こんにちは!
宮崎大学医学部医学科のあおいんと申します!私は現役時代に少し悔しい思いを経験し、その後、予備校での1年間の浪人生活を経て、宮崎大学医学部医学科にご縁をいただくことができました。本日はよろしくお願いいたします。
今日はこんなことを書きたいと思います。 一般的に「医学部に合格するような人は、本屋に売っているような分厚くて難易度の高い参考書を何十冊もタワーのように積み上げ、そのすべてを信じられないスピードで完璧にこなしている」と言われている常識に対する、私なりの疑問と新しい視点についてです。 そして、現役時代に薄い問題集から得た成功体験を胸に、朝から晩まで予備校の自習室にこもり、ただひたすらに同じ問題集の同じページを「最低3回」繰り返し解き続けた、私の泥臭い浪人時代のリアルをお話しします。 さらに、短期記憶に頼らないための理科の復習タイミングや、1週間単位で計画を立てる具体的なスケジュール管理術についても、小見出しをつけながらたっぷりと語っていきたいと考えています。
今、果てしなく高い医学部の壁を前にして、毎日机に向かっている中高生の皆さん。そして、朝から晩まで予備校の自習室にこもり、「周りのみんなは難しい問題集をやっているのに、自分はこんな基礎的なことをしていていいのだろうか」と見えない恐怖に不安を抱きながら浪人生活や再受験に挑んでいる社会人や浪人生の皆さん。
「本屋の学習参考書コーナーに行くと、どれも素晴らしいことが書かれているように見えてしまい、つい何冊も買って帰るけれど、結局どれも中途半端に終わってしまう」 「有名な分厚い『青チャート』などを意気込んで買ったはいいものの、カバンに入れると重すぎるし、問題数が多すぎて最初の数ページで心が折れて本棚の飾りになっている」 「昨日解けなくて解説を読んで理解したはずの問題が、今日もう一度解こうとすると全く手が動かず、自分の記憶力のなさに絶望してしまう」 そんな風に思い悩んでしまうこと、ありますよね。そのお気持ち、私には痛いほどよく分かります。私も、浪人時代は遊ぶ時間など一切ない厳しい環境の中で、「これで本当に医学部に届くのだろうか」と、常に不安と隣り合わせで勉強を続けていた、ごく普通の受験生だったからです。
しかし、私がどん底の不安から宮崎大学医学科に合格できた道のりを振り返ってみると、決して「生まれつきどんな難問でも一度見ただけで記憶できる天才的な頭脳を持っていたから」でも、「世の中にあるすべての参考書を網羅するほどの圧倒的な勉強量をこなしたから」でもないという真実が見えてきます。 今日は、皆さんが心の中に抱えている「分厚い参考書をやらないと落ちるのではないか」「何度やっても忘れてしまう自分はダメなんじゃないか」という深い不安に優しく寄り添いながら、明日からの勉強が少しでも前向きになるような、そして心がスッと軽くなるようなヒントを、私のリアルな経験と戦略を交えてお話しさせていただきます。
現役時代の成功体験。薄い問題集を「終わらせる」快感

分厚い問題集への疑問と、物理の基礎問題精講
まず最初に、私の現役時代の経験から、一つ皆さんに共有したいお話があります。 現役時代の私の勉強法は、全体的に見ると少し反省点も多く、全教科において完璧な対策ができていたわけではありませんでした。 しかし、その中でも「物理」に関しては、非常にうまくいった成功体験を持っています。
物理の勉強において、私は『基礎問題精講』という参考書を愛用していました。 物理の参考書というと、『良問の風』などが有名で、医学部志望者の中でも使っている人が多いと思います。 レベル感としては、基礎問題精講も良問の風も、ほぼ同じくらいの標準的なレベルに位置しています。
