こんにちは!
神戸大学医学部医学科4回生の真太郎と申します!
私は公立高校から現役で医学部受験に挑み、現在は神戸大学医学科にご縁をいただいて、充実した医学生としての日々を送っています。本日はよろしくお願いいたします。
今日はこんなことを書きたいと思います。 医学部を目指す受験生の皆さんにとって、最大の精神的なハードルとなる「模試の判定との向き合い方」。そして、日々の勉強の効果を飛躍的に高める「インプットの罠からの脱却と、音読という最強のアウトプット法」についてです。
一般的に、受験界隈では「医学部に現役合格するためには、高校3年生の春から常にA判定やB判定を取り続けなければならない」という常識が語られがちです。また、勉強法においても「授業をしっかり聞いて、分かりやすい参考書を何度も読み込めば成績は上がるはずだ」というような風潮があるように感じます。
しかし、私はその二つの考え方に対して、少しだけ疑問と新しい視点を持っています。 今日は、私が公立高校という進度の遅い環境の中で、秋の冠模試(大学別の実践模試)でD判定を叩き出しながらも、どのようにしてパニックにならずに冷静さを保ったのかというリアルな思考回路をお話しします。 さらに後半では、多くの受験生が陥る「分かった気になっているだけのインプットの罠」を、大人気アニメの例えを用いて紐解き、私が英語の成績を劇的に伸ばした「五感を使った音読法」について、たっぷりと語っていきたいと考えています。
今、果てしなく高い医学部の壁を前にして、毎日机に向かっている中高生の皆さん。 そして、朝から晩まで予備校の重苦しい空気の自習室にこもり、「模試の判定がずっとE判定で、もう諦めた方がいいのだろうか」「毎日こんなに参考書を読んでいるのに、いざテストになると全く問題が解けなくて絶望している」と、見えない未来への恐怖に不安を抱きながら浪人生活や再受験に挑んでいる社会人や浪人生の皆さん。
「返ってきた模試の成績表を開く手が震え、そこに無情にもプリントされた『E判定』という文字を見た瞬間、自分のこれまでの努力がすべて否定されたような気がして、目の前が真っ暗になってしまう」 「分かりやすいと評判の映像授業を見て、先生の鮮やかな解法に『なるほど!そういうことか!』と感動したはずなのに、翌日同じ問題を解こうとすると、手がピタッと止まってしまい激しく落ち込む」 「英語の長文読解で、単語の意味はなんとなく分かるのに、文章全体の意味が全く掴めず、ただ時間だけが過ぎていって焦りばかりが募る」 そんな風に思い悩んでしまうこと、ありますよね。そのお気持ち、私には痛いほどよく分かります。 私も受験生時代は、模試の成績表を見ては深いため息をつき、分かったつもりになっていた数学の問題が解けずに自分に腹を立てていた、ごく普通の高校生だったからです。
しかし、私が悩み抜いた末に神戸大学医学科に現役合格できた道のりを振り返ってみると、決して「最初から最後まで模試で無双し続けたから」でも、「特別な天才的な頭脳を持っていて、一度見たものをすべて暗記できたから」でもないという真実が見えてきます。 今日は、皆さんが心の中に抱えている「なぜ模試の判定が上がらないのか」「なぜ勉強しているのに解けないのか」という深い不安に優しく寄り添いながら、明日からの勉強が少しでも前向きになるような、心がスッと軽くなるヒントを、私のリアルな経験を交えてお話しさせていただきます。
模試の判定という魔物。D判定からの現在地確認

浪人生の分厚い壁と、公立高校の残酷なハンデ
医学部受験において、自分の現在の立ち位置を測るために欠かせないのが「模試」です。 私は高校時代、主に駿台予備学校に通っていたため、定期的に開催される駿台模試を受験していました。
高校3年生の春。いよいよ本格的な受験生としての生活がスタートし、「よし、最初から良い判定を出して勢いに乗るぞ」と意気込んで最初の模試に臨む人は多いと思います。 しかし、現役生を待ち受けているのは、あまりにも残酷な現実です。 返却された二つ折りの成績表を恐る恐る開くと、そこには「E判定」や「D判定」といった、見たくもないアルファベットが容赦なく並んでいます。
