こんにちは!
福井大学医学部医学科のKです!私は現役時代に少し悔しい思いを経験し、1年間の浪人生活を経て、福井健康推進枠という推薦枠で福井大学医学科にご縁をいただくことができました。本日はよろしくお願いいたします。
今日はこんなことを書きたいと思います。 一般的に、医学部受験界隈では「面接対策なんて、共通テストが終わってからパンフレットの言葉を少し暗記すればなんとかなる」とか、逆に「面接官はとてつもなく厳しいから、少しでもボロが出たら即不合格になる」といった、両極端な常識や噂が飛び交っています。 しかし、私はそのどちらの考え方に対しても、少しだけ疑問と新しい視点を持っています。 今日は、私が実際に福井大学の面接本番で面接官から聞かれた3つの鋭い質問と、それにどう答えたのかというリアルな内容をお話しします。そして、現役時代にオープンキャンパスで周りの受験生の圧に負けて一言も喋れなかった痛い失敗談や、浪人時代にそこからどうやって「自分だけの本物の志望動機」を作り上げ、共通テスト後の1ヶ月間を面接対策に全振りしたのかという泥臭いストーリーを、たっぷりと語っていきたいと考えています。
今、果てしなく高い医学部の壁を前にして、毎日机に向かっている中高生の皆さん。そして、朝から晩まで予備校の重苦しい空気の自習室にこもり、「自分の志望動機はこんなに薄っぺらいのに、面接でプロの大人たちを見返せるだろうか」と、見えない未来への恐怖に不安を抱きながら浪人生活や再受験に挑んでいる社会人や浪人生の皆さん。
「学校の先生に面接の練習をお願いしたけれど、志望理由が浅いとダメ出しばかりされて、どうやって深い理由を作ればいいのか分からずに途方に暮れてしまう」 「地域医療に貢献しますと口では言っているけれど、実際にはその地域のことなんて何も知らないし、面接で突っ込まれたら絶対に黙り込んでしまう自信がある」 「オープンキャンパスに行ってみたものの、周りのライバルたちが難しそうな質問をバンバンしているのを見て、自分は場違いなんじゃないかとひどく萎縮してしまった」 そんな風に思い悩んでしまうこと、ありますよね。そのお気持ち、私には痛いほどよく分かります。私も、現役時代は面接の準備の仕方が全く分からず、周りの優秀な受験生と自分を比べては、見えないプレッシャーに押しつぶされそうになっていたごく普通の受験生だったからです。
しかし、私が悩み抜いた末に福井大学医学科に合格できた道のりを振り返ってみると、決して「生まれつき弁が立って、どんな質問にもスラスラ答えられる天才だったから」でも、「誰も思いつかないような奇抜で素晴らしい志望動機を閃いたから」でもないという真実が見えてきます。 今日は、皆さんが心の中に抱えている「面接でうまく答えられるだろうか」「地域枠の面接って何を調べればいいのだろうか」という深い不安に優しく寄り添いながら、明日からの面接準備が少しでも前向きになるような、そして心がスッと軽くなるようなヒントを、私のリアルな経験と戦略を交えてお話しさせていただきます。
面接室のリアル。3人の面接官と「なぜ福井大学か」

面接室の空気と、最初の大きな問い
推薦入試の面接本番の日、私は極度の緊張の中で面接室の扉を叩きました。 中に入ると、そこには3人の面接官の先生方が座っていらっしゃいました。 ピリッとした空気の中、3人の先生方からそれぞれ順番に質問を受けていくという形式で面接は進んでいきました。
面接の中で、私が受けた質問は大きく分けると3つありました。 まず1つ目に聞かれたのが、最も王道であり、かつ最も誤魔化しがきかない質問です。 「あなたは、なぜ福井大学の医学部医学科を志望するのですか?」
この質問に対して、ただ「偏差値が合っていたからです」とか「なんとなくカリキュラムが良さそうだからです」と答えてしまっては、面接官の心に響かないことは皆さんもよくご存知だと思います。 私は、この質問に対して、福井大学ならではの具体的なカリキュラムと、自分の理想とする医師像をしっかりと結びつけてお話ししました。
「福井大学では、1年生という非常に早い段階から臨床体験や解剖実習などがカリキュラムに組み込まれています。私はその点にとても魅力を感じました。なぜなら、早くから医療の現場に触れることで、医師を志した初心や高い志を保ち続け、入学直後から医師としての自覚をしっかりと持つことができると考えたからです。」 まずは、大学の制度を理解していることを示しました。 しかし、ここからが一番重要です。制度の紹介だけで終わってしまっては、パンフレットの丸写しになってしまいます。