では、なぜ私は良問の風ではなく、あえて基礎問題精講を選んだのでしょうか。 それは、基礎問題精講の方が「圧倒的に問題数が少なめだったから」です。 「え?医学部に行くなら、問題数がたくさんある分厚い問題集をやった方がいいんじゃないの?」と思われるかもしれません。 確かに、たくさんの問題に触れることは大切です。 「とはいえ」、分厚い問題集には大きな落とし穴があります。それは、「終わるまでに時間がかかりすぎて、途中でモチベーションが切れてしまう」ということです。
1ヶ月で終わらせる、具体的な逆算スケジュール
問題数が少ないということは、裏を返せば「かなり早いペースで1冊を終わらせることができる」という最大のメリットになります。 さらに、基礎問題精講は問題数が絞られているにもかかわらず、その1問1問が非常に実践的でした。 一般的な薄い問題集は、一問一答のような短い問題ばかりが集められがちです。 しかし、基礎問題精講は、第3問、第4問と続くような、文章が長くて実際の大学入試問題に非常に近い形式の問題がたくさん収録されていました。 つまり、「少ない問題数で、網羅的に、かつ本番に近い実践力を養える」という、非常に効率の良い作りの参考書だったのです。
私はこの基礎問題精講を使うにあたって、具体的な学習計画を立てました。 「よし、この1冊を大体1ヶ月、遅くとも2ヶ月以内には絶対に終わらせよう。」 まず、終わらせる期限を明確に決めました。 そして、1ヶ月を30日として計算し、全体の問題数を30で割ってみたのです。 すると、「毎日5題ずつ解けば、1ヶ月で余裕で終わる」という計算結果が出ました。
終わる達成感が、次の周回への原動力になる
1日5題であれば、部活や学校の授業で忙しい現役生であっても、十分にこなせる量です。 私は、「毎日絶対に5題は解く」というルールを自分に課しました。 問題を解き、自力で解けた問題にはチェックマークをつけ、解けなかった問題にはバツをつける。 そして、もしその日に少し時間の余裕や体力の余裕があれば、プラスアルファで1〜2題多めに解いて貯金を作っておくということもちょいちょいやっていました。
そうして毎日コツコツと進めていくと、計画通りに1ヶ月ちょっとで1冊を最後までやり切ることができました。 「1冊の参考書を最初から最後までやり遂げた」という達成感は、受験生にとってとてつもない自信になります。 そして、1周目が早く終わるということは、試験本番までに2周目、3周目と反復する時間がたっぷりと残されているということです。 現役時代の私は、物理が得意だったこともあり、この基礎問題精講を何周もやり込み、さらに学校の先生からいただいた実際の大学の過去問などを解き進めることで、物理の十分な実力をつけることができました。
この「分厚い問題集をダラダラやるよりも、薄い問題集をハイスピードで終わらせて反復する」という現役時代の成功体験は、その後の私の浪人生活の勉強法において、非常に重要な土台となってくれました。
浪人生活の始まりと、数学の参考書選びの葛藤
予備校のテキストという絶対的な軸
現役での受験を終え、私は浪人生活に突入することになりました。 私が通っていた予備校は、朝から晩までカリキュラムがびっしりと組まれており、自習時間と授業時間が明確に分けられているような、非常に管理された環境でした。 遊ぶ時間など一切なく、ただひたすらに机に向かい、勉強のことだけを考える毎日が始まりました。
浪人生活において、勉強の絶対的な軸となるのは「予備校のテキスト」です。 私が通っていた予備校の数学のテキストは、大きく3つの段階に分かれていました。 一番基礎的な内容を扱うテキスト、そこから少し応用したテキスト、そして最後に実際の大学の過去問を使った本番レベルの演習テキストです。
私は、まずはこの予備校のテキストの予習と復習を完璧にこなすことを最優先に考えました。 しかし、予備校のテキストだけではどうしても演習量が不足してしまう部分があります。 そこで、自分でプラスアルファの問題集を選ぶ必要がありました。
分厚いチャート式への抵抗と、私の選択