「こんなに毎日勉強しているのに、どうして全く結果が出ないのだろう。」 そうやって、春の段階で心を折られてしまう現役生は数え切れません。 しかし、ここで皆さんに知っておいていただきたい、大切な事実があります。
それは、「高校3年生の春や夏の段階では、1年間多く勉強を積み重ねてきた浪人生の成績が圧倒的に良いのは、当たり前のことである」ということです。 彼らはすでに全範囲の学習を終え、演習を重ねているのですから、まだ全範囲を習い終わっていない現役生が太刀打ちできないのは、ある意味で自然な現象なのです。
さらに、私には「公立高校出身」という、進度における大きなハンデがありました。 中高一貫の私立高校に通うライバルたちが、高校2年生の段階で高校の全範囲を終わらせて受験対策に入っている一方で、私の通っていた高校では、理科の全範囲の授業が終了したのが、なんと高校3年生の11月頃だったのです。 つまり、春や夏の模試で出題される理科の問題の半分以上は、まだ学校で習っていない「未知の領域」でした。 習っていない問題が解けないのは当然であり、そこでE判定が出ることも、火を見るより明らかなことだったのです。
秋の冠模試でD判定。それでも絶望しない理由
「とはいえ」、季節が秋になり、受験本番が近づいてくると、少し状況が変わってきます。 私は秋に、河合塾の「神大オープン」と、駿台の「神大実戦」という、神戸大学志望者が集まる二つの大きな冠模試を受験しました。 これらの模試は、本番の入試と同じ形式、同じレベルで作られており、受験者のほとんどが神戸大学を第一志望にしているという、非常に精度の高い模試です。
「この時期になれば、さすがにC判定くらいは出るだろう。」 そう少しだけ期待して結果を見たのですが、私の判定はやはり「D判定」がほとんどでした。たまに奇跡的に「C判定」が出るくらいで、とても安心できるような成績ではありませんでした。
普通なら、秋の冠模試でD判定を出してしまえば、「もう神戸大学は諦めて、志望校を下げるべきなのではないか」と絶望してしまう時期だと思います。 しかし、私はそこで一喜一憂することなく、そして志望校を下げることもありませんでした。
なぜなら、私は模試の判定の「からくり」を冷静に分析していたからです。 冠模試でA判定やB判定を取っている人たちの中には、実は神戸大学を第一志望にしていない人たちがたくさん含まれています。 例えば、東京大学や京都大学、あるいは大阪大学の医学部を第一志望にしている超トップ層の受験生たちが、「問題の傾向が似ているから」とか「滑り止めの確認として」という理由で、神大の冠模試を受けに来ることが多々あるのです。
私は成績表を見ながら、こう考えていました。 「この上位層の人たちは、本番では神大を受けない可能性が高い。ということは、全員が全員ライバルになるわけではないのだ。本当に神大を受ける人たちの中で、自分は今どの位置にいて、あと何人を抜けば合格ラインに滑り込めるのだろうか。」
模試のアルファベットだけに感情を振り回されるのではなく、母集団の性質を冷静に判断し、自分の本当の現在地を客観的に受け止めること。 それが、D判定やE判定という魔物に飲み込まれずに、最後まで戦い抜くための大切なマインドセットだと私は考えています。
もちろん、良い判定は素直に喜んでいい
少し厳しい現実のお話をしてしまいましたが、もちろん、模試で良い判定が出た時は、心の底から素直に喜んでいいと思います。 もしあなたが努力の末にB判定やA判定をもぎ取ったのなら、それは間違いなくあなたの実力が本物である証拠です。 「よし、このままの調子で最後まで駆け抜けるぞ!」と、大いに自信を持ってください。
判定はあくまで判定です。今のあなたの実力を映し出す鏡のようなものでしかありません。 大切なのは、その鏡に映った自分から目を逸らさず、「あとどれくらい点数を伸ばせば合格ラインに届くのか」を具体的に計算し、日々の計画に落とし込んでいくことなのです。
共通テスト模試の徹底分析と、逆算の戦略
点数に振り回されず、弱点をあぶり出す
