医学部受験の中でも、特に情報が少なくて対策が難しいと言われる「帰国生入試(帰国枠)」
今回は、イギリス滞在経験を経て、見事福島県立医科大学の医学部に合格されたMさんに、その戦略の全てを深掘りしてインタビューしました。
- 「海外の活動をどうアピールすればいい?」
- 「日本の数学と海外の数学、どうアジャストする?」
- 「志望校はどうやって絞り込む?」
ネットには落ちていない、合格者だからこそ語れるリアルな体験談をお届けします。
1. 合否を分ける「書類作成」の極意
海外での「特殊な経験」をどう伝えるか
👨🏫 岩本先生
まず、帰国枠受験のスタートラインについて聞かせてください。
何が一番重要だと感じましたか?
👩⚕️ Mさん
間違いなく「書類作成」です。
これは受験直前にパッと書けるものではなく、何ヶ月も前から準備しないと絶対に間に合いません。
まずは「海外にいる時にしかできない活動」をしておくことが前提で、それに基づいて作成するのが第一歩です。
👨🏫 岩本先生
Mさんは具体的にどのような活動を書類に書いたんですか?
👩⚕️ Mさん
私はイギリスに滞在していたので、現地のホスピスや老人ホームなどの介護施設で行ったボランティア活動について書きました。
ただ、ここで大事なのが「書き方」です。海外での活動は特殊なものが多いので、自分では当たり前だと思っていても、日本の先生方にはその価値や状況が伝わりにくいんです。
「知らない人」に読んでもらう重要性
👨🏫 岩本先生
確かに。
「ホスピスでボランティアしました」
だけじゃどのくらい専門的だったのか伝わらないですよね。
👩⚕️ Mさん
そうなんです。
だからこそ、何度も試行錯誤して書き直すことが大切でした。
ポイントは、「その活動を知らない第三者」に読んでもらうことです。
伝わりにくい部分を指摘してもらって、誰が読んでもその経験の価値が分かるようにブラッシュアップし続けました。
2. 成績(IB)と英語力の不安をどう乗り越える?

👨🏫 岩本先生
海外カリキュラム、特に国際バカロレア(IB)などの成績についてはどうでしたか? 「点数が取れない」と悩む生徒も多いですが。
👩⚕️ Mさん
実は私も、IBの最終スコア自体は全然取れなくて…かなり苦戦しました。
でも、大学側は最終試験の点数(Final Grade)だけでなく「今までの学校の成績(Transcript)」や日々のプロセスもしっかり見てくれます。
「最後の試験に失敗しても、日々良い成績を取ろうと努力していたか」が伝われば、評価してくれる大学はあります。
👨🏫 岩本先生
英語力に関してはどうでしょう? 周りにはネイティブレベルの人もいますよね。
👩⚕️ Mさん
そうですね。
予備校に行くと、TOEFLやIELTSで満点近いスコアを持っている人がゴロゴロいて、比べてしまうと落ち込みます。
でも、医学部の帰国枠で大事なのは「バランス」です。英語だけできてもダメで、数学や理科(2科目)ができなければ合格できません。
私は日本に帰ってきてから、理系科目の遅れを取り戻すために必死で勉強しました。英語で勝てなくても、総合点で勝負すればいいんです。
3. 戦略的な「志望校選び」と各大学の特徴

自分のレベルと大学の難易度を見極める
👨🏫 岩本先生
医学部の帰国枠は定員が「若干名」という狭き門です。
大学選びはどう進めましたか?
👩⚕️ Mさん
まず現実として、慶應義塾大学や旧帝大(北海道・東北)、東京科学大などは、元々天才的な人が留学して英語を極めて戻ってくるケースが多く、非常にレベルが高いです。
私は自分の実力を客観的に見て、順天堂大学(私立)、福島県立医科大学、浜松医科大学、群馬大学などを検討しました。
大学によって全く違う「選抜方式」
👨🏫 岩本先生
それぞれの大学で対策は違いましたか?
👩⚕️ Mさん
全く違います!
私が受けたところだと、こんな違いがありました。
順天堂大学(私立)
特徴: 人間性や過去の経験を重視。一次試験は「書類・面接・小論文」のみ。
戦略: 一次を通過したら、二次の共通テストで8〜9割取れれば合格率が高い。
福島県立医科大学(公立)
特徴: 一次試験からガッツリ「学科試験(英語・数学・理科)+面接」がある。
実績: 私の年は13人受験して5名合格でした。
浜松医科大学(国立):
特徴: 理科が3科目必要だったりして負担が大きい。
👨🏫 岩本先生
なるほど。自分の得意分野(書類アピール型か、筆記試験型か)に合わせて選ぶことが重要ですね。
4. 日本の数学への適応と「基礎」の徹底