教授の言葉と、県民のリアルな声の融合
私は続けて、自分の目指す医療について語りました。 「私は将来、過疎地域などで患者さんに深く寄り添う治療を行いたいと強く思っています。そのためには、ただ病気を治す技術だけでなく、高い倫理観や責任感、そして優れた共感力とコミュニケーション力を備えた『患者中心の医療』を実践できる臨床医にならなければなりません。福井大学は、まさにそうした臨床医の育成に力を入れているため、強く志望いたしました。」
そして、この志望動機にさらなる説得力を持たせるために、私が実際に足を運んで得た「生きた情報」を2つ付け加えました。
1つ目は、オープンキャンパスでの経験です。 「以前、貴学のオープンキャンパスに参加した際、教授が『愛のある医療を現場に届けてほしい』とお話しされているのをお聞きしました。その言葉が、私の目指す医師像と完全に一致しており、このような考えを持つ先生方のもとでぜひ学びたいと強く感じました。」
2つ目は、受験前に実際に福井県の方とお話しした時のエピソードです。 「実は受験前に、福井県民の方とお会いしてお話を伺う機会がありました。その方は、ご自身の家族が終末期を迎えた際、福井の医療現場で本当に愛のある医療を受けたと感動しておられました。そのお話を聞いて、福井大学が理念として『愛のある医療』を掲げているだけでなく、その理念が実際の医療現場の従事者の方々にまでしっかりと根付き、実践されているのだと肌で感じました。それが、私が福井大学を志望する何よりの決定打となりました。」
このように、大学のカリキュラム、教授の生の言葉、そして地域住民のリアルな体験談。この3つを掛け合わせることで、単なるパンフレットの受け売りではない、私だけの血の通った志望動機を面接官に届けることができたのだと思います。
地域医療を語る。データとビジョンの融合
綺麗事では済まされない、福井県の医療の現実
次に、2つ目の大きな質問が飛んできました。 「あなたは将来、どのような形で福井県内の地域医療に貢献したいと考えていますか?」
医学部の面接、特に地方の大学や地域枠の面接においては、この「地域医療への貢献」は絶対に避けては通れないテーマです。 「とりあえず、地域のお年寄りに優しくします」といった、ふんわりとした綺麗事だけを並べても、プロの面接官にはすぐに見透かされてしまいます。
私はこの質問に対して、まずは「福井県の医療状況の厳しい現実」を客観的なデータに基づいて把握していることを示しました。 「福井県は、人口10万人あたりの医師数が、奥越、丹南、嶺南といった各地域において全国平均を下回っているという現状があります。」 具体的な地域の名前と、データに基づいた課題を提示することで、「私は本気でこの県のことを調べてきましたよ」という姿勢をアピールしました。
「そして、今後の高齢化のさらなる進展に伴い、慢性疾患を抱える患者さんや、手術後の回復に長い時間を要する患者さん、さらには病院ではなく自宅で暮らしながら医療を受ける患者さんがますます増加すると予想されます。」 ここまでは、現状分析です。次から、そこに自分がどう関わっていくのかというビジョンを語りました。
終末期医療の葛藤と、医師としての覚悟
「過疎地域にお住まいの患者さんの中には、『病院から退院して自宅に帰った後、もし何かあった時に診てくれるお医者さんは近くにいるのだろうか』『1人暮らしや、高齢の夫婦だけの生活になっても、この住み慣れた地域で安心して暮らしていけるのだろうか』といった、切実な不安や懸念を抱えている方がたくさんいらっしゃいます。」 私は、患者さんが抱える見えない恐怖に焦点を当てました。
「地元の皆さんが、住み慣れた地域で最後まで安心して暮らし続けることができるように、私は地域医療の最前線に立って貢献したいと考えています。そして、その際に私が最も重要だと考えているのが『終末期医療』のあり方です。」 ここで、少し踏み込んだ医療の倫理的な問題についても触れました。
「患者さんがその人らしく最期を迎えるためには、終末期医療における意思決定が非常に重要になります。しかし、現実の現場では、患者さん本人の望む医療と、ご家族が望む医療が異なってしまうという難しいケースが多々あると学びました。そういった場合には、本人、家族、そして医師を交えた丁寧な対話と話し合いが不可欠です。」 私は、医師という職業が単に病気を治すだけでなく、人間関係の調整役でもあるという認識を示しました。