模試との向き合い方において、もう一つ受験生を悩ませるのが「共通テスト模試」です。 マークシート方式のこの模試は、点数がはっきりとパーセンテージで出るため、「今回は8割を超えた!」「今回は7割を切ってしまった……」と、2次試験の記述模試以上に一喜一憂してしまいがちです。
しかし、私が共通テスト模試を受けた時に最も重視していたのは、全体の点数や判定ではありませんでした。 「自分は今、どの教科の、どの分野で点数を落としているのか」という、弱点のあぶり出しと分析の作業です。
例えば、当時の私には明確な苦手科目がありました。 それは、「英語のリーディング」です。 単語や文法の知識はそれなりにあるはずなのに、いざ共通テストの形式になると、どうしても時間が足りなくなってしまうのです。 膨大な量の英文を読まされ、図表やグラフと照らし合わせながら正解を見つける。あの特有の形式に対応できず、いつも最後の長文を塗り絵のように適当にマークして終わっていました。
また、物理と化学についても、明確な課題が見つかりました。 物理は、普段使っている市販のワークや問題集の標準的な問題であれば、公式を使ってスラスラと解くことができます。 しかし、共通テストの物理は、日常の現象に絡めた問題や、初見の実験データを読み解かせるような、2次試験とは全く違うベクトルからの思考力が求められます。そこに対応する力が、私には圧倒的に不足していました。
化学に関しても、複雑なモル計算などは得意だったのですが、教科書の隅に載っているような知識問題や、正誤判定問題でポロポロと失点していることに気がつきました。 「計算ができても、基礎的な知識が抜けているから点数が安定しないのだな」と、自分の弱点をはっきりと自覚することができました。
失点の理由を言語化し、対策を立てる
模試の復習において一番大切なのは、この「失点の理由を細かく言語化すること」です。 「英語が悪かった」「化学ができなかった」という大雑把な感想で終わらせてはいけません。
「なぜ、この大問で点数を落としたのか。」 「知識が足りなかったからなのか、それとも計算ミスなのか、あるいは時間配分を間違えたからなのか。」 その原因を徹底的に突き止め、次の模試までにどういうアプローチで改善していくのかを具体的に考えるのです。
英語のリーディングであれば、「いかに短い時間で膨大な英文の中から、解答に必要な大切な情報だけをつまみ出して読むことができるか」が勝負になります。 私はそこから、速読のトレーニングや、設問を先に読んでから本文にアプローチするというテクニックの練習に力を入れるようになりました。
化学の知識問題であれば、「計算演習は一旦ストップして、教科書や図録を隅々まで読み返し、知識の抜け漏れを徹底的に埋め直そう」という計画を立てました。
模試というのは、あなたを評価して傷つけるためのものではありません。 あなたが本番で致命傷を負わないように、事前に弱点を教えてくれる「健康診断」のようなものです。 E判定まであと何点か、D判定まであと何点か。目標のラインを明確にし、そこに到達するために「どの教科で何点伸ばすか」を逆算して勉強する。 この冷静な分析こそが、医学部合格への最短ルートになるのだと私は確信しています。
分かった気になる恐怖。アニメの記憶とインプットの罠

よし、分かった!という危険な高揚感
さて、ここからは勉強の「質」に関するお話をしていきたいと思います。 皆さんは、日々の勉強の中で、こんな経験をしたことはありませんか。
学校の授業や予備校の映像授業を見て、先生が黒板で解説する鮮やかな解法に、「なるほど!そういう風に解けばいいのか!」と目から鱗が落ちるような感動を覚える。 あるいは、分厚い参考書を読んで、「この歴史の背景にはこういう理由があったのか」と深く納得し、自分がものすごく賢くなったような高揚感に包まれる。
これらは、勉強をしていてとても気持ちの良い瞬間ですよね。 「今日はすごく良い勉強をしたな」と、大きな達成感を感じるはずです。 「とはいえ」、実はこの「よし、分かった!」と満足してしまう状態こそが、受験勉強において最も恐ろしい「インプットの罠」なのです。
ワンピースの必殺技、言えますか?