👨🏫 岩本先生
筆記試験対策で一番苦労したのは何ですか?
👩⚕️ Mさん
数学ですね。想像以上に大変でした。
海外の数学のテストでは、「公式集(Formula Booklet)」を見ながら解くことが許されていたりします。だから、公式の成り立ちや暗記をしていなくても解けてしまうんです。
でも、日本の数学は違います。基礎的な公式が頭に入っていないと手も足も出ません。
「高校で理系科目をやっていたから大丈夫だろう」と過信していましたが、ボロボロでした。
👨🏫 岩本先生
そこからどうやって挽回したんですか?
👩⚕️ Mさん
「1から全部復習してやり直す」と決めました。
岩本先生の塾で、基礎のテキストを何周もして、抜けている穴を埋めていきました。実際、入塾時は3割くらいだった理数系の得点が、最終的に共通テストレベルで7〜8割まで伸びました。
5. 面接対策:深掘りと「引き出し」の数

👨🏫 岩本先生
面接ではどんなことを聞かれましたか?
👩⚕️ Mさん
福島県立医大では、面接官が3人いて、
順番に「海外での経験」や「なぜ福島県立医大なのか」を深く聞かれました。
準備した原稿を覚えるだけでは対応できません。
自分の経験に対する「引き出し」を複数持っておくこと。
一つの話題に対して、どこまでも深く話せるようにしておくこと。
志望大学や医療ニュースについて徹底的に調べておくこと。
これらを準備していたおかげで、予想外の質問にも対応できました。
受験生へ:失敗を経て掴んだ合格