数学の参考書選びにおいて、医学部志望の浪人生の間でよく言われる常識があります。 「医学部に行くなら、青チャートや赤チャートのような分厚い網羅系の参考書を隅から隅までやらなければならない。」 予備校の自習室を見渡しても、机の上に分厚いチャート式をドスンと置いているライバルたちがたくさんいました。
しかし、私は現役時代の「薄い問題集を早く終わらせる」という成功体験から、分厚いチャート式に手を出すことに強い抵抗を感じていました。 「あんなに分厚くて問題数が多いものを、予備校の厳しいスケジュールの中で本当に1年で解き切れるのだろうか。」 「途中で挫折して、結局どの分野も中途半端になってしまうのではないか。」
そう考えた私は、あえてチャート式を選びませんでした。 その代わりに私が選んだのは、河合塾が出版している『文系数学の良問プラチカ』や『重要事項完全習得編』といった、少し薄めの問題集でした。 数学1・A、2・Bはもちろんのこと、数学3・Cに関しても同じシリーズの『重要事項完全習得編』を使っていました。
これらの問題集の素晴らしいところは、チャート式のように何千問も詰め込まれているわけではないのに、基礎から『標準問題精講』の少し下くらいのレベルまでの良問が、非常にバランスよく網羅されている点です。 「問題数が少ないからこそ、1問も分からない問題がない状態まで完璧にやり込める。」 私はそう信じて、この少し薄めの問題集を浪人時代の数学のパートナーに選びました。
最低3回解く。予備校テキストと問題集の泥臭い反復法

1週間のスケジュールに組み込む「3回解き」の魔法
では、実際に予備校のテキストや自分で選んだ問題集を、どのように進めていったのかをお話しします。 私が浪人時代にすべての教科で徹底していた、最も重要で泥臭いルール。 それは、「どんな問題でも、1週間のうちに最低3回は解く」ということです。
予備校の授業というのは、1週間単位で進んでいきます。 私はこの1週間のサイクルを利用して、自分なりの「3回解き」のスケジュールを確立しました。
まず1回目。これは授業の「予習」の段階です。 自習時間に、次に授業で扱う範囲の問題を自分の力で解いてみます。 この時、スラスラ解けた問題にはマルを、少しでも詰まったり全く分からなかったりした問題にはバツのチェックをつけます。 これが1回目です。
そして2回目。授業を受けて先生の解説を聞いた後の、次の自習時間です。 授業で「なるほど、そうやって解くのか」と理解したはずのバツがついた問題を、もう一度自力で解き直してみます。 解説を聞いた直後なので解けそうなものですが、意外とここで手が止まってしまうことが多くあります。 ここで自力で最後まで答えを出し切れるかどうかが、最初の勝負になります。
週末の3回目で、記憶を定着させる
そして、最も重要なのが3回目です。 その週の終わり、土曜日や日曜日のまとまった時間に、その週に予習と復習でやった問題を「もう一度すべて」解き直すのです。 授業から数日が経過し、記憶が少し薄れかけている週末のタイミングで3回目をぶつけることで、「あ、またこの計算で間違えた」と自分の弱点が明確に浮き彫りになります。
この「予習」「授業後の復習」「週末の総復習」という3回のプロセスを経ることで、大抵の問題は自力で解けるようになります。 しかし、これだけやっても、週末の3回目でまだバツがついてしまう強敵も存在します。 そういった問題はどうするかというと、迷わず「次の週に持ち越す」のです。 次の週の自習時間に、4回目、5回目として納得いくまで解き直します。どうしても分からない場合は、予備校の先生に質問に行き、完全に理解できるまで絶対に放置しませんでした。
自分で買った『重要事項完全習得編』などの問題集についても、全く同じやり方で進めました。 予備校の授業で扱う単元に合わせて、「今週は授業で確率をやるから、問題集の確率の範囲も今週中に終わらせよう」と計画を立てます。 そして、問題集の方もマルとバツをつけながら、バツがなくなるまで何度も何度も反復しました。 「1問も分からない問題を残さない」という強い執念を持って、机に向かい続けていました。