このインプットの罠の恐ろしさを、少し身近な例えでお話ししたいと思います。 皆さんは、漫画やアニメを見ますか?私は最近、大人気漫画の『ワンピース』を最初から読み返しています。
ワンピースを読んでいる時、手に汗握る展開や、ルフィたちが強敵を倒す熱いシーンに、「うわー、めっちゃかっこいい!」と大興奮しますよね。 その瞬間は、間違いなく物語の内容を完全に理解し、感情移入しているはずです。
しかし、数日後に学校で友達とワンピースの話になったとします。 「最近ワンピース読み返してるんだよねー」 「え、まじ?じゃあさ、あのドフラミンゴと戦った時、最後にルフィがトドメを刺した必殺技の名前、何だったか覚えてる?」
そう聞かれた時、皆さんは即座に答えられるでしょうか。 「えっと……なんだっけ。あの、空を飛んで、すごい大きい拳でドーンってやるやつ……大猿王銃(キングコングガン)だっけ?あれ?バウンドマンだっけ?」
あんなに興奮して読んで、「完全に分かった」と思っていたはずなのに、いざ何も見ずに思い出そうとすると、正確な名前や細かいディテールが全く頭から出てこないのです。 これと全く同じ現象が、皆さんの日々の勉強の中でも起きています。
数学の解答を読んで満足する受験生たち
授業を聞いたり、参考書を読んだりしている時は、皆さんの脳はワンピースを読んでいる時と同じように、「分かった気になっている」だけなのです。 情報のシャワーを浴びてインプットをしている段階では、知識はまだ脳の表面をツルツルと滑っているだけで、深く定着してはいません。
この罠に最もハマりやすいのが、数学の勉強です。 難しい問題に直面した時、5分考えて分からないからと、すぐに解答解説を読み始める人がいます。 そして、その丁寧な解説を上から順に読んで、「ふむふむ、ここでこの公式を使って、こう変形するのか。なるほど、完全に理解したぞ」と満足して、その問題を終わらせてしまうのです。
これは、数学における「一番やってはいけないダメな勉強法」だと私は断言します。 解説を読んで理解した気になっても、1週間後にもう一度同じ問題を出されたら、絶対に解くことはできません。最初の1行目の式すら書けずに、手がピタッと止まってしまうはずです。
なぜなら、それは「人の作った解答を読んで納得しただけ」であり、「自分自身の頭を使って、ゼロから解答をひねり出す訓練」をしていないからです。 本当に実力をつけたいのなら、解説を読んで理解した後に、必ず解答を閉じ、真っ白な紙に向かって「1から自分の手で解答を作成してみる」という作業を行わなければなりません。 自らの手を動かし、自らの言葉で表現する。この「アウトプット」の作業を経て初めて、知識はあなたの血肉となるのです。
最強のアウトプット。五感を使った音読法

音読は本当に効果があるのか?
では、具体的なアウトプットの方法として、どのようなものがあるのでしょうか。 今回、私が皆さんからいただいた質問の中で、「音読・アウトプット勉強法は本当に効くのか?」というものがありました。
特に英語の長文読解において、「声に出して読む音読」という勉強法は、昔から多くの先生たちによって推奨されています。 しかし、受験生の中には「声に出して読むなんて時間がかかるだけだ」「黙読の方が圧倒的に速いし、意味があるとは思えない」と、音読を軽視している人が少なくないように感じます。
これに対する私の結論を、はっきりとお伝えします。 「音読は、本当に効きます。効くというレベルではなく、間違いなく劇的な効果があります。」
私は受験生時代、少なくともこの音読という方法を取り入れたことで、英語の成績を飛躍的に、そして確実に引き上げることができました。 では、私が実際にどのように音読を取り入れていたのか、その具体的な方法と理由をお話ししたいと思います。
寝る前の10分間。英語を日常に溶け込ませる
私が音読を本格的に始めたのは、高校3年生の夏休みが明けた頃からでした。 毎日の勉強のルーティンとして、私は寝る前に必ず英語の長文問題を1題解くように決めていました。 そして、その日解いたばかりの長文の解説を読み、構造を理解した上で、その文章を寝る前に「2回から3回、声に出して読む」ということを毎日の日課にしたのです。
なぜ、黙読ではなく音読が良いのでしょうか。 それは、人間が持っている「五感」をフル活用できるからです。
黙読している時は、私たちは「目」という視覚情報しか使っていません。 しかし、音読をするとどうなるでしょうか。 目で文章の文字を追い、それを口の筋肉を動かして「声」に出し、さらに自分が発したその音を「耳」で聞くことになります。 視覚、運動覚、聴覚という複数の感覚器官を同時に刺激することで、脳のより広い領域が活性化され、記憶への定着率が格段に跳ね上がるのです。
毎日寝る前に、ブツブツと英語を声に出して読む。 これを続けていると、だんだんと英語という言語のリズムや語順が、自分自身の体に染み込んでくるのが分かります。 ただの試験科目だった英語が、自分自身の「生活の一部」に変わっていくような感覚です。 英語の成績を伸ばすためには、この「英語に日常的に触れ、慣れ親しむ」という感覚が非常に重要なのだと思います。