👨🏫 岩本先生
最後に、視聴者へメッセージをお願いします!
👩⚕️ Mさん
実は私、帰国して1年目の受験では失敗してしまって…。
その後、仮面浪人(大学に在籍しながら受験勉強)という形で2年目に挑戦し、合格しました。遠回りはしましたが、長い時間をかけたからこそ自分の弱点が見え、対策を徹底できました。
ただ、やはり精神的にも大変なので、皆さんは1年目で決められるよう、「帰国枠に特化した対策」を早めに始めてください。
過去問が非公開の大学も多いので、専門の塾などで情報を集めることも大切です
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他塾との比較・ローカルメディの強み
生徒主体の自習塾との比較
参考書ルートや勉強法のノウハウを情報としてまとめて提供し、定期的な面談で相談があれば答えるという、生徒主体の学習をアシストするコーチング形式の塾。
面談の頻度は月1〜2回、多くて週1回程度で、日々の進捗管理は基本的に自己責任。
【良いところ】
・自分のペースで学習できる
・費用が比較的安価
【こんなケース・生徒に向かない…】
・進捗管理が自己責任なので、1人で進められない人は計画倒れになりがち
・質問や相談の対応がシステム化・固定化されていて、個人個人に合ったものになりにくい
・担当が変わっていくケースもあり、子どもの状況を常に把握してもらえない
ローカルメディでは、志望大学に特化した先輩講師が担任となります。
画一的な計画ではなく、学校の進度状況、現在使用している参考書など、一人ひとりに合わせた勉強計画を作成します!
さらに、LINEのやり取りで、「毎日」の進捗確認や週に2回以上の個別指導を行うため、「計画倒れ」や「学習迷子」になる心配がありません。
24時間LINE質問対応もあるので、わからないことや不安なことはすぐに解決できる手厚い体制があります!
映像授業+コーチング型の塾との比較
プロ講師による医学部受験向けの映像授業を自由な時間に視聴しながら、週1回〜月数回の学習コーチングを受ける形式。学習計画や志望校対策のアドバイスを受けられるが、講師から直接1対1で受ける指導や添削は少なめ。
【良いところ】
・自由な時間に映像授業が受けられる
・コーチが定期的に面談し、計画をサポート
【こんなケース・生徒に向かない…】
・映像を見るだけでは理解が追いつかず、こまめな学習管理やリアルタイム指導がないと定着しにくいことがある
・少人数の授業などで、リアルタイムでの質問が気軽にできず、疑問が解消しにくい
・コーチの大学生の指導経験が不足していることもある
・大手になるほど、大学生チューターに全任しており、運営が個人個人を把握できていない
マンツーマン指導の医学部専門予備校との比較
生徒一人ひとりに専任講師がつき、多くは通塾する形の完全個別指導の塾。
オーダーメイドの学習計画を作成し、1対1の指導を行うが、学費は年間数百万円、数千万円規模になりやすい。
「学費が高い=手厚い」ではなく、広告費をかけているだけで、講師の質が悪いところも多い。
【良いところ】
・生徒に合わせた完全オーダーメイドのカリキュラム
・講師が固定され、指導に一貫性がある
【こんなケース・生徒に向かない…】
・年間の学費が数百万円、数千万円規模になり、経済的負担が大きい
・講師によって当たり外れがあり、質にばらつきがある
・マンツーマンだと先生に依存しやすく、自主学習の習慣が身につきにくい
ローカルメディは、マンツーマンの良さを活かしながらも、オンライン指導を活用することで高品質な個別指導を比較的リーズナブルな価格で提供します。
また、複数の講師が連携して指導するため、1人の講師の力量に依存せず、安定したサポートを受けることができます。
さらに、毎日の進捗報告や学習管理システムを導入し、個別指導と自学自習を最適なバランスで提供します!
詰め込み授業型の大手予備校との比較
毎日長時間の授業を組み込んだカリキュラムを提供する塾。演習量を増やし、徹底的な詰め込み学習を実施するが、体力的・精神的な負担が大きいことと、自分のやりたい、自分に必要な教科や参考書に時間を割けないことが難点。
【良いところ】
・演習ができる
・受験本番まで徹底的に詰め込む学習環境
【こんなケース・生徒に向かない…】
・1日の多くを授業の受講に割くことになり、自分のやるべき勉強を進める時間がない
・計画が固定化されており、柔軟な対応が難しい
・応用的な内容や、授業カリキュラムについていけない時に、追いつくのが難しくなる
ローカルメディでは、「やみくもに応用問題を解かせる」のではなく、どんなに基礎からでもちゃんとその子のレベルに合った参考書や計画から、徐々に難易度や量のレベルを上げていくことによって、生徒を置いていくことなく確実に力をつけます。
また、保護者様、担任、教科担、社員講師を含めたグループLINEを活用し、毎日、毎週やり取りをすることで、ちゃんと現状に合わせた位置から伸ばしていけるように、丁寧に指導していきます!
サポート体制・特徴
定期イベントで得た気づきや刺激をもとに日々のフォローで習慣に変える
月に1回のオンラインイベントでは、ローカルメディに在籍する大勢の医学科生から、勉強法や受験対策、大学生活について実体験に基づくリアルな話を聞くことができます。
また、医学科専門塾ならではの強みを活かし、イベント内では同じく医学科を目指す全国の生徒同士が悩みや不安を共有し、勉強法をシェアすることで、孤独によるマンネリ化を防ぎ、前向きな刺激を受けられる環境を提供します。
さらに、それらを一過性のやる気で終わらせないために、保護者様・生徒様・担任・教科担・社員講師が参加するグループLINEを活用。毎日、勉強の進捗を報告し、いつでも質問や相談ができる仕組みを整え、意欲の継続をサポートします。
加えて、個別指導や授業のアーカイブを共有することで、保護者様も指導内容を把握し、安心してお子さまの学習を見守ることができます。
- Support 01 交流イベント
- 月に1回の医学科生、医学科志望生とのオンライン交流会で勉強の仕方がわかり、モチベーションが上がる。
- Zoomでお互いの悩みや不安を共有し、モチベーションアップに繋がります。担当以外の医学科の先生から話を聞く機会を作ることで、視野を広げることができます。
- Support 02 グループLINE
- 毎日のやり取りで進捗を見える化し、モチベーションが維持できる。
- 保護者様、生徒様、担任、教科担、社員講師によるグループLINEで、進捗や振り返りを共有。毎日のやり取りのために、その日のうちに決めた計画をしっかりとやり切る癖がつきます。
定期テストから対策可能
経験豊富な講師と推薦に合格した地方医学科生のサポートで充実した推薦対策が受けられる
近年、医学科の推薦入試が大幅に拡大し、2022年度には推薦入試による入学者が全体の50.3%を占め、一般選抜を上回りました。
また「地域枠推薦」も増加しており、推薦枠の3分の2以上を占めるほどです。
(例:東北医科薬科大学、順天堂大学、徳島大学などの事例)
医学部受験において推薦を視野に入れることの重要性は言うまでもありません。
そこで、中学生、高校1・2年生では、評定平均を決める定期テストまで細やかに対策します。
高校3年生、浪人生に対しては、共通テスト対策の授業によって共通テストで高得点を取ることで合格率を高めます。
さらに、経験豊富な講師陣と推薦合格者による指導で、面接・小論文対策もローカルメディの推薦対策を活用し、医学科合格を共に確実に掴みましょう。
- Support 01 定期テスト対策
- 中学生、高1・高2生も定期テスト対策から始められる!
- 学校ごとに大きく傾向が異なる定期テストに対しても柔軟に対応。評定アップはもちろん、受験勉強の基礎を固める意味でも重要視しています。
- Support 02 共通テスト・推薦対策
- 受験期は共通テスト対策と志望大学の先輩の添削でバッチリ指導!
- 白谷塾の各講師による全体授業を、学年を問わずレベルに合わせて受講可能。
- 志望理由書作成、面接指導、小論文添削においては、実際に推薦で合格した地方医学科生の対策に使用したデータや書類を十分に活用しながら指導を行います。





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