶ参考書は、学校で配られるものでも構いません。 化学であれば、『重要問題集』(少し難しめですが定番です)、あるいは『基礎問題精講』、『セミナー化学』や『アクセス』といった網羅系の問題集が良いでしょう。 物理であれば、私は『良問の風』という参考書を愛用していました。
これと決めた1冊を、最低でも「3周」は繰り返してください。 1周目は分からない問題だらけで苦しいかもしれません。 しかし、2周、3周と繰り返していくうちに、不思議な現象が起きます。 問題文の最初の数行を読んだだけで、「あ、この設定はあの公式を使うパターンだな」と、解法への道筋が頭の中にパッと浮かぶようになるのです。
これが、私が「偏差値65までは暗記科目だ」と言った最大の理由です。 本番の試験で問題文を読んだ時、ゼロから一生懸命に現象を紐解いて考えるのではありません。 問題文のキーワードと、自分が3周して脳内に作り上げた「1冊の参考書のデータベース」を照らし合わせるのです。
「この酸と塩基を混ぜる設定は、完全に『2段階電離』のパターンだな。」 「この実験器具の図は、『逆滴定』の処理をするやつだ。あの問題集の50番と同じ流れだ。」
このように、問題文を自分の知っているパターンに「落とし込む」「流し込む」作業こそが、理科の試験の正体なのです。 このデータベースが強固であればあるほど、試験会場での思考時間は極限まで短縮され、正確な答えを導き出すことができます。
第六章 第三のステップ。過去問の早期着手と「3回戦法」
ゴールを知らなければ走れない
1冊の参考書をやり込み、パターン演習のデータベースが構築できたら、第三のステップである「過去問演習」に入ります。
多くの受験生は、「過去問は自分の実力が完成してから、冬の直前期に解くものだ」と思い込んでいます。 しかし、私は「参考書を極める作業と並行するくらいの気持ちで、できるだけ早めに過去問に取り掛かるべきだ」と強く主張します。
なぜなら、大学の入試問題には、私たちが想像する以上に強烈な「色」や「癖」があるからです。 例えば、同じ国公立大学の医学部であっても、以下のように全く傾向が異なります。
- 「計算問題は少なく、実験の意図を記述させる問題が非常に多い大学」
- 「全てマーク式で、とにかく圧倒的なスピードでの処理能力が求められる大学」
- 「他学部の受験生と共通の問題が出題されるため、基礎的な問題で絶対にミスが許されない大学」
- 「医学科専用の難解な化学の問題が出題され、深い知識が問われる大学」
自分が目指す志望校が、どのパターンの能力を求めているのか。 その「ゴール」の形を早めに頭に入れておかなければ、秋から冬にかけての貴重な演習期間が、全く的外れな努力になってしまう危険性があります。 敵の癖を把握し、自分のデータベースの中でどの部分を強化すべきかを見極めるために、過去問は「実力試し」ではなく「戦略を立てるためのツール」として早めに活用してください。
記憶を永遠にするための「3回戦法」
「というわけで」、理科は暗記科目であり、パターンの蓄積が全てです。 では、そのパターンを確実に脳に定着させるためにはどうすればいいのか。 私は受験生時代、自分なりの「3回復習」のルールを徹底していました。
人間は忘れる生き物です。一度解いて解説を読んだだけで完璧に覚えられる天才は存在しません。 だからこそ、復習のタイミングをシステム化してしまうのです。
- その日の晩の復習: 昼間に演習して間違えた問題や、新しく知った解法パターンを、その日の勉強を終える夜にもう一度軽く見直します。記憶が新しいうちに定着させる最初の杭を打ちます。
- 週末の復習: 月曜から金曜までに解いた問題を、土日を使ってまとめて解き直します。ここでスラスラ解ければ、短期記憶から中期記憶へと移行し始めています。
- 模試の前の復習: そして、実力を測る模試の直前に、これまでストックしてきた自分の「間違えノート」や参考書の付箋を貼った部分を総ざらいします。これが3回目の復習です。
この「3回戦法」を繰り返すことで、ただの知識だったものが、本番で使える強靭な武器へと変わっていきます。
数学以上に求められる「正確性」という壁
最後になりますが、理科の試験においてもう一つ絶対に忘れてはならない大前提があります。 それは、「ミスをしない正確さが、命より重い」ということです。
数学の記述試験であれば、途中の計算式や考え方が合っていれば、最後の答えを間違えても部分点をもらえることがあります。 しかし、理科の試験、特にマーク式や答えのみを記入させる形式の試験では、途中でどれだけ素晴らしい物理的思考を展開していようと、最後の足し算を間違えた瞬間に「ゼロ点」という無慈悲な結果が待っています。
だからこそ、理科においては「早く解くこと」よりも「正確に解くこと」が圧倒的に重要になります。 普段の勉強から、時間をかけてゆっくりでいいので、現象を正しく理解し、計算ミスをしないように丁寧に式を立てる癖をつけてください。 正確な手順を何度も繰り返すことで、結果的にスピードは後から自然とついてきます。
終わりに:未来の自由のために、今を全力で

今回は、私が実際に経験している「医学科の圧倒的な自由と、それに伴う自己責任のリアル」について。 そして、国公立医学部合格に欠かせない「理科は暗記科目であるという視点に基づいた、基礎・パターン・過去問の3ステップ勉強法」について、たっぷりと語らせていただきました。
読者の皆さんが今抱いている「大学に入っても辛い日々が続くのではないかという不安」や「理科の応用問題が解けずに自分を責めてしまう気持ち」は、私がかつて自分の机の前で、静かな部屋の中でため息をつきながら毎日痛いほど感じていた感情と全く同じものです。
今日お話ししたように、医学科の生活は、あなたが自分の行動に責任を持てる大人である限り、これ以上ないほど自由で楽しい世界です。 そして、その世界への切符を掴むための理科の勉強に、生まれ持った天才的なセンスは必要ありません。 必要なのは、教科書の基礎から逃げない勇気と、1冊の参考書をボロボロになるまで繰り返す泥臭いパターンの蓄積です。
長く苦しい受験生活、特に模試の判定が返ってくる時期は、自分が本当に医学部に行けるのか、涙が出るほど不安になる夜もあると思います。 しかし、あなたが今、スマートフォンを見たいのを我慢して「あと1問だけ」と物理の公式と向き合っているその時間も、化学のモル計算をミスしないように丁寧に紙に書き出しているその努力も、必ず将来、あの自由で眩しいキャンパスライフへと繋がっています。
どうか、自分自身の可能性と地道な努力を信じて、今日やるべき目の前の勉強に全力で向き合ってください。 あなたが納得のいく結果を掴み取り、春に笑顔で医学部の門をくぐり、私たちと同じように自由で充実した大学生活を送れることを、宮崎の地から心より応援しています。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。 一緒に頑張りましょう!ローカルメディでお待ちしております!
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