棒読みは厳禁。構造を意識した精読の延長
「というわけで」、音読が素晴らしい勉強法であることはお伝えしましたが、ここで一つ、絶対に守っていただきたい注意点があります。 それは、「ただの棒読みになってはいけない」ということです。
文字面だけを目で追って、お経や呪文のようにただ声に出しているだけでは、残念ながらどれだけ時間をかけても効果は薄いでしょう。 音読をする際に最も意識しなければならないのは、「文章の構造と意味を頭の中でリアルタイムに処理しながら読む」ということです。
具体的にはどういうことでしょうか。 例えば、英語の文章を読む時に、SVO(主語・動詞・目的語)の基本構造をしっかりと頭の中で把握しながら読み進めます。 「あ、ここに修飾語句があるな。この長い関係代名詞の節は、前のこの名詞を説明しているんだな」とか、「ここにはカンマがあるから、挿入句が入っているな」といった、修飾・被修飾の関係を明確に意識するのです。
さらに、英語特有の構文や、「ここでは倒置法が起きて主語と動詞が入れ替わっているな」といった特殊なルールにも気を配ります。 大学受験の長文問題において、設問で和訳を聞かれたり、内容説明を求められたりする箇所というのは、大抵の場合、こういった「受験生が引っかかりやすい、少し複雑な構造や構文」が使われている部分です。 「あ、出題者はきっとこの部分の構文が分かっているかを聞きたいんだな」という出題者の意図まで考えながら読むことができれば、それはもう完璧な音読と言えます。
継続は力なり。読むスピードの劇的な進化
「こんなに色々考えながら読むなんて、難しそうだな」と思われるかもしれません。 最初は、つっかえたり、意味が取れずに立ち止まったりして、時間がかかると思います。 しかし、毎日続けていけば、必ず慣れてきます。
私自身、この「構造を意識した音読」を毎日続けていくうちに、英語の長文を読むスピードが、自分でも驚くほど速くなっていきました。 なぜなら、英語の語順のまま、前から順番に意味の塊(チャンク)を処理していく脳の回路が出来上がったからです。 以前は長い文章を見ると途中で主語が何だったか分からなくなり、何度も戻り読みをして時間をロスしていましたが、音読を続けてからは、文の構造を見失うことが極端に少なくなりました。
音読にかかる時間は、1日たったの10分程度です。 決して大きな負担になるような時間ではありません。 皆さんも、寝る前にベッドの中でスマートフォンをダラダラと見てしまう時間があるのなら、その10分間を英語の長文の音読に当ててみてください。 その小さな毎日の積み重ねが、数ヶ月後、あなたの英語力を信じられない高みへと引き上げてくれるはずです。
終わりに:自分の頭と体を信じて、前へ進もう
今回は、医学部受験における模試の判定との冷静な向き合い方、そしてインプットの罠を打ち破るためのアウトプットの重要性と、最強の音読法について、私のリアルな経験をもとにお話しさせていただきました。
読者の皆さんが今抱いている「模試のD判定を見て心が折れそうになる」「解説を読んだ時は分かったのに、いざテストになると解けなくて自分に嫌気がさす」という深い葛藤と不安は、私がかつて自習室の机で、終わりの見えない不安に震えながら毎日感じていた感情と全く同じものです。
今日お話ししたように、模試の判定は、決してあなたを絶望させるためのものではありません。 浪人生の存在や進度の遅れという現実を冷静に受け止め、自分の現在地と弱点をあぶり出すための、最高の分析ツールとして使い倒してください。 そして、授業を聞いて「分かった気になっている」だけの危険な状態から抜け出してください。 ワンピースの必殺技が思い出せないように、インプットだけでは知識は定着しません。 必ず自分の手を動かして白紙に解答を作り、寝る前の静かな部屋で、五感をフルに使って英語を声に出して読んでください。
周りの優秀に見えるライバルたちの成績や、分厚い参考書を何冊もこなしている姿に、無駄に焦る必要はありません。 あなたの最大の武器は、自分の弱点から目を逸らさずに分析する冷静な頭脳と、毎日10分の音読を地道に続けられる継続力です。
長く苦しい受験生活、心が折れそうになる日もたくさんあると思います。 しかし、あなたが今、悔し涙をこらえながら見つめている模試の成績表も、喉を枯らしながら音読した英語の長文も、必ず将来、患者さんを救うための確かな実力へと変わります。
どうか、焦らず、自分自身の頭と体が覚えた感覚を信じて、今日やるべき目の前の一問に全力で向き合ってください。 あなたが納得のいく結果を掴み取り、笑顔で医学部の門をくぐれることを、神戸の地から心より応援しています。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。 一緒に頑張りましょう!
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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