短いスパンで目標を区切るということ
この勉強法において皆さんに強くお勧めしたいのは、「短いスパンでやる範囲を決める」ということです。 半年後や1年後の大きな目標を立てることも大切ですが、日々の勉強においては、「今週の1週間で、このテキストのこのページからこのページまでを完璧にする」という、目先の小さな目標を立てることが非常に有効です。
学校の授業だけだと進度がバラバラで計画が立てにくいかもしれませんが、予備校に通っている人であれば、授業のカリキュラムに合わせて自分の問題集のペースを作ることができます。 「この週は、予備校の授業の復習に加えて、問題集のこの単元とこの単元を絶対に合わせなければならない」と細かく計算して計画を立てることで、日々の勉強に迷いがなくなり、目の前の問題に全力で集中することができるようになります。
このようにして、私は夏過ぎ、大体9月の秋口くらいまでには、数学の基礎から標準レベルまでの問題を完璧に仕上げることができました。 そして基礎が固まった秋以降は、予備校の応用テキストや、実際の医学部の直近の過去問などをどんどん解いていき、実践力を磨いていくというスムーズな流れを作ることができたのです。
理科のサバイバル。短期記憶に頼らない復習のタイミング
予備校指定のセミナー物理とセミナー化学
続いて、理科の勉強法についてお話しします。 浪人時代の理科に関しても、基本的には予備校で「これを買ってやってください」と指定された問題集を使っていました。 具体的には、『セミナー物理』と『セミナー化学』です。
高校で配られることも多い、非常に一般的な基礎問題集ですよね。 「え?医学部を目指す浪人生が、そんな学校で配られるような基礎的なセミナーで大丈夫なの?もっと難しい『名問の森』とか『化学の新演習』とかやらなくていいの?」と驚かれるかもしれません。
しかし、結論から言うと、このセミナー物理とセミナー化学を完璧にするだけで、医学部合格に必要な理科の土台は十分に完成します。 私はこのセミナーを使って、数学と全く同じ「最低3回解く」というルールを徹底してやり込みました。 章ごとに「今週はこの章を終わらせる」と決めて、バンバン解いていきました。
短期記憶の罠。解説を読んですぐに解き直してはいけない
理科の勉強において、私が非常に意識していた「復習のタイミング」についての重要な視点をお話しします。
セミナー物理の中には、基本的な問題だけでなく、「発展問題」と呼ばれる少し難しめの問題も収録されています。 そういった発展問題を最初に解いた時、当然ながらかこ1番やかっこ2番で手が止まってしまい、バツがつくことがあります。 分からないので、解説を読みます。「なるほど、ここではエネルギー保存則を使うのか」と理解します。
さて、ここで皆さんはどうしていますか? 多くの受験生は、解説を読んで「分かった!」と思ったその直後に、もう一度ノートに式を書き写して解き直そうとします。 そして、すらすらと解けたノートを見て「よし、これでこの問題はマスターしたぞ」と安心してしまうのです。
「とはいえ」、これは非常に危険な罠です。 解説を読んだ直後に解けるのは、当たり前なのです。なぜなら、それはあなたの本当の理解力ではなく、単なる「短期記憶」が働いているだけだからです。 その短期記憶は、数日経てば綺麗さっぱり消え去ってしまい、試験本番で同じ問題が出ても絶対に解くことはできません。
あえて「寝かせる」という勇気
だからこそ、私は解説を読んで理解した後、その場ですぐには解き直しをしませんでした。 バツがついた問題は、その日はそれ以上深追いせず、あえて「1日寝かせる」という勇気を持ったのです。
そして、短期記憶が薄れた「次の日」に、もう一度まっさらな状態からその問題に挑みます。 昨日読んだ解説の記憶を、自分の頭の奥底から必死に引っ張り出しながら、自力で立式できるかどうかを試すのです。 ここで最後まで解き切れて初めて、仮の「マル」をつけます。もしここでまたつまずいたら、再びバツをつけて、また次の日に持ち越します。