「私は、患者さんやご家族と十分な信頼関係を築いた上で、医療の決定権を持つ医師として、ご家族の精神的・肉体的な負担をしっかりと考慮しつつも、何よりも患者さん本人の意思を最優先にできるような、全体を俯瞰して考えることのできる医師になりたいと強く思っています。」
診療所の承継というリアルな未来予想図
さらに、私が受験した「福井健康推進枠」という推薦枠には、大学卒業後に決められた地域で働くという義務が課せられています。 私はその義務期間が終わった後の、さらに先の未来についても語りました。
「卒後勤務の義務を全うした後も、私は福井県に残り続けたいと考えています。現在、福井県の地域の診療所では、経営されている医師の先生方の高齢化による後継者不足が深刻な問題となっています。私は、そうした地域の診療所を引き継ぎ、患者さんたちが長年通い慣れた診療所を存続させることで、一生涯にわたって福井県の地域医療に貢献し続けたいという強い覚悟を持っています。」
「とはいえ」、ここまで具体的なキャリアプランを現役の高校生や浪人生が語るのは、少し出来すぎていると感じるかもしれません。 しかし、地域枠を受験するということは、それだけ自分の人生の長い期間をその土地に預けるという重い決断を伴うものです。 だからこそ、ここまで解像度を上げて自分の未来を想像し、それを自分の言葉で語る準備をしておくことが、面接官に安心感を与える最大の武器になるのだと私は信じています。
制度の裏側まで知る。地域枠受験者の覚悟

健康推進枠のルールを正確に把握する
そして、面接の終盤で飛んできた3つ目の質問。 これが、推薦枠で受験する学生にとって、ある意味で一番恐ろしい確認の質問でした。 「あなたが志望している『福井健康推進枠』の制度について、知っていることをすべて教えてください。」
これは、単なる知識のテストではありません。 「あなたは本当に、この枠がどういうものか理解して、覚悟を持って受験しているのですか?」という、面接官からの最終確認です。 近年、地域枠で入学した学生が、卒業後に様々な理由で指定された地域での勤務を拒否するという問題が全国的に起こっています。 大学側も、そうしたミスマッチを防ぐために、受験生が制度のルールをどこまで正確に把握しているかを非常に厳しくチェックしているのです。
私は、事前にしっかりと調べ上げていた内容を落ち着いて答えました。 「はい。福井健康推進枠には、卒業後に定められた義務年限が存在します。そして、ただ福井県内のどこでもいいから働けばいいというわけではなく、県内の地域がA群、B群、C群といった形で分類されており、それぞれの決められた地域で、定められた年数ずつ勤務をしなければならないという詳細なルールがあることを理解しております。」
破ったときのペナルティから目を逸らさない
そして、私はさらに踏み込んで答えました。 「また、もし仮に、その義務年限を果たさなかった場合、奨学金の一括返還が求められるだけでなく、専門医資格の取得において大きな制限がかかるなど、医師としてのキャリアにどのような重大な影響を及ぼすかというペナルティの部分についても、しっかりと認識しております。その上で、私はこの枠を志望しています。」
このように、良い面だけでなく、厳しい条件やルールを破った際のリスクにまで自ら言及することで、「私は覚悟を決めてこの席に座っています」という強い意志を面接官に伝えることができたのだと思います。 地域枠や推薦入試を考えている皆さんは、「受かりやすいから」という安易な理由だけでなく、その裏にある責任と義務の重さを、入試要項の隅々まで読んで正確に把握しておくことが絶対に必要です。
薄っぺらい志望動機を「本物」にする4つの準備
アドミッション・ポリシーは最高のカンペである
さて、ここまで私が面接本番でどのように答えたかをお話ししてきましたが、皆さんは「そんな専門的なことや細かいデータ、一体どうやって調べて、どうやって自分の言葉にしたの?」と疑問に思われたかもしれません。
面接の回答というのは、ある日突然空から降ってくるものではありません。 地道で泥臭い情報収集の積み重ねが、やがて太い志望動機へと繋がっていくのです。 私が浪人時代に行った、医学科の面接を突破するための「4つの準備の仕方」を具体的にご紹介します。