そして、次の日でマルがついた問題であっても、それで終わりではありません。 数学と同じように、その週の終わりである土日などの週末に、もう一度「3回目の解き直し」を行います。 この週末の3回目でもスムーズに解くことができれば、その知識は短期記憶から長期記憶へと移行し、あなたの本当の実力になったと判断することができます。
この「解説を読んだ直後に解き直さない」「あえて日を空けてから復習する」という方法は、時間はかかりますし、解けない自分と何度も向き合わなければならないので精神的にも少しきつい作業です。 しかし、これを繰り返すことで、セミナーに載っているすべての問題が、誰の力も借りずに自力で解ける状態へと仕上がっていきます。
本番の未知の問題は、誰も解けないから焦らなくていい
化学の『セミナー化学』についても、全く同じ手順で進めました。 1日目に解いてマルバツをつけ、間違えた問題は次の日に解き直し、そして週末に3回目の総復習を行う。 このサイクルを回すことで、セミナー化学に載っている問題で分からないものは、ほぼ皆無になりました。レベルとしては基礎から少し応用くらいまでですが、これで十分です。
「でも、実際の大学入試では、セミナーに載っていないような見たこともない難しい問題が出るじゃないか」と不安になる方もいるでしょう。 確かにその通りです。医学部の入試では、最先端の科学技術に関する問題などがポツンと出題されることがあります。 例えば、「リチウムイオン電池」の複雑な仕組みなどです。
しかし、ここで冷静に考えてみてください。 セミナーにも載っていないようなマニアックな知識は、周りの受験生だって誰も知らないのです。 大学側も、「受験生はこんな知識を知らないだろう」という前提で問題を作っています。 だからこそ、そういった未知の問題が出た時は、必ず問題文の中に丁寧な「誘導」や「解説」が書かれています。 「電子が何個移動して、こういう反応が起きます」というヒントが、文章の中に散りばめられているのです。
基礎的な問題集であるセミナーを完璧にやり込んでいれば、化学の根本的なルールが身についているため、その問題文の誘導にしっかりと乗って、答えを導き出すことができます。 だから、「見たことのない問題が出たらどうしよう」と無駄に不安がって、分厚い応用問題集に手を出す必要はありません。 まずは手元にあるセミナーなどの基礎問題集を、短期記憶に頼らずに「最低3回」解き直すこと。それが、理科を極めるための最短ルートだと私は確信しています。
国語と英語。泥臭い演習と、割り切る勇気

共通テストの国語は「慣れ」がすべて
最後に、国語と英語の対策についてお話しします。 まず国語についてですが、私は国立の医学部志望でしたので、国語は共通テストのみの受験でした。 そのため、国語に膨大な時間を割くことはせず、非常にシンプルで実戦的な対策に絞りました。
具体的に使っていたのは、河合塾が出版している過去問集、通称「黒本」と、駿台が出している「実践問題集」などのオリジナル問題集です。 これらを時間を測ってひたすら解き続ける、という泥臭い演習の繰り返しです。
国語という科目は、ある意味でスポーツに似ているところがあります。 現代文の論理展開を追いかけるスピードや、選択肢の罠を見抜く感覚というのは、実際に文章を読んで解くという経験を何度も何度も繰り返すことでしか培われません。 「こういうパターンの文章は、大体こういう結論に落ち着くんだな」という感覚が、演習の回数を重ねるごとにだんだんと体に染み付いてくるのです。
だからこそ、共通テストの国語に関しては、特別な魔法の参考書を探すよりも、黒本や各予備校の実践問題集を使って、とにかくバンバン活字を読み、本番と同じ形式の演習を積むことが最も大切だと思います。 古文や漢文の単語帳に関しては、学校で配られたものでも市販のものでも、大体内容に大きな差はないので、自分が使いやすいものを1冊選んでしっかりと覚え込めば十分です。知らない単語が出てきたら、その都度覚えていくというスタンスで進めていました。
苦手な英語は、手を広げずに予備校を信じる
次に英語についてです。 正直に告白しますと、私は英語がかなり苦手な科目でした。 医学部を受験するライバルたちは、帰国子女であったり、幼い頃から英語を習っていたりと、英語がペラペラな人がたくさんいます。 そんな中で、私は長文を読むのも遅く、英語に対する苦手意識をずっと抱えていました。
だからこそ、私は英語の勉強において「下手にいろいろな参考書に手を出して自滅する」という最悪のパターンを避けるため、ある一つの決断をしました。 それは、「予備校のテキスト以外は一切やらない」と割り切ることです。
本屋に行けば、魅力的な英語の長文問題集や文法書がたくさん並んでいます。 しかし、ただでさえ苦手な科目なのに、あれもこれもと手を広げてしまえば、すべてが消化不良になり、結局何も身につかないまま終わってしまうことは目に見えていました。
予備校の英語のテキストは、長年のデータに基づいて、医学部合格に必要なエッセンスがしっかりと詰め込まれています。 私はその予備校のテキストを信じ、先生の授業に食らいつき、予習と復習を徹底することだけにエネルギーを集中させました。 そして共通テストの対策としては、国語と同じように過去問と駿台の実践問題集を購入し、時間配分などを意識しながら演習を繰り返すということに絞りました。
「苦手な科目こそ、使う参考書を極限まで絞り込み、それを信じて繰り返す。」 これは勇気のいる決断かもしれませんが、時間が限られている受験生にとっては、非常に有効な防衛戦略になると私は考えています。
終わりに:魔法の参考書を探すのをやめて、今日の1ページを3回解こう
今回は、現役時代の「基礎問題精講」をパッと終わらせた成功体験から、浪人時代の予備校生活、薄い問題集へのこだわり、そして全教科に通じる「最低3回解く」という泥臭い反復法、短期記憶に頼らない理科の復習タイミングに至るまで、私のリアルな受験勉強のストーリーをたっぷりと語らせていただきました。
読者の皆さんが今抱いている「分厚い参考書をやらないと不安だ」「何度やっても忘れてしまう」という悩みは、私が予備校の自習室で毎日時計を見上げながら感じていたプレッシャーと全く同じものです。
「というわけで」、今日お話ししたように、医学部合格に必要なのは、本屋に並んでいる誰もが知っているような分厚い魔法の参考書ではありません。 大切なのは、自分が「これを1ヶ月で終わらせる」と覚悟を決められる分量の問題集を選び、1週間という短いスパンで計画を立てることです。 そして、解説を読んで分かった気にならず、あえて日を空けてからもう一度自力で解き直す。週末にはその週の総復習として3回目の解き直しをする。 この泥臭くて、時に自分の実力のなさに直面して苦しくなるような反復作業だけが、あなたを医学部という高い壁の向こう側へと連れて行ってくれます。
どうか、明日から本屋に新しい参考書を探しに行くのをやめてください。 その代わりに、今あなたの机の上にある、学校で配られた問題集や、すでに買っている少し薄めの参考書を開いてみてください。 そして、その中の1ページを、今日から「最低3回」解き直すという約束を自分自身と交わしてください。 その小さな一歩の積み重ねが、必ずあなたの大きな自信と、確かな実力へと変わっていくはずです。
最後になりますが、現在、私がインタビューを受けている動画の配信元である「地方医学部オンライン塾 ローカルメディ(白谷塾発)」から、医学科合格を目指す受験生の皆さんへ大切なお知らせがあります。
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