まず1つ目は、「大学のアドミッション・ポリシーを徹底的に読み込む」ということです。 アドミッション・ポリシーとは、大学側が「私たちはこういう学生を求めています」「こういう理念を持っています」と公式に発表している宣言文のようなものです。 多くの受験生は、これをサラッと読み流してしまいます。 しかし、これは面接において「最高のカンペ」になるのです。
面接という短い十数分の時間の中で、自分の魅力を最大限にアピールするためには、大学が求めている人物像に自分を少しでも寄せていく必要があります。 「この大学はリーダーシップを求めているのか、それとも協調性を求めているのか。」 「研究医を育てたいのか、臨床医を育てたいのか。」 アドミッション・ポリシーからそれを読み解き、自分の過去の経験や言動を、そのポリシーに沿った形で表現できるように言葉を磨いていきました。
県の医療計画で、データという最強の武器を手に入れる
2つ目は、「受験する県の『医療計画』を読み込む」ということです。 これは特に、地方の国公立大学や地域枠を受験する方には絶対におすすめしたい方法です。
インターネットで「〇〇県 医療計画」と検索すると、県が発行している分厚いPDFの資料が出てきます。 そこには、その県が抱えているリアルな医療課題が、数字やデータとともに克明に記されています。 私が面接で話した「人口10万人あたりの医師数」や「奥越、丹南、嶺南の状況」といった具体的な情報も、すべてこの県の医療計画から引っ張ってきたものです。
面接官である教授たちは、当然その県の医療政策と密接に関わりながら仕事をしています。 だからこそ、受験生が県の医療状況をデータレベルで正確に把握していることを示せば、「この子はただの思いつきではなく、本気でこの地域で働くことを考えているんだな」と、一気に信頼度が増すのです。
オープンキャンパスの活用と、裏技的YouTubeチャンネル
3つ目は、「志望大学のオープンキャンパスに必ず参加する」ということです。 オープンキャンパスは、大学の雰囲気を見るだけのお祭りではありません。 教授の講演会で「どういう学生を求めているか」という生の声を聞き出したり、実際に通っている先輩の医学生を捕まえて、パンフレットには載っていないリアルな学生生活や受験の情報を聞き出せる、絶好のチャンスの場です。 私も、ここで教授が発した「愛のある医療」という言葉を面接の軸にすることができました。
そして4つ目。これは少し特殊かもしれませんが、地域枠を受験する方にぜひ見ていただきたいものがあります。 それは、YouTubeにある「国立大学医学部長会議」というチャンネルです。 このチャンネルでは、全国の国立大学の医学部長の方々が、地域枠の制度の意義や現状の課題について、非常に詳しく、そして熱くお話しされています。 活字の資料を読むだけでは分かりにくい地域医療の深い部分について、トップの方々の生の声で学ぶことができるため、面接の前にこれを見ておくと、地域医療に対する理解の解像度が劇的に上がると思います。
オープンキャンパスのトラウマと、1ヶ月の特攻スケジュール

周りの圧に押し潰された現役時代の後悔
ここで、少し恥ずかしい私の失敗談をお話しさせてください。 先ほど「オープンキャンパスに行け」と偉そうに言いましたが、実は私は現役時代のオープンキャンパスで、大失敗をして痛い目を見ています。
現役の時、私は「とりあえず行けば何か分かるだろう」という軽い気持ちで、何の準備もせずにオープンキャンパスの質問コーナーに参加しました。 すると、どうでしょう。 周りの高校生や浪人生たちが、「貴学の〇〇という研究についてですが〜」「カリキュラムのこの部分について先輩はどうお考えですか?」と、ものすごく高度で具体的な質問を次々と先輩たちに浴びせていたのです。
その圧倒的な熱量と知識の差を目の当たりにした私は、完全に気後れしてしまいました。 「こんなレベルの高い人たちの中で、自分が質問できることなんて何もない…。」 結局、限られた貴重な時間の中で、私は周りの圧に完全に負けてしまい、手を挙げることもできず、ただ黙って座っているだけで終わってしまったのです。 帰り道、「なぜ自分はあんなに無力だったんだろう」と、ものすごく悔しい思いをしました。
疑問点をノートに整理した浪人時代の雪辱
その現役時代の苦い経験があったからこそ、浪人時代の私は変わりました。 「絶対に同じ失敗は繰り返さない。」 そう誓った私は、オープンキャンパスに行く前に、大学のパンフレットやホームページを穴が開くほど読み込みました。 そして、「自分が本当に知りたいこと」「面接のネタになりそうなこと」などの疑問点を整理し、ノートに入念に質問リストを作り上げてから、オープンキャンパスに臨んだのです。
事前の準備という鎧を着ていたおかげで、浪人時のオープンキャンパスでは周りの雰囲気に飲まれることなく、堂々と手を挙げて、自分が聞きたかったことを先輩に質問することができました。 「なんとなく参加する」のと「目的を持って参加する」のとでは、得られる経験値が天と地ほど変わります。 皆さんも、何かイベントに参加する時は、必ず自分なりの「問い」を持って挑むようにしてください。
共通テスト後、面接対策に「全振り」した1ヶ月
最後に、私が医学科の面接対策にどれくらいの期間をかけたのかについてお話しします。 これは、私自身でも「かなり特殊で思い切った方法をとった」と自覚しているスケジュールですので、あくまで一つの例として聞いてください。
私は福井健康推進枠という「推薦入試」に自分の合格のすべてを懸けていました。 そのため、1月13日と14日に行われた共通テストの受験を終えた翌日から、2月10日に行われる推薦入試の面接試験本番までの「ほぼ1ヶ月間」を、完全に面接の対策だけに充てたのです。
数学や理科の二次試験の難しい問題を解く手を一旦止め、毎日毎日、県の医療計画を読み込み、想定質問に対する回答を練り直し、学校や予備校の先生を捕まえては模擬面接を繰り返す日々でした。 「もしこれで推薦に落ちて、前期試験を受けることになったら、1ヶ月間勉強の勘が鈍っているから絶対に落ちる。」 そんな恐怖とも戦いながらの、まさに背水の陣のスケジュールでした。
結果として私は推薦で合格できたので良かったのですが、一般的な前期試験で面接を受ける皆さんは、私のように面接対策だけに全振りすることはできません。 前期の重たい筆記試験の勉強と、面接試験の対策を、同時並行でバランスよく進めなければならないという、非常に過酷な状況に置かれます。
「そうは言っても」、焦る必要はありません。 面接対策は、机に向かってガリガリ勉強する合間の、ちょっとした息抜きや気分転換の時間に進めることもできます。 通学の電車の中で県の医療計画のPDFを読んだり、お風呂の中で志望動機をブツブツと口に出して練習したり。 日々の細切れの時間を上手に使いながら、少しずつ「自分だけの言葉」を紡いでいってください。
終わりに 自分の言葉で語る勇気を持とう
今回は、福井大学医学科の面接室でのリアルなやり取りから、オープンキャンパスでの痛い失敗談、そして1ヶ月間面接対策に全振りした泥臭いスケジュールまで、私の経験をたっぷりと語らせていただきました。
読者の皆さんが今抱いている「面接でうまく話せるだろうか」「自分の志望動機は薄っぺらいのではないか」という焦りは、私が現役時代にオープンキャンパスの会場で一人ポツンと立ち尽くしていた時の感情と全く同じものです。
「というわけで」、今日お話ししたすべての経験から、私が皆さんに一番伝えたい結論はこれです。 「医学部の面接は、決して完璧な人間を演じるための舞台ではない。徹底的な下調べという誠意を見せ、等身大の自分の言葉で面接官とキャッチボールをする場である。」
パンフレットの言葉を丸暗記しただけの綺麗な志望動機は、少し突っ込まれただけで簡単に崩れ去ります。 しかし、自分で足を運んで聞いた教授の言葉、県民のリアルな声、そして分厚い医療計画から拾い上げたデータ。 それらを不器用でもいいから自分の中で噛み砕き、本心から語る言葉には、必ず面接官の心を動かす不思議な力が宿ります。
面接の練習で厳しいことを言われて落ち込む日もあるかもしれません。 周りの受験生が自分より遥かに立派に見えて、逃げ出したくなることもあるでしょう。 でも、大丈夫です。あなたが本気でその大学に行きたい、その地域で働きたいと願い、そのための準備を怠らなければ、その熱意は必ず相手に伝わります。
忙しい受験期間、筆記試験の勉強との両立で本当に大変な時期だと思います。 しかし、面接対策を通じて自分の将来の医師像と深く向き合う時間は、必ずあなたがこれから医療の道を歩む上での強固な道標になってくれます。 どうか、自分自身を信じ、自分の紡いだ言葉に自信を持って、面接室の扉を堂々と開けてきてください。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!あなたの挑戦を、福井の地から心より応援しています! 一緒に頑張りましょう!
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